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石巻復旧ボランティア参加の3人 27日報告会

2011-07-24 13:26:42 | 多文化共生
(以下、十勝毎日新聞から転載)
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石巻復旧ボランティア参加の3人 27日報告会
2011年07月23日 14時08分
 東日本大震災被災地の宮城県石巻市に災害復旧ボランティアで参加した帯広の高倉裕一さん(63)=市民フォーラム十勝事務局長、元白樺学園高教諭=ら3人が27日午後7時から、とかちプラザで報告会「がんばれ!石巻」を開く。それぞれ現地での体験を語り、継続的支援の必要性を訴えるほか、ボランティア参加希望者のための相談を受け、9月末か10月初めには同フォーラムとして団体で同市へのボランティア派遣の参加を呼び掛ける。参加無料。

災害復旧ボランティアの参加を呼び掛ける高倉裕一さん
「継続支援」 現地で実感
 報告するのは高倉さんと、芦澤満さん(44)=同高教諭、芽室町=、高倉さんの弟・徹夫さん(60)=釧路管内標茶町。

 高倉さんはテント、寝袋、食料、水など持参で3月末から、さらに弟ら3人で5月中旬に同市でボランティアに参加。芦澤さんもキリスト教団体の支援活動で4月初めから復旧支援活動に従事した。

 災害ボランティアセンターが石巻専修大キャンパスに設けられ、各地から続々と支援者が集まり、テント村に宿泊しながら活動に従事していた。高倉さんらは地盤沈下した海沿いの場所で浸水防止のための土のう積み、ヘドロで覆われた民家の清掃作業やがれきの除去などに当たった。

 「1日活動するとふらふらになるほど疲れたが、各地から毎週末にボランティアに来る人、東北地方に在住の外国人の家族ら、意欲にあふれる人々と一緒になった。日本政府は不安だが、人々はなかなかだと思えた。一度参加した人は、何度も行きたくなる」と高倉さんは語る。

 同市でのボランティアにはこれまでに全国から7万人以上が参加。テント村には臨時のコンビニエンスストアが開店、ボランティアのための診療所も開設されていた。「活動は被災した民家の片付けから、漁業の復旧準備、仮設住宅への引っ越し手伝い、また教員であれば子供たちへの教育支援や心のケアの手伝いなど時間がたつにつれて内容が変わってきている。今後も数年かけて支援を続ける必要がある」と高倉さんはボランティアへの参加を訴える。問い合わせは高倉さん(0155-31-6037)へ。(横田光俊)

暮らしの課題や解決策を考える 浜松市中区で在住外国人サミット

2011-07-24 13:23:39 | 多文化共生
うちの代表も最前列で堪能した模様。

(以下、中日新聞から転載)
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暮らしの課題や解決策を考える 浜松市中区で在住外国人サミット
2011年7月24日
世界各国の国旗を振ってオープニングを盛り上げる子どもら=浜松市中区のアクトシティ浜松コングレスセンターで

 浜松市などで暮らす外国人が抱える課題や解決策などを考える「在住外国人サミットin浜松」が23日、浜松市中区のアクトシティ浜松コングレスセンターで開かれた。ブラジル国籍の会社員や大学生が生活体験を発表したほか、教育や福祉などの現状を協議するパネルディスカッションもあった。
 小中学校で学習支援など行うブラジル人の母親らでつくる「将来のための種」(椎木マリナ代表)が、浜松市制100周年記念事業の委託を受けて開催。市内外の外国人や支援グループの担当者ら300人が駆けつけた。
 体験発表では、11年前にブラジルから浜松市に移住したリベラ・ルイスさん(33)=浜北区東美薗=が、結婚や自動車部品メーカーの正社員に採用されるまでを紹介。「日本に来た頃はあいさつも分からなかった」と、言葉の壁を強調した。リストラも経験したが、結婚後にマイホームも購入し、「住宅ローンを払うためにも仕事に頑張りたい」と意欲をみせた。
 静岡文化芸術大学4年の金城ジゼレさん=東区有玉台=も言葉の壁に悩んだが、両親や教師らの応援に支えられたと説明。大学卒業後は「子どもの頃から好きだったデザインの仕事に就きたい」と語った。
 会場ではペルーダンスやブラジルの格闘技カポエイラなどのパフォーマンスが披露されたり、市民団体の活動紹介パネルが展示された。椎木代表は「外国人が日本で暮らして行くには、積極的に自立し、地域の人らと協力し合っていくことが大事」と呼び掛けた。 (赤野嘉春)