(以下、NHKニュースから転載)
======================================
外国人に対応 福祉士育成へ
9月12日 8時26分
日系ブラジル人の移住が進んでいる群馬県は、外国人の間でも、解雇やうつ病などのさまざまな問題が出てきているため、外国人の福祉や医療の支援に当たるソーシャルワーカーを育てる講座を全国で初めて設け、専門家の育成に乗り出すことになりました。
群馬県は、日系ブラジル人をはじめ外国人の移住が進んでいますが、外国人の間でも突然の解雇やうつ病、それに生活になじめず精神的な病を抱える人たちが出てきているということです。ところが、こうした相談のほとんどは、自治体の職員やボランティアがそのつど対応していて、一貫して支援を行う態勢になっていないのが実情です。このため、群馬県は、社会福祉士と精神保健福祉士の国家資格を持つ人を対象に、外国人に関する法律や習慣などを学ぶ講座を開設し「多文化共生ソーシャルワーカー」という独自の専門家を育成することを決めました。厚生労働省によりますと、都道府県が外国人のケアも行えるソーシャルワーカーの育成に乗り出すのは全国でも初めてだということです。群馬県国際課の山口和美課長は「福祉や医療だけでなく、生活のさまざまな分野で外国人を支援する人材を育成し、外国人と共に暮らす社会を作りたい」と話しています。
======================================
外国人に対応 福祉士育成へ
9月12日 8時26分
日系ブラジル人の移住が進んでいる群馬県は、外国人の間でも、解雇やうつ病などのさまざまな問題が出てきているため、外国人の福祉や医療の支援に当たるソーシャルワーカーを育てる講座を全国で初めて設け、専門家の育成に乗り出すことになりました。
群馬県は、日系ブラジル人をはじめ外国人の移住が進んでいますが、外国人の間でも突然の解雇やうつ病、それに生活になじめず精神的な病を抱える人たちが出てきているということです。ところが、こうした相談のほとんどは、自治体の職員やボランティアがそのつど対応していて、一貫して支援を行う態勢になっていないのが実情です。このため、群馬県は、社会福祉士と精神保健福祉士の国家資格を持つ人を対象に、外国人に関する法律や習慣などを学ぶ講座を開設し「多文化共生ソーシャルワーカー」という独自の専門家を育成することを決めました。厚生労働省によりますと、都道府県が外国人のケアも行えるソーシャルワーカーの育成に乗り出すのは全国でも初めてだということです。群馬県国際課の山口和美課長は「福祉や医療だけでなく、生活のさまざまな分野で外国人を支援する人材を育成し、外国人と共に暮らす社会を作りたい」と話しています。