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苦労話あれば喜びも 海外出身者、東北生活語る 仙台

2010-07-28 14:40:43 | 多文化共生
(以下、河北新報社から転載)
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苦労話あれば喜びも 海外出身者、東北生活語る 仙台

日本に暮らす海外出身者が体験を語ったシンポジウム

 地域に暮らす海外出身者の実情を知ってもらうシンポジウム「海外出身者が語る、わたしの東北暮らし」が25日、仙台市青葉区のエル・ソーラ仙台で開かれた。宮城、岩手、福島3県の国際交流協会が主催し、市民ら約40人が参加した。
 パネル討論では、ハンガリー出身の本堂絵理さん=八幡平市=、韓国出身の梶原美佳さん=石巻市=、トンガ出身の永田・リセ・ツボウさん=いわき市=の3人が、国際結婚後の苦労話を中心に語った。
 本堂さんは「子どもがいじめに遭い、子どもと一緒に日本国籍を取り、名前を変えた」と語った。梶原さんは「義母から『日本では』と文化を強制されるのが嫌だった。今は『韓国では』と言い返せるようになった」と話した。永田さんは「ボランティアで教科書にルビを振ってくれた人のことが忘れられない」と述べた。
 コーディネーター役で宮城学院女子大のJ・F・モリス教授は「多文化が共生できる社会が日本の未来を支える。外国人を支える環境が少しでも良くなることを期待する」とまとめた。

2010年07月28日水曜日

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