まずは浦和.
アウェイだが浦和のサポータの方が多い.声も大きい.このサポータは浦和の一番の戦力というのは間違いない.試合はいきなり相手のミスからの得点で動く.これで浦和は一気に有利になった.当然不利になった相手は目の色を変える.しかしこの国はなぜか「ラフプレー」という方向にその力がはたらく.
試合は一気に荒れだし相手の4番は前半20分までに間違いなく退場していなければならないプレーをしていた(しかしカードさえ出ず).しかし別の選手が抗議とシミュレーションで退場.彼らのプレーは十分に甘く判定されたいたにも関わらず不満を言う彼らの精神構造は異常である.
そこからは今度は2番の選手がラフプレーが酷くなる.彼もサッカーであれば前半のうちに退場しているはずだった.それでも退場しない.ホームということを加味しても相当甘い判定だった.
相手のプレーに見所は一つとしてなかった.サッカーをしていないのだから当然だ.彼らはルールの無い単なる球蹴りを公の場で行っていた.公の場で恥をさらしていた.日本のチームがあんなプレーをすると「日本の恥さらし」と罵倒されるだろう.そんなプレーだった.
後半そんな相手に天罰が下る.相手4番の見事なオウンゴール.このときばかりは神様ってちゃんと見てるんだ,と思った.彼はあのオウンゴールを恥じるよりこの試合を通してやったラフプレーを恥じるべきなのだが.
結局0-2で浦和の勝利.内容を含めて実力差をみせた.試合終了後,彼らは更に審判に抗議しレッドカードを貰い中指を立てる.無様でクレイジーだ.あれだけ有利な判定をしてもらっても(多くの警告は見逃されている)まだ不満なようだ.どれだけ普段から有利な判定をしてもらっているのか恐ろしくなるほどだった.
こんなチームが昨年のCWCに出ていたなんて….アジアの恥だ.同類に思われたくない.世界中からリスペクトされないといわれているこの国.少なくともこのチームは世界中のどのチームからもリスペクトされない試合をした.今年このチームを勝たせなかった浦和はCWCの優勝を与えてもいいかもしれない.
ちなみに浦和は次もお隣のチーム.できたら次はサッカーの出来るチームであることを願う.
次に川崎.
試合は川崎ペース.その殆どは川崎に主導権があり,相手はカウンター一発を狙う.川崎はやはり得意のカウンターに持ち込む場面が少なく,ポゼッションからの攻撃は前の個人技がうまく繋がったときに機能した.相手のレベルがそれ程高くないためにそれでも攻撃の機会はかなり多かった.
しかし得点が決められない.相手は常時4バックを後ろに待機させガチガチに守る.あれだけ人がいるとシュートもわずかに精度が落ち,そこにGKの好セーブが続けば中々点も入らない.そういう意味でドフリーだった箕輪のヘディングは決めなければならないものだった.そこが川崎の足りなかった部分だろう.
対する川崎も1トップに3バックを崩さず守る.だから数的優位を作れなかったのかもしれない.そこも川崎の実力だったのだろう.4バックにしても守りきれる力がACLレベルだと必要になるということを示していると思う.
とにかくこの試合は浦和戦の試合より相当クリーンで(それでもラフだったが)試合時間も短く感じる楽しいものだった.悲しいかなPKというくじ引きに負けてしまったが.極めて勝利に近い敗戦.とてもいい経験だろう.特に谷口にはこれがいいきっかけになるかもしれない.
という2試合を見て思ったのは,日本のリーグのレベルはアジアレベルでは十分に高いということ.ベスト8レベルでは両チームが相手に試合を支配されることは無かった.リーグがこの大会へ力を入れればこの程度の結果は出せたのだろう.本当は昨年この程度の結果を残さなければならなかったのだが,G大阪は勝つサッカーをしなかったのでしかたない.もう1チームは論外.
こういう大会ではある程度割り切った戦いをしなければならないのだろう.その大会のレベルを超越したチームのみが魅せるサッカーができる.日本のチームは実力はあるがそんな試合が出来るほどではない.そういう試合で勝ち抜けるほどのレベルになったとき,ようやく年末のCWCが楽しみになるのだろう.
川崎の選手のコメントが印象的だった.「こんな楽しい大会ならまた出たい」.どちらのチームのファンでも無いが見ているほうも楽しかった.代表の親善試合より興奮する.近い将来の成功は間違いないだろう.ただサッカーをするチームだけで大会は行いたいものだ.サッカーの大会なのだから.
アウェイだが浦和のサポータの方が多い.声も大きい.このサポータは浦和の一番の戦力というのは間違いない.試合はいきなり相手のミスからの得点で動く.これで浦和は一気に有利になった.当然不利になった相手は目の色を変える.しかしこの国はなぜか「ラフプレー」という方向にその力がはたらく.
試合は一気に荒れだし相手の4番は前半20分までに間違いなく退場していなければならないプレーをしていた(しかしカードさえ出ず).しかし別の選手が抗議とシミュレーションで退場.彼らのプレーは十分に甘く判定されたいたにも関わらず不満を言う彼らの精神構造は異常である.
そこからは今度は2番の選手がラフプレーが酷くなる.彼もサッカーであれば前半のうちに退場しているはずだった.それでも退場しない.ホームということを加味しても相当甘い判定だった.
相手のプレーに見所は一つとしてなかった.サッカーをしていないのだから当然だ.彼らはルールの無い単なる球蹴りを公の場で行っていた.公の場で恥をさらしていた.日本のチームがあんなプレーをすると「日本の恥さらし」と罵倒されるだろう.そんなプレーだった.
後半そんな相手に天罰が下る.相手4番の見事なオウンゴール.このときばかりは神様ってちゃんと見てるんだ,と思った.彼はあのオウンゴールを恥じるよりこの試合を通してやったラフプレーを恥じるべきなのだが.
結局0-2で浦和の勝利.内容を含めて実力差をみせた.試合終了後,彼らは更に審判に抗議しレッドカードを貰い中指を立てる.無様でクレイジーだ.あれだけ有利な判定をしてもらっても(多くの警告は見逃されている)まだ不満なようだ.どれだけ普段から有利な判定をしてもらっているのか恐ろしくなるほどだった.
こんなチームが昨年のCWCに出ていたなんて….アジアの恥だ.同類に思われたくない.世界中からリスペクトされないといわれているこの国.少なくともこのチームは世界中のどのチームからもリスペクトされない試合をした.今年このチームを勝たせなかった浦和はCWCの優勝を与えてもいいかもしれない.
ちなみに浦和は次もお隣のチーム.できたら次はサッカーの出来るチームであることを願う.
次に川崎.
試合は川崎ペース.その殆どは川崎に主導権があり,相手はカウンター一発を狙う.川崎はやはり得意のカウンターに持ち込む場面が少なく,ポゼッションからの攻撃は前の個人技がうまく繋がったときに機能した.相手のレベルがそれ程高くないためにそれでも攻撃の機会はかなり多かった.
しかし得点が決められない.相手は常時4バックを後ろに待機させガチガチに守る.あれだけ人がいるとシュートもわずかに精度が落ち,そこにGKの好セーブが続けば中々点も入らない.そういう意味でドフリーだった箕輪のヘディングは決めなければならないものだった.そこが川崎の足りなかった部分だろう.
対する川崎も1トップに3バックを崩さず守る.だから数的優位を作れなかったのかもしれない.そこも川崎の実力だったのだろう.4バックにしても守りきれる力がACLレベルだと必要になるということを示していると思う.
とにかくこの試合は浦和戦の試合より相当クリーンで(それでもラフだったが)試合時間も短く感じる楽しいものだった.悲しいかなPKというくじ引きに負けてしまったが.極めて勝利に近い敗戦.とてもいい経験だろう.特に谷口にはこれがいいきっかけになるかもしれない.
という2試合を見て思ったのは,日本のリーグのレベルはアジアレベルでは十分に高いということ.ベスト8レベルでは両チームが相手に試合を支配されることは無かった.リーグがこの大会へ力を入れればこの程度の結果は出せたのだろう.本当は昨年この程度の結果を残さなければならなかったのだが,G大阪は勝つサッカーをしなかったのでしかたない.もう1チームは論外.
こういう大会ではある程度割り切った戦いをしなければならないのだろう.その大会のレベルを超越したチームのみが魅せるサッカーができる.日本のチームは実力はあるがそんな試合が出来るほどではない.そういう試合で勝ち抜けるほどのレベルになったとき,ようやく年末のCWCが楽しみになるのだろう.
川崎の選手のコメントが印象的だった.「こんな楽しい大会ならまた出たい」.どちらのチームのファンでも無いが見ているほうも楽しかった.代表の親善試合より興奮する.近い将来の成功は間違いないだろう.ただサッカーをするチームだけで大会は行いたいものだ.サッカーの大会なのだから.