(以下、十勝毎日新聞から転載)
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石巻復旧ボランティア参加の3人 27日報告会
2011年07月23日 14時08分
東日本大震災被災地の宮城県石巻市に災害復旧ボランティアで参加した帯広の高倉裕一さん(63)=市民フォーラム十勝事務局長、元白樺学園高教諭=ら3人が27日午後7時から、とかちプラザで報告会「がんばれ!石巻」を開く。それぞれ現地での体験を語り、継続的支援の必要性を訴えるほか、ボランティア参加希望者のための相談を受け、9月末か10月初めには同フォーラムとして団体で同市へのボランティア派遣の参加を呼び掛ける。参加無料。
災害復旧ボランティアの参加を呼び掛ける高倉裕一さん
「継続支援」 現地で実感
報告するのは高倉さんと、芦澤満さん(44)=同高教諭、芽室町=、高倉さんの弟・徹夫さん(60)=釧路管内標茶町。
高倉さんはテント、寝袋、食料、水など持参で3月末から、さらに弟ら3人で5月中旬に同市でボランティアに参加。芦澤さんもキリスト教団体の支援活動で4月初めから復旧支援活動に従事した。
災害ボランティアセンターが石巻専修大キャンパスに設けられ、各地から続々と支援者が集まり、テント村に宿泊しながら活動に従事していた。高倉さんらは地盤沈下した海沿いの場所で浸水防止のための土のう積み、ヘドロで覆われた民家の清掃作業やがれきの除去などに当たった。
「1日活動するとふらふらになるほど疲れたが、各地から毎週末にボランティアに来る人、東北地方に在住の外国人の家族ら、意欲にあふれる人々と一緒になった。日本政府は不安だが、人々はなかなかだと思えた。一度参加した人は、何度も行きたくなる」と高倉さんは語る。
同市でのボランティアにはこれまでに全国から7万人以上が参加。テント村には臨時のコンビニエンスストアが開店、ボランティアのための診療所も開設されていた。「活動は被災した民家の片付けから、漁業の復旧準備、仮設住宅への引っ越し手伝い、また教員であれば子供たちへの教育支援や心のケアの手伝いなど時間がたつにつれて内容が変わってきている。今後も数年かけて支援を続ける必要がある」と高倉さんはボランティアへの参加を訴える。問い合わせは高倉さん(0155-31-6037)へ。(横田光俊)
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石巻復旧ボランティア参加の3人 27日報告会
2011年07月23日 14時08分
東日本大震災被災地の宮城県石巻市に災害復旧ボランティアで参加した帯広の高倉裕一さん(63)=市民フォーラム十勝事務局長、元白樺学園高教諭=ら3人が27日午後7時から、とかちプラザで報告会「がんばれ!石巻」を開く。それぞれ現地での体験を語り、継続的支援の必要性を訴えるほか、ボランティア参加希望者のための相談を受け、9月末か10月初めには同フォーラムとして団体で同市へのボランティア派遣の参加を呼び掛ける。参加無料。
災害復旧ボランティアの参加を呼び掛ける高倉裕一さん
「継続支援」 現地で実感
報告するのは高倉さんと、芦澤満さん(44)=同高教諭、芽室町=、高倉さんの弟・徹夫さん(60)=釧路管内標茶町。
高倉さんはテント、寝袋、食料、水など持参で3月末から、さらに弟ら3人で5月中旬に同市でボランティアに参加。芦澤さんもキリスト教団体の支援活動で4月初めから復旧支援活動に従事した。
災害ボランティアセンターが石巻専修大キャンパスに設けられ、各地から続々と支援者が集まり、テント村に宿泊しながら活動に従事していた。高倉さんらは地盤沈下した海沿いの場所で浸水防止のための土のう積み、ヘドロで覆われた民家の清掃作業やがれきの除去などに当たった。
「1日活動するとふらふらになるほど疲れたが、各地から毎週末にボランティアに来る人、東北地方に在住の外国人の家族ら、意欲にあふれる人々と一緒になった。日本政府は不安だが、人々はなかなかだと思えた。一度参加した人は、何度も行きたくなる」と高倉さんは語る。
同市でのボランティアにはこれまでに全国から7万人以上が参加。テント村には臨時のコンビニエンスストアが開店、ボランティアのための診療所も開設されていた。「活動は被災した民家の片付けから、漁業の復旧準備、仮設住宅への引っ越し手伝い、また教員であれば子供たちへの教育支援や心のケアの手伝いなど時間がたつにつれて内容が変わってきている。今後も数年かけて支援を続ける必要がある」と高倉さんはボランティアへの参加を訴える。問い合わせは高倉さん(0155-31-6037)へ。(横田光俊)