五竜への道
少し五竜の方向に歩いてみました。
いきなりクサリ場が現れました。
このあたりは牛首と呼ばれているところです。
雲の上
この先にもかなり長いクサリ場が続いています。
ここから五竜山荘までは2時間30分くらいです。
途中に大きな岩場の下りもあります。
1度歩いていますが、なかなかハードな道でした。
祖母谷への道
祖母谷(ばばだに)温泉に降りるルートが見えています。
ここから約7時間くらいかかるロングコースです。
途中、かなり荒れているところもあるようです。
祖母谷温泉から欅平までは約1時間です。
そこからトロッコに乗って宇名月まで出ることができます。
途中までで山荘に引き返しました。
小屋の周辺にはガスが湧いたり消えたりしています。
夏山のような雰囲気でした。
唐松岳
翌日の天気がわからないので、再度唐松を見上げました。
どっしりしたよい姿の山です。
もう頂上には人がいないようです。
ハクサンフウロ
足元にピンクの花が咲いていました。
ハクサンフウロです。
加賀の白山で最初に発見されました。
夕方にはしぼむ花ですが、歓迎してくれていたようです。
剱岳と立山
正面に剱岳が姿を現してきました。
右の高い山が剱岳、左の平らな山が立山です。
この向こうが日本海です。
五竜岳
左手に五竜が見えてきました。
どっしりとした大きな山です。
その奥に鹿島槍がみえるハズですが、雲の中でした。
夕食
夕食メニューです。
最近の小屋はヘリコプターで物資を運ぶせいか、昔から
比べたら、随分よくなりました。
山の中で魚がでるのは嬉しいです。
ご飯と味噌汁はお代わりできます。
食堂
食堂もすっかりリニューアルされてきれいになっていました。
どこかのホテルのようです。
小屋の食事は大体夕食が午後5時、朝食が午前5時と決まっています。
山を見ながらの食事は美味しいです。
宿泊者は思ったより少ないようでした。
日没
夕食を済ませ、外に出てみました。
この時期の日没は午後5時20分くらいです。
もう少しで沈むようです。
唐松岳
唐松がだんだんとシルエットになってきます。
その奥に不帰嶮がきれいに見えています。
明日は期待できそうです。
剱岳
剱岳と立山の少し赤くなってきました。
あれほど湧いていたガスもどこかに消えてしまいました。
気温は5度くらいに下がっていましたが、それほど寒くは
ありません。
夕日
しばらくすると真っ赤な太陽が現れました。
少しずつ沈んでいきます。
山で見る夕日は格別のものがあります。
静かな時間が流れました。
夕焼け
カメラを引くとこんな感じです。
空の色が茜色に染まってきます。
奥の山は毛勝三山です。
富山の黒部あたりからよく見えます。
夕焼けは太陽が沈んでからでも空の色が楽しめます。