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第12節 福岡戦

2014-05-23 00:50:27 | Motor
 GW連戦で負けなしとようやく調子が出てきた状態で迎えた福岡戦。福岡は昨年戦力ダウンした中でも面白い監督を見つけ戦力低下を補い、今季も継続して良いチームに仕上げて来ており、難しい試合になることが予想された。

     清水
   妹尾  片山
三村 上田  千明 田中
 田所  後藤  鎌田
     中林

 この日もターンオーバーで2試合前のメンバーに。こういうちょっと頭の硬い采配は影山らしい。ただ調子の良いほうのセットなので期待もできる。

 試合は相変わらず前で起点が出来ずに押し込まれる形から始まった。ただ清水が少し厳しさには耐えられ、妹尾がその仲介役で上手く機能し反撃の機会をうかがっていた。申し訳ないが妹尾がここまでプレー出来るとは思ってなかった。これまでは高い足下の技術をドリブルにしか活かせて無かったのだろう。良いポジションでトラップして展開する。まさかそんなスタイルで復活するとは。ただドリブルが少なすぎるのは物足りないが。
 中央がこのようにがんばる中、両WBもボールを運べるタイプの田中と三村だったので、相手サイドを警戒させ、押し込み、徐々にペースを握れるようになった。そしてそのままの勢いで先制。やっぱり清水は良い選手だ。ただ残念なのはそのあとの戦い方。カウンター主体なのはいいが、もう少しフィニッシュを意識する必要があった。中途半端な攻撃が多かったためカウンターの応酬になってしまった。そしてこの日くらいチャンスがあったのならば、強いチームになりたいならば、確実にゴールを奪っておかなければならなかった。それができなければ、お決まりの展開が待っている。

 それでも80分間守れたのはチームの粘り強さを示している。ただ監督が采配を誤ってしまった。早々に中央のリンクマンを交代させ中央を無力化させた。そのために守備に終われ不必要に走らされた清水の足が止まってしまい交代。これで中央が完全に死んでしまった。
 そんな状態で三村の足が止まってしまった。そのかなり前から動きは鈍りミスも増えていた。なぜ早々に妹尾を交代させたのか?そもそも3枚目のカードをギリギリまで使えないのにどうして自ら選択肢を狭めてしまったのか?おかげで三村の交代を遅くせざるを得なくなってしまった。
 中央が駄目、サイドも駄目。相手にペースが移るのは当たり前だ。そして三村のミスで失点。最悪のパターンと言って良いだろう。しかし石津はいい選手だった。

 という1-1の試合。追加点を奪えないことが結局最後まで響いてしまった。そんな中で監督が自爆采配をするのだから勝つのは中々難しい。それでも決して圧倒的にやられたわけではないので「負けなかった」と思えるだけマシだろう。影山に試合中の采配を誰か指導して欲しいものだ、と思いながら勝手に採点。


清水(6.5)MOM。もっと使え
妹尾(6.0)もう少し前も選択肢に入れたい
片山(6.0)惜しいプレーが多かった
三村(4.5)疲れていても大きなミスだった
上田(6.5)確実にストロングポイントになっている
田中(5.0)消える時間が長かった
田所(6.0)失点以外は良かった
後藤(6.0)高さで負けることなくよく戦えていた
鎌田(5.0)1対1だけは負けて欲しくない
中林(6.0)相変わらずセービングは凄い

石原(5.0)勝ち点2の責任
林(5.0)結果を出さなければならない時期
久木田(*.*)

影山(4.5)
 勝てた試合だった。目の前にいた三村の疲労にどうして気づけなかったのか不思議でならない。あれで大丈夫だったのならば妹尾は余裕に見えた


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