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震災復興の足跡DVDに 長田・野田北部地区 

2009-04-17 09:28:17 | 多文化共生
(以下、神戸新聞から転載)
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震災復興の足跡DVDに 長田・野田北部地区 
写真

復興の歩みを記録したDVDを見せる河合節二さん=長田区海運町3

 阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区・野田北部地区を追ったDVD「震災復興のあゆみ」を、地域団体が集まる「野田北ふるさとネット」と「野田北部を記録する会」(千葉県市川市)が制作し、販売している。変わり果てた街や区画整理事業、現在の様子などを、三十三分の映像にまとめた。撮影した青池憲司監督(67)は「中学生でも震災の記憶がない今、住民の活動を語り継ぎたい」と話している。(大月美佳)

 映像は、青池監督が震災十日後から一九九九年春までに撮影した「記憶のための連作『野田北部・鷹取の人びと』」(十四時間三十八分)から抜粋。さらに昨年秋、現在の町並みや復興に携わった人たちの話なども撮影。関西弁のナレーションは、タレントの西條遊児さんが担当した。

 映像は、今年一月十七日に同区のカトリックたかとり教会にオープンした「野田北部・たかとり震災資料室」で放映しているが、教材に使ってもらうなど、より広く発信しようとDVDを制作した。

 同ネットによると、家屋の三割が全焼、七割が全半壊で四十一人の死者が出た同地区。映像には、区画整理への不安を口にする住民や救援基地となったカトリックたかとり教会、被災した外国人向けに発足したFMユーメン(現・FMわぃわぃ)の様子が盛り込まれている。

 DVDで「復興のまちづくりから日常のまちづくりへ」と語っている同ネット事務局長の河合節二さん(47)は「『今でも活動してまっせ』って伝えたかった。何度も修羅場をくぐり抜けてきたことを、短い映像から読み取ってほしい」と話している。二千円。同ネットTEL078・735・9388

(4/16 10:08)

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