長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

2階(ギャラリー)の天井をはずしたら・・

2007-01-18 10:09:11 | Weblog
なかなか、素敵な梁がでてきた。
やはり、日本家屋は、この趣がなければいけない。
結果をみれば「いいじゃん」とか「かわいい」・・・
この写真にたぢりつくまでは、

天井のボードとそれを支えていた板をのける。床にバラバラに落ちたボードを
されにバラバラにして、袋につめる。(積年のゴミ・ホコリが、のどだけでなく、
皮膚の細胞からも入る・・・くらい苦しい)

そして、そのゴミを運ぶのが、また大変。そんな中で、珈琲を飲んだり、ごはん
を食べたり、おやつを食べたりして、毎日戦っています。

パンチのきいた珈琲?

2007-01-17 09:26:37 | Weblog
ヨネクラジムにいってきた。今年はじめて。
40年の歴史があって、世界チャンピオンを5人出している。
その1人があの「ガッツ石松」だ。時々、原点であるこのジム
にも顔をだす。

彼の「OK牧場」というギャグは、なんか前向きで、明るい響がある。
彼が世界チャンピオンになるころ、トレーナーとして、エディー・タンジェント
というハワイ出身の名トレーナー(故人)がついたことがある。彼は、指で「OK」という形をつくり親指とひとさし指を少しあけていた。
そして、ボクサーに口癖のように、「チャンピオンになれるか、なれないかは
、ほんのちょっと」と言っていたらしい。

そして、世界戦で、幻の右が炸裂して、チャンピオンになった時、指と指の隙間
をあわせて、「ガッツ、OK」と叫んだ、らしい。
彼のOK牧場は、そんなところを起源とする。

人生をかけたボクサーたちの生き様は、感動をよぶ。
このジムで8年もトレーニングをしてきたので、「パンチのきいた珈琲」
がだせるようになった?と思う今日このごろ。

囲炉裏の火、熱燗、昔の女

2007-01-16 13:06:09 | Weblog
般若君がきた。
こんどのお店の玄関、椅子などは彼がつくってくれる。
彼とは、イタリアンにいこうが、どこにいこうが、日本酒ときめている。
しかも夏でも熱燗。

冬はやっぱり、囲炉裏に鉄瓶、そこに備前の徳利で熱燗にすると「やさしさ」が倍増する。

「チンコがコチンコチンの般若君」だけど、熱燗はチンではあかんみたい。
やはり、ゆっくりとやさしい時間をかけた人肌が、一番いい。
そして、備前の徳利には、唐津のぐいのみ・・・これが昔から左党のあこがれ!

彼がつくってくれる作品が待ち遠しい!

今年を食べる?

2007-01-15 09:08:07 | Weblog
正確には、今年の干支を食べる。

明後日の夜は忘年会。「タイムドメイン」の視聴会をかねて、忘年会。
年末に鉄砲打ちの友達がくれた猪で鍋をやる予定。
いっしょにいただいた「鹿肉」も、半解凍で「るいべ風」にして、にんにく醤油
で食べると、お酒がぐびぐび飲める。

北海道でしとめた猪。でも最近は山の生態がかわって、熊などが観光地や住宅街に
出没することが多くなった。
この星の生きとし生けるもの・・・自然という神さまが一番上におられるが、その下で、すべての生き物の代表的な生き物が、われわれ人間であるはずなんだが、最近の状況をみていると、なんともおそまつな話が多い。

「居」・・・ここ、この場所、この星に、静かに精妙に生きているのだ、みんな。


表の自販機

2007-01-14 12:48:01 | Weblog
100円の自販機が6台もおいてある。
けっこう、現場にいると売れているのがわかる。

今週いよいよそれを、はずしてもらう。
その裏には、けっこうかわいらしい窓ガラスやさんがかくれている。
昨日は、木工の般若君と建築の中西君と、正面をどのようにするか
を話し合った。

ほこりっぽい場所で作業をしていると、コーラーがのみたくなる。
ざらついたノドが「スカッと、さわやかになる気」がするのだろうか?

体にはよくない!この絵もどこかに飾りたいと思う。

この金庫何が入っているのでしょうか?

2007-01-13 17:08:22 | Weblog
これが、金庫。
すごく重そうで、「金庫番」という役割の重さみたいなものも感じられる。
今日は近所の人たちもこれを見学にきた。

やれ、「前は頑丈だけど、後はもろい」とか「両国に金庫美術館があるので、そこにお願いして、開けてもらったら?」とか・・・

今日は二階の天井を外した。はりとか屋根の形状、碍子などがでてきて、また一段
と雰囲気がでてきた。
毎日窓をあけたり、修理をしてあげると、建物も喜んでくれているみたい。

カフェのアルバイト急募?

2007-01-12 08:23:47 | Weblog
昨日は、1階のカフェ予定の間の床と天井の板を外した。
冬眠中のイモリ(カモリ?)がいたり、けっこういろいろなものがでてくる。

朝から近所の世話役さん、商店街のえらいさん、おばあちゃんたちがたずねてきたりした。ぼくたちは、マスクをして作業をしてるけど、一般の人は、この場にながくいると、健康によくない、まだそんなとこ。

夕方階段の下のスペースの板をはずすと、なんと昔の金庫がでてきた。
もちろん持ち主は天国にいるし、家族の人たちもカギも番号もわからない。
ので「この金庫を開ける自信がある人を急募」・・・
店のカウンターからのぞけるので、「これあけた人には、コーヒー一杯無料」なんて
張り紙しとこうかしらん・・

木曾の工房で製作中!

2007-01-11 12:49:16 | Weblog
長野県の木曾に木工の般若君のアトリエがある。
冬はマイナス二桁になる日もあり、朝起きる時には
勇気がいるそうだ。九州生まれのぼくには想像を超える寒さ。

「それから、小便をするときには、小便が凍るの?」
と聞いたことがある。その答えが「その前まで凍りそうです」
というので、少し、「?」した後、「えッ!ということは、
チンコがコチンコチンになるの?」と質問したくらいだ。

今日、熊本の天真庵のスタッフが、新しい「長屋茶房・天真庵」のHP
を作ってくれた。「maikosan・com」にリンクしたので、ごらんになって
みてください。

さて、これから現場にいくとしよう。
「トイレのトラブル8000円・・・」なんてものではない。
毎日いろいろな障害が発生して、建築家の中西君を悩ませる今日このごろ・・

だからこそ完成したら、喜びも格別でしょうね・・

東京タワー

2007-01-10 13:10:26 | Weblog
昨年ヒットした映画、「ALWAYS 三丁目の夕焼け」がヒットした。
昭和30年代の東京を通じて、日本人が何を大切にして、どのように生き暮らしているかなどが伝わってくる映画だった。

先日フジテレビの「東京タワー」も見た。なんでも「バイ」とか「ばってん」をつければ、九州弁?みたいに、言葉がめちゃくちゃ。たまたまフジテレビの友達から
電話がきたので、そういうと、「同じようなクレームが局にたくさんきた」とのこと。

それは、さておき、東京タワーというのは、やっぱり東京の一番元気で、人情もあり、憧れだったころの象徴だ。

そんなこともあって、最近東京タワー見物が、静かなブームらしい。
5年後にできる新しい東京タワーができるころ、ぼくたちは、どんな日本人に
なっているのだろうか?夕焼けがきれいだと、感じるこころは失いたくないと、
つくづく思う。




カフェラテ

2007-01-09 08:59:47 | Weblog
昨日、建築家の中西君と新川のカフェで打ち合わせ。

別にいきつけでも、あこがれでも、なんでもなく、オフィス街でそこしかあいていなかったから・・・

けっこう休みの日にしては混んでいた。
レジで「オーレください」というと、「オーレはありません。カフェラテならありますが・・・」と、店員さん。

「では、そのラテをちょうだい」といって、注文。
イタリアでは牛乳のことを「ラッテ」というので、エスプレッソの流行にあわせて
「カフェラテ」が流行しているらしい。

泡はでているけど、とどのつまりは「コーヒー牛乳じゃん」

ちゃん、ちゃん。

ヨーロッパは硬水なので、エスプレッソがおいしい?
でも基本的には、日本は軟水、日本料理も軟水だからこそ
、微妙で繊細なものが構築されたんだと思う。