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岩田放課後子ども教室始まる

2008-05-21 21:57:44 | 多文化共生
(以下、東日新聞から転載)
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岩田放課後子ども教室始まる


東日新聞
スタートした岩田放課後子ども教室
 日系ブラジル人を中心に、外国籍市民が多く住む豊橋市岩田小学校(彦坂久伸校長)で19日、外国籍児童を対象にした「岩田放課後子ども教室」がスタートした。これまでに25人が登録し、元教師、保育士、塾講師、アフタースクール関係者ら有償ボランティアから日本語の読み書きなどを習った。

 共働きや少子化対策の一環として、文部科学省が全校児童を対象に放課後子ども教室推進事業、厚生労働省が留守家庭児童を対象に、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)を推進。これを受けて豊橋市は、放課後子どもプラン推進委員会を設けて、同プランを策定し、今年度からつつじが丘校区、嵩山校区とともに岩田校区で事業化に踏み切った。

 特に岩田校区は外国籍児童が多く、全校935人中131人を占める。外国籍児童を対象にした同教室は全国的にも珍しいという。

 これまでの説明会などを通じ、1年生から6年生までの25人が登録した。国籍別ではブラジル21人、ペルー2人、フィリピン2人。

 月曜日から金曜日まで毎日、同校の視聴覚教室を使って行われる。授業後の午後2時、または3時から始め、5時30分まで。

 有償ボランティア(時給1000円程度)スタッフ18人が、代わる代わる対応する。低学年対象の絵本の読み聞かせから、授業の補習、宿題の学習支援ほか日本や母国に親しむ催しも行う。

 スタートのこの日は、午後3時に低学年10人ほどが集まり、楽しそうに絵本の読み聞かせを受けていた。

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