多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

神戸が大好き ブラジル人女性のガイド好評

2011-07-27 11:52:21 | 多文化共生
(以下、神戸新聞から転載)
==================================
神戸が大好き ブラジル人女性のガイド好評 

流ちょうな日本語と笑顔で神戸の街を案内する松本ポリアーナさん=神戸市中央区三宮町1

 神戸在住のブラジル人女性がJR三ノ宮駅前の「神戸市総合インフォメーションセンター」でガイド役として活躍している。同センターに外国人が勤務するのは初めてだが、流ちょうな日本語と丁寧な案内で好評だ。英語、ポルトガル語、スペイン語も操り、国際観光都市・神戸の玄関口を盛り上げている。

 ブラジル・ナタール市出身の松本ポリアーナさん(30)=神戸市灘区。大学生だった8年前、同市を旅していた夫の圭司さん(41)と出会い、交際がスタート。結婚を機に来日した。

 最初に暮らした東京では周囲との交流がなく「寂しかった」。その後、圭司さんが神戸に転勤することになった。猛勉強の末、日本語を話せるようになったが、「容姿で日本語は無理と判断されがち。神戸ではいろいろな所に足を運び、積極的に自分から声をかけよう」と決めた。

 同センターとの縁は2年前。「飛び込み」で研修を申し込んできたポリアーナさんを、センター長の潮崎孝代さんは「印象がよかった」と快く受け入れた。2カ月間の研修後、神戸国際観光コンベンション協会の職員となった。

 窓口では今も「外国の人は話し掛けにくい」という声もあるが、多くが詳細な案内と丁寧な接客に感心するという。潮崎さんも「アイデンティティーを保ちながら、謙虚さや勤勉さも備えている。来てもらってよかった」と話す。

 最近では、長男(7つ)の小学校PTAが主催するママさんバレーにも入会した。「ここは一生住み続けたい街。日本語や街のことをもっと勉強し、大好きな神戸の役に立ちたい」と話す。

(岡西篤志)

(2011/07/27 09:15)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿