今年のF1を振り返って.
結果はミハエルの独走.ただし,これは結果を見るまでも無かった.シーズン前からフェラーリの対抗チームは散々だった.マクラーレンはテストで新車が大失敗だったし,ウィリアムズはその挑戦的なフォルムで,安定した結果は望めなかったからだ(個人的にはああいう革新的なスタイルは好きだったが).
更に他のドライバーに彼のライバルが存在しないことも彼の独走を助長した.彼のようなF1界きっての「超一流」ドライバーに対し,普通の「一流」ドライバーさえ見当たらなかった.セナ,プロストのような「超一流」ドライバーや,「一流」のピケやマンセル,ハッキネンなどがいれば,少しは独走を防げただろう.
現在ミハエルの次に来るドライバーは,「1.5流」どころばかりだ.モントーヤとバリチェロはそこで成長が止まっているようだし,ライコネン,アロンソ,ウェバー,佐藤,バトン,フィジケラはまだ発展途上だ.これで「超一流」であり,F1の歴史を見渡しても最高のドライバーであるミハエルに勝て,というほうが無理だ.
来年を予想すると,マクラーレン,ウィリアムズともにマシンは改善されるだろうが,安定するのは後半戦だろう.BAR,ルノーが前半戦のフェラーリの対抗である.ミハエルがマシンに頼っているチャンピオンならまだ良いのだが,彼は運転しても速いのでそう簡単には崩れない.なので勝機はこの4チームの1.5流ドライバーがどの程度成長するか,で決まってくるだろう.
ちなみにこの1.5流ドライバーの来年を予想すると,ライコネンは安定した走りを見せるだろうが,ミハエルに食いつくほどではないだろう.アロンソは来年は失速する.それは今年の終盤戦から見せた精神的なムラが大きくなるのではないか?これは新たにチームメイトになるフィジケラのスピードに焦りを感じるだろうからだ.
ウェバーは飛躍するだろう.ミハエルの対抗1番手だ.彼が遅い車を速く走らせる姿は,一流になった他のドライバーと同様だ.
バトンは結局優勝できないドライバーだろう.安定感はあるが一発の速さが無いので肝心なところで勝負できない.タイプとしてはハッキネンに近いのだろうが.更に彼は温室育ちであり,そういう部分で弱いと思っている.そういうドライバーを私が好きでない,というのもあるが.
フィジケラはようやく良いマシンを得られ,かなりの活躍を見せるだろう.元々その能力は高かった.ただ,このドライバーは期待すると大体駄目なのであまり期待しないでおきたい.
最後に佐藤くん.彼は今年以上の不運は無いだろうから,昨年よりも安定した結果は残せるだろう.今年終盤に見せた安定した速さと,前半戦に見せたアグレッシブさとその速さが融合すれば,確実にミハエルと良い勝負をするだろう.
何にしろ結果は大きく変わらないだろうが,特にミハエル以外の争いは来年はかなり面白くなるだろう.それも全てマシン次第だが.
結果はミハエルの独走.ただし,これは結果を見るまでも無かった.シーズン前からフェラーリの対抗チームは散々だった.マクラーレンはテストで新車が大失敗だったし,ウィリアムズはその挑戦的なフォルムで,安定した結果は望めなかったからだ(個人的にはああいう革新的なスタイルは好きだったが).
更に他のドライバーに彼のライバルが存在しないことも彼の独走を助長した.彼のようなF1界きっての「超一流」ドライバーに対し,普通の「一流」ドライバーさえ見当たらなかった.セナ,プロストのような「超一流」ドライバーや,「一流」のピケやマンセル,ハッキネンなどがいれば,少しは独走を防げただろう.
現在ミハエルの次に来るドライバーは,「1.5流」どころばかりだ.モントーヤとバリチェロはそこで成長が止まっているようだし,ライコネン,アロンソ,ウェバー,佐藤,バトン,フィジケラはまだ発展途上だ.これで「超一流」であり,F1の歴史を見渡しても最高のドライバーであるミハエルに勝て,というほうが無理だ.
来年を予想すると,マクラーレン,ウィリアムズともにマシンは改善されるだろうが,安定するのは後半戦だろう.BAR,ルノーが前半戦のフェラーリの対抗である.ミハエルがマシンに頼っているチャンピオンならまだ良いのだが,彼は運転しても速いのでそう簡単には崩れない.なので勝機はこの4チームの1.5流ドライバーがどの程度成長するか,で決まってくるだろう.
ちなみにこの1.5流ドライバーの来年を予想すると,ライコネンは安定した走りを見せるだろうが,ミハエルに食いつくほどではないだろう.アロンソは来年は失速する.それは今年の終盤戦から見せた精神的なムラが大きくなるのではないか?これは新たにチームメイトになるフィジケラのスピードに焦りを感じるだろうからだ.
ウェバーは飛躍するだろう.ミハエルの対抗1番手だ.彼が遅い車を速く走らせる姿は,一流になった他のドライバーと同様だ.
バトンは結局優勝できないドライバーだろう.安定感はあるが一発の速さが無いので肝心なところで勝負できない.タイプとしてはハッキネンに近いのだろうが.更に彼は温室育ちであり,そういう部分で弱いと思っている.そういうドライバーを私が好きでない,というのもあるが.
フィジケラはようやく良いマシンを得られ,かなりの活躍を見せるだろう.元々その能力は高かった.ただ,このドライバーは期待すると大体駄目なのであまり期待しないでおきたい.
最後に佐藤くん.彼は今年以上の不運は無いだろうから,昨年よりも安定した結果は残せるだろう.今年終盤に見せた安定した速さと,前半戦に見せたアグレッシブさとその速さが融合すれば,確実にミハエルと良い勝負をするだろう.
何にしろ結果は大きく変わらないだろうが,特にミハエル以外の争いは来年はかなり面白くなるだろう.それも全てマシン次第だが.