Motor Sports Sound

車とスポーツと音楽と

第11節 東京V戦

2019-05-06 01:00:50 | ファジアーノ岡山

久しぶりの現地。本当に久しぶり。やっぱり現地は良い。久しぶりに来て変化と言えば声出しの人たちが減っていること。相手の倍もいないのでは?結局あれだけのお客が入ってもあそこに客がいないから1万人は行かず。まあ、あれだけ酷いサッカーを何年も続けられたらストレス溜まって荒れるのも分かる。変わらないのは屋台の行列。8千人を超えると行く気もしない。

試合は前半は見所なし。立ち上がりこそ少し押せたが、その後は防戦一方、と言うかボールを取れない、持てない、の時間がずっと続く。スキルがないのもあるが、組織としてフォーカスが合わないままプレーしていた感じだ。そんな中で失点。去年の面影がチラつく試合。また元に戻るのかと思わず感じた。こう言うのが染み付いているのが今の観客席だろう。昨年でこの展開なら前半だけで帰る客も多かったのでは?
後半は立て直したが、流れをつかみきれないままPKを奪われた。正直この日は寒すぎたのもあって失点したら帰っていたかもしれない。
ただ、このPKストップからスタジアムの雰囲気が急激に変わった。あの感じは昔と同じで、逆転まで行けるのでは?と思ったがそこまで甘くはなかった。

結局ドロー。昨年と比べてサッカーは良くなった。矢島や岩政がいた頃よりも。ただ攻撃はもっと力を入れる必要がある。選手の質も連携もあるが、やはりペナルティエリアに入ることとシュートを打つ意識が不足している。特に残念なのは久保田。後ろ向きのプレーが多すぎる。受けたら前を向く回数を増やして欲しい。そして狙えるならシュートも。良かった頃の香川とか、今で言うなら久保か。久保田はゴールから遠すぎて全く怖さがない選手だった。
あと全体としてはスプリントの距離と回数が少ないのが気になった。カウンターや守備のプレッシングでもう少しいけないと相手を上回れない。

とにかく去年までのトラウマを無くすために、今年は多少守備には目をつぶって攻撃する勇気を身につけてほしい。そうすれば勝ち点も観客も付いてくるだろう。

第10節 徳島戦

2019-05-03 18:52:09 | ファジアーノ岡山
悪い流れを断ち切った次の試合。流れに乗るために勝利が欲しい。アウェイとは言え徳島はそこまで相性は悪くない。この日はSHに三村が入った。彼がここでうまく機能するとこの先楽になる。
だが試合は前半早々にPKで失点。清武弟は何かイメージが良くないがこの日もそのままだった。そして、この日苦戦した理由の1つは三村だった。昨年までの5バックを引きずり、すぐに最終ラインに吸収されるた。本当に悪い指導者の下でプレーすると、悪い癖が染み付いてしまい選手の価値を下げてしまう。ただ、三村を右で使ったのは失敗だろう。もちろんSHが切り込むよりサイドに流れてクロスを上げる形が多い戦術なので仕方ないところもあるが、三村のクロスの精度を考えれば逆サイドでの起用が正解だった。
そんな中で粘りのプレーで前半終了間際に同点に。この時間帯で同点にできるのは今季本当に良くなった部分だ。残念ながら三村が負傷交代した後半は、この試合だけを考えるとラッキーだった。試合は岡山がペースを握り逆転勝利。
これでここのところ波に乗れなかったチームが変わるきっかけになるだろう。新体制で見えた細かな課題を少しずつ解決して、ようやくスタートという感じだ。

第9節 千葉戦

2019-04-30 22:49:20 | ファジアーノ岡山
アウェイ千葉は未だ未勝利。ここは勝てる気がしない。そこに斎藤は怪我、金山も先発を外れた。チームは逆転や終了間際に追いつかれるなど波に乗れない状態で中々プラス要素がない。あるとすれば千葉の調子が悪いこと。
試合自体は悪くない。相手はJ1経験者多数でスキルは高かったがゴールへ迫る迫力が足りない。監督が代わりチームが成熟しておらず、いまいちチームが機能していない状況だった。
そんな中で上田が負傷交代。左SBのちょっとしたミスからの怪我だけにもったいない。プレーの質の低さは怪我まで誘発してしまう。試合が終わって改めて考えると、この日の試合内容なら、この怪我が無ければ勝てた試合だったかもしれない。
とは言え、前節までの悪い流れを断ち切るために必要な結果だった。これでようやく振り出しに戻れるだろう。上田不在の影響だけが気になるところだが、今年はFK以外での存在感がそこまで大きくないので大丈夫だろう。

第8節 新潟戦

2019-04-22 12:14:47 | ファジアーノ岡山
前節の酷い逆転劇で選手を入れ替えてきたが、喜山じゃ…。特に彼がSBに入ると攻撃の幅が減るので見る方としては残念なのだが、相手が新潟と言うことで守備重視と考えたい。
試合は右サイドの残念な対応から左右に振られていきなり失点。前節から悪い流れを引き継いでしまった。昨年ならこれで試合終了だったのだが、今季は攻撃できるのが良いところ。正直仲間とヨンジェがいれば、普通にすればある程度攻撃の計算はできる。昨季までのような普通じゃないサッカーでは彼らでも得点は難しかった。
期待できる攻撃はすぐに結果を出した。すぐに追いつき、後半開始直後には逆転。前節のことも気になる中、更に追加点で勝利を確信した。
しかし昨年からのトラウマの克服は簡単なものじゃないことを痛感させられるその後の2失点だった。前監督時代に、プレーオフという最高の舞台に向かう前に相手をビッグクラブと言い、相手をリスペクトしすぎたその文化はこういう所に出てきてしまう。そしてその不甲斐ない姿にファンも減っていく。
と言う最悪の形の引き分け。とは言え昨年と違うところも見せてくれている。その期待が残っているうちに現状を打破してもらいたい。

第7節 大宮戦

2019-04-09 23:24:37 | ファジアーノ岡山
今季初の平日の試合。連戦だが選手は入れ替えず。アウェイでただでさえ条件が悪いのだが。今季の運動量を求められるサッカーには不利に働くはずだ。
大宮は高木が監督というのが最もやりにくい。相手をよく研究し嫌らしいサッカーをするからだ。
この日も3バックでどんな試合をするのかと思えば、5バックに近い形からのカウンターサッカー。厄介だったのは、そのカウンターが速くて、人数も掛けてきて、パスのレンジも長く、かつ速かったこと。岡山の選手はかなり走らされた。その中でも攻撃的なスタイルを崩さず得点をできたのはこの日の収穫だ。正直なところ何も出来ずにやられると思っていた。
悪かったのはそこからだ。監督の采配だ。前節の反省からだと思うが、馬鹿みたいに守備的なカードを切り、75分には3枚切り終え、ほぼ攻撃のコマがない状態になってしまった。相手は怖さを全く感じなくなったはずで、ここから失点すると何も手の打ちようがないのは自明だった。
しかも連戦で足が止まっていたところにこの交代。走れる交代選手は後ろにいて、プレスをかけるべき前の選手は走れない。ゴール前で跳ね返すしかない状態。昨年のクソサッカーを彷彿させるものだった。
監督の経験の浅さをモロに見せた試合だった。これがそのまま有馬の能力が低いということに繋がるわけではないが、これを何度も繰り返すとそういう評価になる。特に4年間それをやり通した監督がいたので、サポーターの目はこういうサッカーには相当厳しくなっている。ここから数戦が正念場だ。