天狗平
このあたり一帯を天狗平と呼んでいます。
正面の建物が立山高原ホテルです。
その右奥が天狗平山荘のようです。
立山スカイラインがヘビのように曲がりくねっています。
大きな雲
右からいきなり大きな雲が押し寄せてきました。
地震で押し寄せてくる津波のようです。
瞬く間にホテルや山を飲み込んでしまいました。
自然はいろんな場面を演出してくれます。
タテヤマアザミ
タテヤマアザミが咲いていました。
里に咲くアザミほどトゲが鋭くありません。
ホウが反り返っているのが特長です。
アザミもいろいろ住み分けているようです。
カエデ
見事なカエデの紅葉がありました。
ガスがかかって空がはっきりしません。
黒から赤、そして黄色に変化するところです。
光が強くなく返って柔らかい感じがしました。
登山道
やや緩やかな登山道が続きます。
こちらにもガスが押し寄せてきました。
一瞬にして周りが見えなくなります。
視界が5m以下になると見えるのは足元だけです。
まさにホワイトアウトの世界です。
剱御前
振り返って剱御前のほうを見ました。
ガスは上ってきていますが、まだ青空がみえます。
このあと、山は見えなくなりました。
弥陀ヶ原
天狗平の下は弥陀ヶ原といいます。
ここにも大きな雲が湧いています。
谷の下を称名川が流れています。
これを辿って行けば称名の滝に出られます。
立山
立山にも雲がかかっていますが、山が額縁の絵のように
みえました。
上には雲の輪もみえます。
雲がいろいろ変化して楽しませてくれました。
タテヤマリンドウ
足元に小さな花が咲いていました。
タテヤマリンドウです。
ミヤマリンドウは1本の茎にたくさん花を咲かせますが、
これは一つの花しか咲かせません。
淡いブルーがきれいでした。
チングルマ
チングルマが岩にびっしり生えていました。
葉っぱが真っ赤に紅葉しています。
ここにはまだ穂が残っていました。
風に揺れて秋を惜しんでいるようでした。
ガス
後ろを振り返ってみました。
誰もきません。
ガスが広がって先ほどまで見えていた山も
消えてしまいました。
奥大日岳
前方に人が立っています。
あそこが奥大日岳の頂上のようです。
ガスが広がって何も見えません。
もうすぐ頂上です。
明日(30日)から二日間、中山道を歩きます。
9月に中津川まで歩いているので、今回はそこから先を歩きます。
経費節減のため、名古屋まで夜行バスで往復します。
またしばらくみなさんのところにご訪問できませんが、ご容赦ください。