ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

大西清右衛門美術館

2015-04-03 20:43:14 | 京都

(う~ん、いいチラシだ、、)

3月14日午後、上京区油小路通の楽美術館を出た後、徒歩で中京区の大西清右衛門美術館を目指した。
途中、御池通を過ぎた辺りからちょっと東側の新町通へ入る。
そして、更に、その新町を、三条通にぶつかった後、少しだけ西側に入ると釜座町だ。
すぐに大西美術館は見つかった。


釜座町は、「かまんざまち」と読む。
その名の通り、かつては、釜師が軒を連ねていた町。
今は、大西家のみ。
ここも、楽家同様、400年以上続く家。
当代は16代清右衛門氏である。

チラシもGood、雰囲気もGoodー。
人もおらず、じっくり鑑賞する条件は揃っていた。
が、、問題がー。
目の焦点が合わず、ガラス越しに見る文字が読めない。
(活字のサイズも小さめだった)
(照明も暗め)
釜肌や文様も、さっぱり見えない現象が、我が身に起こってしまった。
ちょうど、近眼と老眼の間のブラックスポットに落ちた感じ。
(大きなパネルやDVDの映像はOkayだったが)

美術鑑賞には、双眼鏡や単眼鏡が必要ですね。
特に、単眼鏡。
作品までの距離が20、30cm以内だったら単眼鏡。
それも、小型。
三井記念美術館で使っている人を見ました。
あれは、イイと思う。。
(次回は、必ず、これを用意しておこう)

油小路、新町、釜座、、と、この辺りは、町家が随分残っており風情があって大変宜しい。。

(花屋)


(ワインバー)

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私の楽茶碗

2015-04-03 15:02:43 | 茶道具
誤解を恐れず言ってしまえば、茶人にとって(私は茶人の端くれほどもないが)、楽茶碗とは特別なものだ
と思う。
すべてではないにしろ、ここを押さえておけば、他の茶碗に応用できる。。
と、これは、私の動物的な勘。
或いは、全くのハッタリ。

侘茶の大成者千利休(プロデューサ)と、楽家初代長次郎(製造)との合作として生まれたのが楽茶碗。
当時すでに備前や信楽、美濃焼などはあった。
が、利休の好みや理想をより受けとめたのが楽茶碗だったということになる。

だから、楽茶碗を知るということは、茶の精神をDIGすることと重なる部分があるのかもしれない。

などと、易しいことを難しく言ってしまったが、私が楽茶碗、特に、黒楽が好きなのは、、
黒楽茶碗でお抹茶を点てた時の、その緑と黒のコントラストと調和が美しいと感じるからー。
その一点であるー。


(長次郎写 禿、昭楽作)
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