17節は高校時代以来の美作へ!と思ったが急用が入り行けず.相手はここ数戦勝利から見放されている横河.5月以降の失速はファジアーノとよく似ているが,ここ数戦中位以上のチームばかりとの対戦でチームを立て直せなかったのが異なるところ.というより序盤の好調は対戦相手に恵まれていたからかもしれない.
対するファジアーノは千葉との対戦できっかけを掴み,首位栃木とも善戦したことで一時期の不振を脱した感がある.チームの勢いを取り戻すこと,そしてライバルを倒すという意味でもこの試合は非常に大事だった.喜山をボランチに据えるという苦肉の策をとったのだから余計に結果を求められる.
その大事な試合は武田が先発.武田もかなり良い選手なのでメンバーだけ見ても期待は高まった(ベンチ外の重光が気になったが).そして結果として川原,小野という中盤の選手が得点し勝利.そして課題の守備も失点0.素晴らしい結果で4位武蔵野を下しチームは非常に良い形で前期を終えた.特に次節が強豪本田との対戦なので,もしここで負けていたら3連敗というのもあり得ない話では無かった.そういった意味でもこの勝利は非常に大きかった.これを飛躍のきっかけにしてほしい.
で,前期が終わったのでちょっと考察でも.まず10勝3分4敗の勝ち点33で3位という成績.これは多くの人が妄想こそすれ予想しなかったくらい文句は無い結果だった.ただもったいない勝ち点の失い方が多かったのが本当に残念だ.経験不足が露呈したと言えるが,逆に言えば経験を積めば更なる上積みが望めるということ.この取れたはずの勝ち点を後期にちゃんと取れればよい結果が期待できる.
しかしこの成績の要因はいったい?と考えて自分なりに答えを出してみた.
1つは対戦順.新規加入でいきなり本田,富山,佐川という強烈な相手.だからこそシーズンに高いモチベーションで挑め,更に結果を残せたことは普通の相手に勝つ以上の自信になった.負けていたら…と思うとぞっとするが.
そしてもう1つは勝者のメンタリティーを持っていたこと.昨年1年間勝ち続けたチームの意識の高さはJFLに来ても変わらずだった.「JFLだから負けることもある」なんて気持ちは全く見られず.半端な気持ちで昇格したわけじゃないチームの意識の高さはJFLでも見られた.それがぎりぎりのところで勝ち点を得る要因となったし,崩れそうになったチームも立て直せたのだろう.
そしてもう1つは馬鹿みたいに厳しい地域リーグ決勝大会を優勝できたこと.あそこで勝つためにチームを作ると自然とJFLでも中位以上の実力をつけることになっていた.MIO,北九州の結果や,それまでに戦った熊本や岐阜が既にJ2に行っている事からも明らかだ.あの大会は実はあれでいいのかもしれない.
そしてクラブとしての強さも持っていたことも大きい.弦巻,ジェフェルソンの穴を感じさせない補強.それは小林康だったり武田だったり妹尾だったり.DFラインも木村,尾崎とコンスタントに出場する選手をそろえた.それによる既存の選手の成長も大きかった.臼井,李,玉林など.
一つだけ想定外だったのはボランチだった.三原のコンディションが戻らず,玉林も攻撃時のアクセントになりきれず.しかしそこへピンポイントの補強をするなどクラブとして的確な行動を取れるのは見事だ.
あと余りネットでも書かれてないが監督の手腕も挙げておきたい.特に前期終盤に喜山をボランチにする英断は見事にチームを立て直した.そして多くの選手が成長を続けており,キャンプからのチーム構築が今花咲いている.これは選手の努力もあるが,それだけではないのは明らかだろう.
…などと書いてみると良いとこばかりだ.盲目になりつつあるのかもしれない.ただ意識の高いチームを見ていると,あまり悪いところは見えてこないのは確かだ.ただこれらの一つでも崩れると一気にチームも崩れる可能性がある.そうならないよう出来るだけ応援したい.
ちなみに他のチームの情勢を見ると,栃木はちょっと抜けている.1回は不調の時期が来るだろうから,そのときにどこまで耐えられるかだけが問題だろう.そして4位以内を争うチームとしては本田,横河以外は全て準加盟のチームになりそうだ.コンスタントに成績を残す本田が落ちることは無いだろうから,実質2つの枠を4チームで争うことになりそうだ.やはり昇格が見えるようになると準加盟のチームは強いだろう.
予想としては岡山,富山,鳥取の3つ巴だと思うが最終的な結果は読めない.岡山はMFの補強がはまれば第1候補だろう.小林,喜山が2トップは得点数を見ても分かるがJFL最強だ.このアドバンテージはこのレベルのリーグではかなり大きいと思う.
チームのエースも,守備の要も言葉にした「Jリーグ」.エースなんてリーグ優勝を目指すとまで言っている.シーズン最初にも書いたが,選手はいくら恥ずかしくても可能性が0になるまで「優勝」「昇格」を口に出して目指して欲しい.諦めるのはそれからで遅くないのだから.
これまでJリーグ昇格にはわざと余り触れないでいた.前期が終わった今,この成績ならば嫌でも意識する.ならば思いっきり意識していこうと思う.可能性が0になるまで.
次は津山.なかみちなかと書く学校のすぐ上だ.あそこでJFLが開催されるなんて想像もしてなかったなぁ.目の前で起きていることの価値は理解できないんだろうなぁ.行けないんだが.
対するファジアーノは千葉との対戦できっかけを掴み,首位栃木とも善戦したことで一時期の不振を脱した感がある.チームの勢いを取り戻すこと,そしてライバルを倒すという意味でもこの試合は非常に大事だった.喜山をボランチに据えるという苦肉の策をとったのだから余計に結果を求められる.
その大事な試合は武田が先発.武田もかなり良い選手なのでメンバーだけ見ても期待は高まった(ベンチ外の重光が気になったが).そして結果として川原,小野という中盤の選手が得点し勝利.そして課題の守備も失点0.素晴らしい結果で4位武蔵野を下しチームは非常に良い形で前期を終えた.特に次節が強豪本田との対戦なので,もしここで負けていたら3連敗というのもあり得ない話では無かった.そういった意味でもこの勝利は非常に大きかった.これを飛躍のきっかけにしてほしい.
で,前期が終わったのでちょっと考察でも.まず10勝3分4敗の勝ち点33で3位という成績.これは多くの人が妄想こそすれ予想しなかったくらい文句は無い結果だった.ただもったいない勝ち点の失い方が多かったのが本当に残念だ.経験不足が露呈したと言えるが,逆に言えば経験を積めば更なる上積みが望めるということ.この取れたはずの勝ち点を後期にちゃんと取れればよい結果が期待できる.
しかしこの成績の要因はいったい?と考えて自分なりに答えを出してみた.
1つは対戦順.新規加入でいきなり本田,富山,佐川という強烈な相手.だからこそシーズンに高いモチベーションで挑め,更に結果を残せたことは普通の相手に勝つ以上の自信になった.負けていたら…と思うとぞっとするが.
そしてもう1つは勝者のメンタリティーを持っていたこと.昨年1年間勝ち続けたチームの意識の高さはJFLに来ても変わらずだった.「JFLだから負けることもある」なんて気持ちは全く見られず.半端な気持ちで昇格したわけじゃないチームの意識の高さはJFLでも見られた.それがぎりぎりのところで勝ち点を得る要因となったし,崩れそうになったチームも立て直せたのだろう.
そしてもう1つは馬鹿みたいに厳しい地域リーグ決勝大会を優勝できたこと.あそこで勝つためにチームを作ると自然とJFLでも中位以上の実力をつけることになっていた.MIO,北九州の結果や,それまでに戦った熊本や岐阜が既にJ2に行っている事からも明らかだ.あの大会は実はあれでいいのかもしれない.
そしてクラブとしての強さも持っていたことも大きい.弦巻,ジェフェルソンの穴を感じさせない補強.それは小林康だったり武田だったり妹尾だったり.DFラインも木村,尾崎とコンスタントに出場する選手をそろえた.それによる既存の選手の成長も大きかった.臼井,李,玉林など.
一つだけ想定外だったのはボランチだった.三原のコンディションが戻らず,玉林も攻撃時のアクセントになりきれず.しかしそこへピンポイントの補強をするなどクラブとして的確な行動を取れるのは見事だ.
あと余りネットでも書かれてないが監督の手腕も挙げておきたい.特に前期終盤に喜山をボランチにする英断は見事にチームを立て直した.そして多くの選手が成長を続けており,キャンプからのチーム構築が今花咲いている.これは選手の努力もあるが,それだけではないのは明らかだろう.
…などと書いてみると良いとこばかりだ.盲目になりつつあるのかもしれない.ただ意識の高いチームを見ていると,あまり悪いところは見えてこないのは確かだ.ただこれらの一つでも崩れると一気にチームも崩れる可能性がある.そうならないよう出来るだけ応援したい.
ちなみに他のチームの情勢を見ると,栃木はちょっと抜けている.1回は不調の時期が来るだろうから,そのときにどこまで耐えられるかだけが問題だろう.そして4位以内を争うチームとしては本田,横河以外は全て準加盟のチームになりそうだ.コンスタントに成績を残す本田が落ちることは無いだろうから,実質2つの枠を4チームで争うことになりそうだ.やはり昇格が見えるようになると準加盟のチームは強いだろう.
予想としては岡山,富山,鳥取の3つ巴だと思うが最終的な結果は読めない.岡山はMFの補強がはまれば第1候補だろう.小林,喜山が2トップは得点数を見ても分かるがJFL最強だ.このアドバンテージはこのレベルのリーグではかなり大きいと思う.
チームのエースも,守備の要も言葉にした「Jリーグ」.エースなんてリーグ優勝を目指すとまで言っている.シーズン最初にも書いたが,選手はいくら恥ずかしくても可能性が0になるまで「優勝」「昇格」を口に出して目指して欲しい.諦めるのはそれからで遅くないのだから.
これまでJリーグ昇格にはわざと余り触れないでいた.前期が終わった今,この成績ならば嫌でも意識する.ならば思いっきり意識していこうと思う.可能性が0になるまで.
次は津山.なかみちなかと書く学校のすぐ上だ.あそこでJFLが開催されるなんて想像もしてなかったなぁ.目の前で起きていることの価値は理解できないんだろうなぁ.行けないんだが.