ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

堆黄(黄色い漆)

2017-09-25 16:01:08 | 茶道具
「利休の茶杓」という本を読んだ。
(文春文庫、山本兼一)

6編の短編集だが、その最初が「よろこび百万両」という話だ。
その中に、七寸の丸い平たい堆黄菓子器が出てきた。

堆朱や堆黒はよく聞くし、実際、その香合や棗を見たことがある。
が、堆黄- 黄色い漆を重ね塗りしたものは見たことがない。
ちょっと、興味が出て、Googleで調べてみた。


(堆黄蟷螂香合、中国明時代15世紀)(栃木県立美術館)


(龍堆黄盆、明時代)((東京国立博物館)

記事を読むと、やはり、黄色い漆というのは珍しいらしい。
私が見たことがない、、というのも無理はないわけだ。

いや、勉強になりました。
山本兼一さん、3年前に急死されて惜しいことです。私より一つ年下。
茶道や道具類に造詣が深かっただけに惜しまれます。
(尚、氏の直木賞受賞の「利休にたずねよ」も、以前読みました、どちらかというと
この「とびきり屋見立て帖」シリーズの方が、わたしゃ好きですな)
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藪萱草

2017-09-25 15:48:15 | 花・黄色とオレンジ色

(9月23日、The Gardens at Lake Merritt in Oakland)

野萱草は一重咲きだけど、藪萱草は八重咲き。
上の写真でよくわかる。
下の写真は野萱草。8月19日、Lake Merritt周辺で撮ったもの。
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