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第9節 千葉戦

2019-04-30 22:49:20 | ファジアーノ岡山
アウェイ千葉は未だ未勝利。ここは勝てる気がしない。そこに斎藤は怪我、金山も先発を外れた。チームは逆転や終了間際に追いつかれるなど波に乗れない状態で中々プラス要素がない。あるとすれば千葉の調子が悪いこと。
試合自体は悪くない。相手はJ1経験者多数でスキルは高かったがゴールへ迫る迫力が足りない。監督が代わりチームが成熟しておらず、いまいちチームが機能していない状況だった。
そんな中で上田が負傷交代。左SBのちょっとしたミスからの怪我だけにもったいない。プレーの質の低さは怪我まで誘発してしまう。試合が終わって改めて考えると、この日の試合内容なら、この怪我が無ければ勝てた試合だったかもしれない。
とは言え、前節までの悪い流れを断ち切るために必要な結果だった。これでようやく振り出しに戻れるだろう。上田不在の影響だけが気になるところだが、今年はFK以外での存在感がそこまで大きくないので大丈夫だろう。

第8節 新潟戦

2019-04-22 12:14:47 | ファジアーノ岡山
前節の酷い逆転劇で選手を入れ替えてきたが、喜山じゃ…。特に彼がSBに入ると攻撃の幅が減るので見る方としては残念なのだが、相手が新潟と言うことで守備重視と考えたい。
試合は右サイドの残念な対応から左右に振られていきなり失点。前節から悪い流れを引き継いでしまった。昨年ならこれで試合終了だったのだが、今季は攻撃できるのが良いところ。正直仲間とヨンジェがいれば、普通にすればある程度攻撃の計算はできる。昨季までのような普通じゃないサッカーでは彼らでも得点は難しかった。
期待できる攻撃はすぐに結果を出した。すぐに追いつき、後半開始直後には逆転。前節のことも気になる中、更に追加点で勝利を確信した。
しかし昨年からのトラウマの克服は簡単なものじゃないことを痛感させられるその後の2失点だった。前監督時代に、プレーオフという最高の舞台に向かう前に相手をビッグクラブと言い、相手をリスペクトしすぎたその文化はこういう所に出てきてしまう。そしてその不甲斐ない姿にファンも減っていく。
と言う最悪の形の引き分け。とは言え昨年と違うところも見せてくれている。その期待が残っているうちに現状を打破してもらいたい。

第7節 大宮戦

2019-04-09 23:24:37 | ファジアーノ岡山
今季初の平日の試合。連戦だが選手は入れ替えず。アウェイでただでさえ条件が悪いのだが。今季の運動量を求められるサッカーには不利に働くはずだ。
大宮は高木が監督というのが最もやりにくい。相手をよく研究し嫌らしいサッカーをするからだ。
この日も3バックでどんな試合をするのかと思えば、5バックに近い形からのカウンターサッカー。厄介だったのは、そのカウンターが速くて、人数も掛けてきて、パスのレンジも長く、かつ速かったこと。岡山の選手はかなり走らされた。その中でも攻撃的なスタイルを崩さず得点をできたのはこの日の収穫だ。正直なところ何も出来ずにやられると思っていた。
悪かったのはそこからだ。監督の采配だ。前節の反省からだと思うが、馬鹿みたいに守備的なカードを切り、75分には3枚切り終え、ほぼ攻撃のコマがない状態になってしまった。相手は怖さを全く感じなくなったはずで、ここから失点すると何も手の打ちようがないのは自明だった。
しかも連戦で足が止まっていたところにこの交代。走れる交代選手は後ろにいて、プレスをかけるべき前の選手は走れない。ゴール前で跳ね返すしかない状態。昨年のクソサッカーを彷彿させるものだった。
監督の経験の浅さをモロに見せた試合だった。これがそのまま有馬の能力が低いということに繋がるわけではないが、これを何度も繰り返すとそういう評価になる。特に4年間それをやり通した監督がいたので、サポーターの目はこういうサッカーには相当厳しくなっている。ここから数戦が正念場だ。

第6節 甲府戦

2019-04-08 00:02:33 | ファジアーノ岡山
ようやく選手を固定できたこの試合。相手は質の高いチームだがものすごく怖いわけではない。
いつものように高い位置からのプレスと前を重視した攻撃は相手も嫌がっていたと思う。岩政のネガティブ解説を聞いていると最悪の出来のように見えそうだったが。まあJ1狙うなら岩政の言うくらいしないとダメだろうが、昨年の岡山を基準に考えれば上出来だ。
この日は相手GKが乗っていたので0-0か?と思っていたが、セットプレーから得点が生まれた。この流れであの得点というのは大体勝利に繋がるのだが、この日は最後に落とし穴があった。
ただそれも自ら招いた失点だった。後から入ったレオが2回のキープタイミングでどちらも全くキープできなかったこと。そして交代枠を連戦にも関わらず使い切らなかったこと。どれか1つでも正しい選択をしていれば試合はそのまま終わっていだだろう。有馬の経験のなさを示す試合だった。
連戦の中、3連勝を目前に逃したメンタルを立て直せるだろうか?

第5節 柏戦

2019-04-02 00:16:13 | ファジアーノ岡山
喜山が外れ、椋原がようやく復帰。開幕時に書いた今季の残留争いに巻き込まれることに関しては少し安心できた。少なくとも有馬が前任のように無意味に選手固定をしないことは分かった。
アウェイで柏ということで、かなり難しい試合が予想された。昨年なら殆どの時間を自陣で過ごし、最高でも勝ち点1しか期待できず、得点どころかシュートさえ打てない試合しか想像できなかった。
しかしこの日全く引くことなく、それどころか前から守備を行い相手のパスを何度も狩に行く試合ができたのは、体制が変わってたった5試合と考えると上出来だ。監督がどれだけ重要かがよく分かる。
試合を柏視点で見れば、惜しいシュートが多く、たまたま失点して負けた、という試合だろう。ただ実際は柏が試合を支配していたとは言えなかった。お互いに強度の高いプレーが多くどちらに転がるか分からない、J2としてはもったいない良い試合だった。単純に面白い試合で、こういう試合が続けられるならホームの観客も戻ってくるだろう。まぁ酷すぎたので簡単には戻って来ないとは思うが…

この日最も良かったのは柏相手に今季初の無失点試合だったということだ。4バックにして守備の安定はもう少し時間がかかると思っていたが。もちろんまだ怪しいところも多いので、もう少し時間はかかるだろう。ただ、昨年までと異なり攻撃はできているので、そこまで落ちることはないだろう。
次節が大事だ。ただこういう時にダメなことが多いチームなのだが。