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移民の国外在住の子供に支払われる児童手当は週60万ポンド!

2014-11-07 10:21:31 | 多文化共生
(以下、onlineジャーニーから転載)
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11/6 移民の国外在住の子供に支払われる児童手当は週60万ポンド!
2014年 11月 06日(木曜日) 18:00


 英国で支給される児童手当のうち、週あたり60万ポンドは国外に暮らす移民の子供に支払われていることが明らかになった。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
 統計によると、昨年支給された児童手当のうち、外国人家族に支給されたのは3100万ポンドにも達することが判明。申請件数は2万400件で、3万4268人の児童が対象となっており、その3分の2は、英国ではなくポーランドに暮らす子供たちだという。
 キャメロン英首相はこの問題について強い懸念を示し、次の総選挙後、児童手当をはじめ、EUから強制されている形の各種福祉手当のあり方について、問題提起したいと表明している。
 親が移住した場合、その国の国民保険を支払う限りにおいては児童手当を申請できるという現行のEU法を盾に、ポーランド人移民が児童手当を英国で申請し、国元の子供へ送金していることは以前から問題視されていたが、その規模の大きさがこの統計で明らかになったといえる。ちなみに、英国の児童手当は1ヵ月あたり第1子で81・20ポンド、第2子以降は53・60ポンドでポーランド政府による児童手当の約4倍にあたる計算。
 「英国内に居住せず、通学もしない子供のために英国民の税金を使って児童手当を支払わざるを得ない現行のEU法は不公平きわまりない」と同首相は主張。保守党が政権を維持した場合、2017年に予定されているEU離脱か残留を問う国民投票の前に、外国人への児童手当廃止の実現を他のEU加盟国政府とも協議しながら交渉することを約束した。野党である労働党も政府がこの問題に対し真剣に取り組むことを厳しく求めている。

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