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県多文化研究会:県庁で初会合 外国人との共生探る /長野

2008-06-24 11:59:31 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【長野】から転載)
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県多文化研究会:県庁で初会合 外国人との共生探る /長野

 県は17日、県内在住外国人の現状や課題を話し合い、地域で共に生きる方策を考える「多文化共生研究会」の初会合を県庁で開いた。長野は在日ブラジル人の数が全国6位で、彼らとのより良い共生がテーマの一つとなりそうだ。

 学識経験者や自治体関係者など委員18人で構成。会合では、外国人によるゴミ分別など生活習慣上の違いを指摘する声が出た。「ブラジル人は地域の施設見学に参加しないなど永住の意識が低い」などの声もあった。

 県によると、県内の外国人登録者数は4万3044人(07年末)で、89年の8646人に比べて大幅に増加。うち約4割がブラジル人で、上小地域、上伊那地域などに多い。また、県内の外国人対策の取り組みはこれまで各市町村が主体だったが、複数自治体にまたがる課題も増えているという。

 研究会は今後、教育・労働・相談▽保健・医療・福祉▽安全・安心の3専門部会を開き、年度内に報告書を取りまとめる。【福田智沙】

毎日新聞 2008年6月18日 地方版