MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

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第1回学生通訳コンテスト

2006年04月25日 | 通訳研究
東京外国語大学の学生たちが面白いことを始めた。学生たちによる「通訳研究会」主催で7月1日に学生通訳コンテストを開催する。学生通訳コンテストは名古屋外国語大学専修大学でも行われているが、「通訳研究会」としてはもっと幅広い参加者を望んでいるようだ。われこそは、という学生の皆さんはぜひ力試しを。詳しい内容や募集要項は日本通訳学会のサイトのイベント欄を参照して下さい。
実は1983年7月に、大阪で「第1回世界学生通訳コンテスト」が行われている。この催しは世界コミュニケーション年を記念して、世界コミュニケーション年国内委員会と日本通訳協会が主催したもので、235人の応募があったという。応募資格は大学、短大、高専、各種学校、高校に在学する者で、年齢制限はなかった。別枠で外国人も少数参加している。司会にはマーシャ・クラッカワーさんもいて、スピーチは元文部大臣の永井道雄氏だった。このコンテストの模様は『通訳事典No.3』(1983)(裏表紙にインターグループの宣伝があり、若き日の船山さんが写っている)にカラーページと本文レポートで詳しく紹介されている。参加者の中に今NHKでキャスターをしている○村さんの姿もある。(カナダ大使館賞受賞)この「世界大会」は1回だけで後が続かなかったようだ。外語の学生さんたちは頑張って続けて下さい。