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メディアが変われば有名人になるチャンスはあるのかもしれない

2012-10-21 17:33:21 | 社会
ちょっと思い出したのだけど,先日も書いた通り,わたしはインターネット創成期にコンピュータを触り出したことになります。当時MLとネットニュースが盛んで…っていうのは前も書いたけど,まだ若かった自分は,結構そこに多くの書込みをしました。ちなみにパソコン通信はやったことありません。

多くの書込みをすると,結構周りも認知してくれて,あと当時はオフ会もあったし,またほとんどが実名でコミュニケーションをしていたので,ネットを通じて知り合いになった人も多くいます。ネットの世界は今でもそうですが,書き込み量の多さや,気の効いたことがいえるか?,とかそういうことがある意味,その人の信頼や有名度に影響する気がします。田舎の大学をでて上京して来たばかりの自分でしたが,知り合いも増えたし,そこで,例えばミュージシャンやTV局の人と,ちょっと知り合いになれたりもしました。

そういう風に顔を売れたのは,まだまだネット人口が少なくて,ちょっと頑張れば,ネットで目立つことが可能だったからかも知れません。その証拠に書込みの多い人は皆常連でした。

自分の場合,まぁネットに関してはだいたいそんな感じで満足してしまい,そこで知り合いになったローカルな関係を深めることはありましたが,更に有名になりたいとか人間関係を広げたいというのはあまりやりませんでした。あと,知り合いの中には,そこから仕事を広げたりした人もいるようです。

先日の「インターネット創成期の人が羨ましい」といった高校生は,それで富を得た人がいるから…と言ってましたが,それは希だとしても,こういう新しいメディアが産まれるときに遭遇すると,そこで有名になれる可能性は結構ある…と実感してます。TV等の枯れたメディアに一般人が出て喋るとかなかなか出来ないし,業界の人と知り合いになることも難しかったりするけど,インターネットの中のあるメディアに注力すると
そこで人脈を作ることは可能でしょう。

それは別にインターネットの創成期に限らず,今でも頻繁に起きているように思います。わたしはMLやネットニュースでしたが,その後に掲示板文化が広がり,テキストサイト,ブログと来て,mixiなどのSNS,そして今はTwitterとFacebookでしょう。Twitterで思うのは芸能人の様な最初から有名な人もいるけど,Twitterの書込みになって有名になった人も結構いることです。まぁブログでもいましたよね。

というわけで,確かに新しいメディアの創成期にうまく頑張れば,有名人になるくらいは出来る可能性があります。ただ,それって別にインターネット創成期に限らず,わたしの前だとパソコン通信もあっただろうし,同人誌の立ち上がりもあっただろうし,学生運動だって,生協の発足だって,ネット以降も,上記以外にボランティアのNPOとか,まぁ様々なコミュニティ形態が産まれてるわけですから,そこで抜きん出る事が出来る可能性はあるわけです。たぶん,今後もある。

まぁだからといって,それで喰えるか?とか金持ちになるか?…っていうのは,また別の話で…。どうなんでしょうね?…という気はしますが,もし有名になりたかった,新しいメディアの立ち上がりの時期に頑張ってみるっていうのはありでしょう。TwitterだのFacebookだの言いますが,こういうメディアは10年もしないうちに流行りは移り変わりますから,またチャンスはあると思いますよ。
コメント
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