たろの日記ページ,gooブログ版

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世界一幸せな日本人

2012-05-15 00:02:25 | 音楽・アート
ライブの感想は別途書きますが,先週キース・ジャレットのコンサートに行きました。キースのライブに行く度に思いますが,日本人,特に関東に住んでいる人は世界一幸せなんじゃないかなぁと。

キースは年に数回しかコンサートをしません。でも日本には2年に一度くらいのペースで来てます。コンサートやライブを沢山していた若い頃はともかく,この10年くらいはおそらく日本が一番キースのコンサートをやってるところです。キースはアメリカに住んでますが,アメリカ在住の人でもキースのコンサートをみるのは大変です。

日本でも今回は東京のみの公演です。大阪に行く時もありますが,最近は結構稀なので,東京の人は特に幸せです。夕方まで会社で仕事をして,キースの演奏を聴いて,その日のうちに帰れるチャンスを作れる人って人って世界中で,ちょっと稀なんですよ(笑)。

ところでライブの時に,なぜキースはこんなにも日本でコンサートをするんだろうか?と思いました。
・ギャラがいい?,
・プロモータ(鯉沼氏)との関係?,
・日本の演奏環境や観客が良いから?,
・日本自体に来るのが
好き?
,とかいろいろ考えられます。鯉沼氏の力が一番なのかなぁ,という気がします。

一方で他のジャズミュージシャンもアジアにくるとしたら日本という人も結構います。これは日本にジャズファンが多く観客の質がよいというのと,何だかんだいって経済大国で,ギャラがいいというのもあるのかもしれません。以前韓国にメセニーグループがコンサートをしたときに,韓国や中国が日本に追いつくってこういうことかも知れないなぁ,と少し思いました(苦笑)。

日本にジャズミュージシャンが来るのは波があって,今は一時期より減ってる気はします。大きなジャズフェスがないというのもあります。でも結構小さいライブハウスに海外の有名どころが来ることもあってビックリします。

こういう環境がいつまでも続くといいなぁ,そのためには経済の維持も重要だけど,ミュージシャンにとって魅力的な観客や文化というのも重要じゃないのかなぁと思うので,その辺はこっちも努力したいものです。

関東から引っ越すと,こういうライブに気軽に行けなくなるというのも悩ましいのですが。
コメント
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