長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

無茶しぃ(634)、今日が開業!

2012-05-22 08:32:35 | Weblog
あいにく雨だけど、今日からスカイツリーが開業になる。
新しい時代がスタートする。

昭和の終わり、58年か9年に秋葉原でITの会社を興した。
バッタや(安売り家電)の倉庫を借りて、パソコン一台(エプソンのQC10という8ビットのPC)
と、電話一台でスタート。最初にだした「パソコンらくらくレッスン」というPCの学習ソフトがヒット
したころ、よく神谷バーを拠点に浅草で酒をんだりしていた。そのころ大川(隅田川)の向こうに
「うんこビル」ではなく古色蒼然としたビアホールがあった。しばらくして会社が軌道に乗り始めて、
大川を渡り、向島界隈で遊んだりした時期がある。荻窪のワンルームマンションから南砂の3LDKの
マンションに越したのもそのころだと思う。
酔って新宿や六本木から帰るタクシーが、墨田川を渡るたびに「○○橋」経由でいいですか?
など聞かれ、方向音痴で酔っているので「けっこう」と馬耳東風な返事をしていたけど、景気が
もっとよくなって、南砂から池袋の一軒家に移ったのは、わずか一年くらいだった。けっきょく
橋の名前はあいまいなまんま。

池袋時代に「画廊天真」がスタートし、寒山拾得の絵や、久保さんの陶器、その後は芸大や
いろいろなアーティストが個展をやったり、お茶会をやったりするうちに、押上に縁あって、
また川向うにやってきた。うらぶれた十間橋通りの壊れそうな古民家で、毎日「びんぼう」と
いうのし棒で蕎麦を打ち、珈琲をがらがらと焙煎しながら、訪れる奇人たちと、生きて
いるという「居」(いま、ここにいる不思議)を楽しんでいる。
トイレの寒山拾得の「居」は、そんな意味だと、最近気がついた。

今日は17時閉店。創業から力になってくれ、二年前に旅立ったワカの
会社のボスたちや、古い仲間、新しい仲間たちと、沖縄の調べ中で、
新しい風を感じてみたいと思う。

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)


27日(日) 墨田ぶらり下町音楽祭 新しい時代の音楽祭の幕開け。
4回目になる「墨ぶら」
今年は津軽三味線も初参加。楽しみ。



一日通し券 ¥2,500

31日(木)ねっと31ライブ  年になんどかの「きわのひライブ」
ピアノ kazuko baba 岸 徹至 (b)