めんごチャペの猫の目日記

日々の思い・風・山行き・・・気まぐれに・・・

一ノ倉沢散策/2017年7月5日

2017年07月06日 13時23分13秒 | 新潟県の山

谷川岳 一ノ倉沢 上部は雲がかかり幽玄なり 

 

 

 

以前から行って見たかった 一ノ倉沢(アルコの写真展を見て)

2017年7月5日(水)

12名    6名

昭島駅南口6:30am→圏央道入間IC→関越自動車道水上IC→

谷川岳ロープウエーベースプラザ9:03→マチガ沢出会10:12→

一ノ倉沢出会10:45→幽ノ沢11:50→湯テルメ谷川→水上IC→昭島駅南口

関東は昨夜まで 台風3号の影響で大雨が降り続いていた

活発な梅雨前線が刺激され 九州地方は豪雨に見舞われ甚大な被害が出た

 

台風一過の爽やかな一日とはならず

陽が差すも雨が降ったり 黒雲が垂れこめたり・・・

傘を差した りポンチョをかぶったり めまぐるしい

それでも 東京のような蒸し暑さはなく涼しい 

 

9:12 予定通り土合橋から出発・・・

  

湯桧曽川の湯吹の滝 土合橋の上から覗くと

 雨台風がもたらした水が 勢いよく流れ落ちている

 

9:15 西黒沢橋

やはり最初の橋は浸水しており 裸足になって渡れなくもないが

これから先の橋も もっと水量が多く渡れない危険性もあり

ここの地理に詳しいGABIBO会長の判断で 渓谷沿を回避し

一ちゃん 倉ちゃんの観光自動車が走る舗装道を歩くことに・・・

 

最初は渓谷を覗いたり 写真を撮ったりするが・・・

18名がバラバラになり 締まりのない行列になってしまった 

 

谷川岳で 尊い命を失った800名以上の若いクライマー達の名前が刻んである

(記録を取り始めた1931(昭和6年)から2012(平成24年)までに8005名)

 

 

谷川岳登山資料館からすぐ左側に 西黒尾根登山口が有る

急登で始まる上級者向けの登山道

 

ロープウエーベースプラザに止まっていた 《倉ちゃん》 

お客さんを乗せて下って行った ガイド付き500円 ガイド無しはタダ

 

10:12 晴れていれば一ノ倉が見えるハズ・・・

 

水上町HPより

 

    

マチガ沢から 一ノ倉沢出会に向かう林道の

左右には美しいブナ林が広がっている 

 

 

花の少ない林道で一際目を引く 

 

カーブを曲がると 巨大な岩壁が・・・

 

10:46 GABIBO会長が60年前に毎週のように通った一ノ倉沢で  サントさん

60年ぶりに会員と訪れ 当時のクライミングのルートなど熱心に説明 

 

  

想いの地で・・・  サントさん

 

目を転じると 白毛門や笠ガ岳方面が・・・

 

数々の小説の舞台となった一ノ倉沢でゆっくり昼食をし

日本三大岩場を何枚も写真に収め 幽ノ沢に向かう

 

 子や友人を失った 悲しみと無念のプレート が 何枚も埋め込まれている

「青いヘルメット 白いヘルメット いつの日か また会わん」

 

11:55 幽ノ沢ここも増水をしている

 

    

beaさんがバランスをとって飛び石を渡る

ここから引返し またブナ林を楽しみながら・・・

 

 写真を撮りながら歩くチャペは どんどん離されていく

 

 

旧清水越国道に積まれた石垣が 今も残っていた 

 

何万年も前からの贈り物 

 

《一ちゃん》 が観光客を乗せて登ってきた 

 

13:20 谷川岳山岳資料館 無料です

 

天才クライマー大島亮吉氏の書

1928年3月25日 雨の中 槍・穂高岳縦走に出かけたが 

天候が回復せず引き返す途中 突然スリップ

28歳の若さで雪の涸沢側に滑落死・・・

 

オーバーハングを鐙で越える 背筋が凍る写真が何枚も展示され

世界で最も登攀の困難な岩壁一つ 一ノ倉のようすが解る

 

往年の登山道具の数々や テント・衣類などが展示されている

まさに男の世界 今は女性のクライマーも多いけど・・・ 

 

 チャペは ピッケルよりもお花ダネモンネ・・・  

悲しい記録として ギネスブックに登録された場所だけど

チャレンジする精神に 心より敬意を表します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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