たろの日記ページ,gooブログ版

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頭がいい

2005-05-26 14:55:38 | ひとこと
さていきなりですが…,わたしは少なくとも現在の日本ではわりと誰も否定しない価値観になっている「頭が良いことは 良いことである」っていうテーゼがずっと気になってます。これ否定する人,ほとんどいないと思いますが,でも明治以前は「頭がいい女なんて嫁の貰い手がない」というセリフが良くマンガやドラマであるので,昔はそうでもなかったのでしょうか?。
もっとも,「頭が良い」というのもいろんな意味があって,読み書き算盤が出来るっていうのもあれば,研究者気質である,物事を良く知ってる,常識的である,発想が豊か,論理的思考が得意,頭が柔軟,回転が速い…等など。意外にこれらは両立せず,物事を良く知ってるがゆえに頭が硬い…という人もいます。個人的にはわたしの思ういい意味での頭の良さ…っていうのは頭の柔らかさ,発想の豊かさ…であるので物事を知ってるかとか回転が速いか?…とかいうのはそこまで重要ではありません。
それでもって更に気になるのが頭が良さそうな人(論理的だったり,物事を良く知ってる人)が結構ネガティブなことを良く言うこと。「頭がいいって事はネガティブなのか?…」とかいう疑問がちょっと頭に浮かんだのでした…。
…でも良く考えたらというか,最近のブログとかを読み回っていると,頭良さそうなのに結構ポジティブなことを書いている人がいて,ちょっと安心してますが,ここまでブログとか日記とかが広がる前は,だいたい声が大きい人,口が達者な人って物事を批判したり,世界を悲観する人が多くて,本当に怒っているのか,それとも単に自分が頭がいいってアピールしたいのか?とか思うことがよくありました。
今でもTVとか見てるとコメンテータとか知識人としてTVに登場してる人って「文句」しか言いませんよね?。「文句いうことでしか自分の頭の良さをアピールできないの?」とかひねたこと思います…って,これじゃわたしも批判してるだけだな(^^;)…。
頭いいけどポジティブっていうのあると思うんですよね。明るいと馬鹿っぽい…っていうのもどうも変な価値観で,悩んでいる方が頭良さそう…って,頭いいのに辛いって変だよなぁ…とか。
まぁそういうわけでネットとか読んでると若干ほっとはするんですが,TV見てると暗い真剣な(?)番組と,明るい馬鹿っぽい番組が多いよねぇ…。あと真剣に話をするときは常に怒らないといけないのだろうか?…,等という疑問も…。
コメント
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