始まりは、茶道関係の某プログだった。
一位(イチイ)の木で作った香合が紹介されていた。
それが、上の写真で、7月20日頃。
そして、7月下旬から8月初めにかけて、上橋菜穂子さんの「鹿の王」を
読んでいたら、その4巻目の最後の方で、登場人物の一人サエが、
「、、イチイの弓を捨てます、二度と郷には戻りません」という場面があった。
サエは、弓の名手である。
次は、先日読んだ「峠うどん物語」(下巻)の第8章わびすけの中で、木札が
出てきた。「御予約席」と書かれた(うどん屋で使う)、その木札である。
わびすけさんが言うのである。「イチイの木の無垢板だ、表札にも使える板だ」
イチイの木が3つ重なった。。
で、調べると、、私がよく利用するWebsite「季節の花300」にも、バッチリ載っていた。
更に、ウィキペディアでチェックすると、以下のようなことが書いてあった。
*材は良質で、建築材、鉛筆、工芸品、机の天板、天井板等に使われる
*年輪の幅が狭く緻密で、狂いが生じにくいので加工しやすい、光沢があって
美しいという特徴がある
*アイヌは、イチイを狩猟用の弓を作る材料として使用した
*昔、貴族の持つ「笏(しゃく)」を飛騨の位山(くらいやま)にあるこの木で作り、
朝廷から官位の「一位」を賜ったことから「一位」の名前になった
*上記から「笏の木(しゃくのき)」の別名がある
*「あららぎ」の別名もある
*貴族さんが持つ、あの板、「笏(しゃく」というのねえ、、知らんかった、、