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外国語で「ようこそ東北」 ペン型機器が発声

2008-05-10 22:53:02 | 多文化共生
(以下、河北新聞から転載)
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外国語で「ようこそ東北」 ペン型機器が発声

(写真)
テキストの文面に触れると外国語訳と和訳の音声が流れるペン型電子機器

 光ディスク製造のオプトロム(仙台市)は東京のソフトウエア会社などと共同で、外国語と日本語の日常会話を音声で発するペン型の電子機器「スピーキングペン」を開発した。6月から東北6県と新潟県、北海道で販売する。宮城県の大型観光宣伝活動や「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を見据え、増加が見込まれる外国人観光客に応対するホテルや旅館、観光物産店、旅行会社などに売り込む。

 本体の開発、製造は韓国のメーカーが担当。オプトロムと東京のIT(情報技術)企業がソフトウエアを開発した。

 ペンとセットになっているテキストブックは、英語と韓国語、中国語の3種類。観光、交通、買い物、食事、急病など8つの場面でよく使われる単語やフレーズ約800種類ずつが、日本語とともに記されている。

 テキストには、目に見えない特殊な印刷が施され、ペン先をテキストの文面にタッチすると音声を発する。

 機器本体、ミニSDカード、テキストなどで構成。希望小売価格は2万7000円前後を予定し、初年度の販売目標は1000セット。今後、障害や病気で会話が不自由な人向けのソフトも開発する。

 オプトロムは「大型観光宣伝『仙台・宮城デスティネーションキャンペーン』などを控え、外国からの旅行者は増えるはず。観光案内所などさまざまな場面で使える」と見込む。
2008年05月08日木曜日

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