MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

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メインマシンのダウンから復旧まで

2006年06月30日 | 雑想

1週間ほど前、朝PCのスイッチを入れたら、Alert! Chipset heat sink not detected.というメッセージが出たまま動かなくなった。古いノートパソコンをネットに繋いで調べてみたらヒートシンクというのが文字通り落っこちているらしい。筐体を開けてみるとたしかにラジエターのような形状の部品がカラカラと外れた。どうも糊でくっつけてバネで押さえつけていたようで、そのバネを引っかけるマザーボード側の金具が吹っ飛んでしまったようだ。コンピュータなんだから糊と針金はやめてほしいのだが。さて、外れただけならよかったのだが、留め金の方が吹っ飛んだとなると打つ手がないのでサポートに電話したらマザーボード交換になるらしい。仕方ないかと思ったら、ついては修理の際にデータが消える場合もあるので同意してほしいという。(この場合もはやバックアップのしようがない。)冗談ではない。どう見ても問題はハードディスクにはないし、この場合データの方が大切なんだから、じゃあハードディスクは外して渡す、ということにした。ところがこれが外れないのだ。仕方がないのでハードディスクには手をつけないでやってくれと念を押して渡した。ここまでのやりとりで数日かかった。

数日後、修理というかマザーボード交換が終わって品物が届いた。やれやれ、これからコードをハードディスクにつないで、BIOSの設定とかやるのかあれ分からないんだよなと、うんざりしながら開けてみるとハードディスクが繋いである。あれほど言ったのにぃと、おそるおそるスイッチを入れると何の問題もなく以前のデスクトップが現れた。まあ当たり前といえば当たり前の話なのだが、データがなくなったらどうしようと、気分の重い一週間であった。

ハードディスクの故障や異常などでデータが取り出せなくなった場合、可能な場合は業者に吸い出してもらうわけだが、これが1Gで1万円ぐらいするらしい。そんなことになったら大変と早速秋葉原に行って外付けのHDD(とりあえず250G)を買ってきてデータのバックアップ。HDDの説明書をみたら万一に備えてデータのバックアップをしろと書いてある。つまりバックアップしたデータのバックアップである。無限連鎖である。重要なデータは使っていない別のデスクトップにも移しておくことにしよう。やはり紙は偉大である。