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彦四郎の中国生活

中国滞在記

中国四大火釜(ひがま)と言われる都市(重慶・武漢・南京・福州)の中でも、最も暑い都市は?

2018-09-27 20:52:03 | 滞在記

  9月に入ってからの福州、たまに30度を下回る日もあったが、ほぼ連日蒸し暑い日々が続いた。気温はといえば34度から38度くらい。暑さは我慢できるが、湿気がはんぱないのが辛い。外を歩いて10分ほどすると汗が流れ始める。汗が一旦流れ始めるとクーラーのある場所に行っても、10分間程はなかなか汗が止まらない。こんな感じで、毎日すごしていた。授業がない日は、できるだけアパートにいて過ごす。大学構内のバナナの木、9月上旬には花が咲いていたが、中旬になるとバナナの小さな実ができていた。夏の花・百日紅(サルスベリ)の花がまだまだ咲く福州。

 6年前の2012年頃、中国では「三大火釜(ひがま)」と言われた有名な暑い大都市があった。重慶・武漢・南京、いずれも内陸の都市である。しかし、2013年からは福州が入って「四大火釜」と言われるようになった。この中で最も暑い都市は福州だ。(過去10年間の気温統計で、35度以上の日数が何日間あったかという統計)  5月上旬〜10月下旬までの6カ月間は真夏なのである。(※8月が最も暑い)   特に6月~9月までの大学構内は「日傘」が花盛りとなる。

◆福州は、ほぼ 周りを 山々に囲まれた都市。街の中を「閩江(びんこう)」の大河が流れるが、この河が東シナ海に流れる河口まで40kmほどある。京都の地形とよく似ている。

 私の住むアパート団地はそんなに古くはない、おそらく2000年代に建造されたアパーだろう。15年ほど前にできた3万人規模の団地なのだが、アパートの「クーラー」が旧式なものだから(※15年前当時の中国のクーラーはとても質がよくなく、安かろう悪かろうの時代の製品なのだろうか。)、この特に暑い(7月・8月・9月)3カ月間は、2日間ほど連続稼働で「16度設定・風力高」にしていても、ほとんど空気が冷たくならない。38度まで気温が高い日などは、16度設定のクーラーつけっぱなしにして6時間間後の深夜の気温は31度くらいで、汗がにじみ出る。

 「旧式のクーラーがいつ壊れて停まるのか」、いつも心配しながら生活している。停まったら大変である。壊れたら困るから、24時間以上は連続稼働させずに、OFFにして停める。停めたら停めたで、室温は蒸し風呂となる。そんな9月も下旬となり、先週の20日ころから、日が暮れ始めると気温が下がり始めた。夜が少し過ごしやすくなってきたのは嬉しい。

 

 

 


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