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第15節 長崎戦

2014-06-11 00:52:17 | ファジアーノ岡山
 GWより負けなし、2連勝中。好調な中、今年も上位に顔を出している長崎との対戦。

     清水
   片山  妹尾
三村 上田  島田 田中
 田所  後藤  鎌田
     中林

 今年は長崎に野田が加入し、尚且つ好調と言うことで岡山で見ることを期待していたが怪我で欠場。ちょっと残念。と言うか素直に彼の方を補強しておけば、序盤にあれ程苦労しなかっただろう。

 試合が始まってすぐに思ったのは「長崎は相変わらず荒いサッカーだなあ」と言うこと。それは相手の攻撃を遅れさせることに全力を挙げているためだ。これは個人のスキルが低い中で戦っていくための戦術だ。守備で同数では勝てないから人が戻る時間を作るために攻撃を遅れさせる。もちろん攻撃においても人や時間は掛けずロングボール一辺倒に行う。そこまで戦術を徹底し、そしてそれをスキル以上の好結果に繋げている。そんな戦術の彼らには攻撃のリズムなんて必要無いから、いくらファールしても自分たちの戦い方には関係ない。もちろん攻撃の時間は少なくても問題ないし、守備の時間は短くしたいので、リスタートにかける時間も長い。

 こんな弱者が勝つために徹したサッカーが面白いわけがない。実際に見ていて面白くない。そしてそろそろ選手が色気を出してしまう時期だろうし、それに伴い勝てなくなる時期でもある。高木がどこまで統治できるか?が長崎の行く末を決めるだろう。すでに悪い傾向は見え始めているが。

 そんな放り込みサッカーの長崎にしてみれば、高さの無い今の岡山に負けたら恥ずかしいだろう。そんな辱めを与えるためかは知らないが、この日は岡山が体を張って高さに対抗する。こういうときは特に田所が心強い。あの相手に完全に優位に立ってプレーしていた。
 対するファジアーノの攻撃は、ここのところの好調を示すように何度も縦へ挑戦する。非常に勇気のあるプレーを繰り返していた。そういうチームにはチャンスも訪れる。相手の連携ミスのオウンゴール。前へ攻め続けた結果だろう。更にそのすぐ後に清水が見事なゴール。長崎の選手にしてみれば、少し羨ましい攻撃に見えたのではないだろうか?

 ただせっかく2点を取り、楽に試合を進められそう、と思ったところですぐ失点したのはちょっと残念だった。これを抑えられるようになれば今季の岡山には期待できるようになる。昨年のように、そこまでたどり着かずシーズンを終える可能性もあるが。

 と言う2-1の試合。高さの無い中、苦手な放り込みサッカーに勝てたのはチームに自信になるだろう。あとは無失点で終わらせるだけだ。それでは勝手に採点。

清水(7.0)当たり負けずゴールも
妹尾(5.5)当たりに苦しんだ
片山(5.5)良いところを消された
三村(6.5)ドリブルで相手を困らせた
上田(6.5)チームの起点に
島田(6.5)前への圧力を緩めなかった
田中(6.0)少し大人しかった
田所(7.0)MOM。この相手に負けなかったことを評価
後藤(6.5)ほとんどの時間は抑えられた
鎌田(6.5)前へもう少し欲しい
中林(6.0)いつも通り

押谷(5.5)自分にこだわり過ぎ
久木田(6.0)何処でもそつなくこなす
石原(*.*)

影山(6.5)
 この日は特に問題は無く、狙い通りの試合ができた。


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