熊野筆／2016年９月１８日

2016年9月18日（日）

 

　

１年ぶりに広島へ　父母妹弟の顔を見にひょこちゃんと里帰り　　

今日は弟夫婦が　《熊野筆》　生産地　『熊野筆の里工房』　を案内してくれた

台風16号の影響で　あいにくの雨の中　家族6人で熊野町に・・・

 

 

ホール入口のモニュメント『宇宙へ』

宇宙飛行士若田光一氏が1996年1月

スペースシャトル　エンデバー号の無重力状態の中で

コーヒーで書いた字　

その時使用された筆が　《熊野筆》　

 

　

江戸時代末期（約180年前）　広島藩の産業奨励策で　

筆づくりの技が根づき　明治時代には学校もでき発展を遂げる

現在でも　国内生産量80％を生産する　筆の都　

特に優れた職人さん22名が　伝統工芸士の資格をもつ

 

 

昭和50年（1975）に国の伝統工芸品に指定され

その技術を生かした画筆や化粧筆等　

多彩な筆が　町内各社で生産されている

特に化粧筆は　ハリウッドなど陰でスターを支え　世界的に有名　

 

イタチ・タヌキ・ムジナ・馬・リス・山羊・水鳥 etc・・・

用途によってさまざまに・・・

 

　　

ネイルやお面　張子なども熊野筆で

 

一階　セレクトショップ　

1500種類の書筆・絵筆・化粧筆がすべて手に取って

感触を確かめてから購入できる

2011年　なでしこジャパンが国民栄誉賞受賞し

副賞として　熊野化粧筆セットが　安倍首相からプレゼント

Takeda Brushのロゴが入っている

チャペも記念に　ベースブラシとリップブラシを購入・・・

5年間の保証書が付いている　ビックリ・ポン

水彩画が趣味の父に　水彩画用４本セットをプレゼント

 

昨年広島空港で購入した洗顔ブラシ

ふわふわのきめ細かい泡でさっぱり

 

　　　

早速購入したベースブラシに　フェイスパウダーを含ませ

頬にのせてフワーと刷いてみる・・・

リスの柔らかな感触・・・薄ーくなじんで自然・・・

リップブラシに口紅をとり　なぞる

イタチのしっかりした毛で　ぶれずに輪郭が仕上がる

美しい人はより美しく

そうでなくともそれなりに・・・

いつまでも身も心も装いたい・・・

 

 

 

 

三浦海岸の岩礁の道／2016年9月15日

盗人狩に至る自然の造形美　

 

 

ルートをクリックして見てね

 

　　　　

2016年9月15日（木）

三浦海岸駅10：10→松輪バス停10：30→間口漁港11：15→剱埼灯台11：30→江奈湾→

白浜毘沙門天→盗人狩14：15→宮川湾14：40→宮川バス停→三崎港15：30→三崎口駅

アルコ参加者　　5名　　　 2名

今日の集合場所は三浦海岸駅　9：30

朝　土砂降りの雨音で　より早く目が覚める

通勤通学ラッシュの中　チャペ一人で三浦海岸駅まで・・・

武蔵小杉・横浜で乗り換え・・・ＪＲ湘南新宿ラインも京急も初めて

心細い・・・　何とか待ち合わせ時間前に到着・・・もう疲れた・・・

誰もいない・・・Ｏ－ＫＥＩリーダーと二人ならここで解散

（アルコでは男女2人の山行は禁止の筈　ジュウクハタチならね～）

さくらさんの顔が見えた～　ヨカッタ　

 

 

10：50

三浦海岸駅を出ると　車窓に整地した広い畑がどこまでも続いている

ここは三浦大根・三浦スイカの産地

松輪バス停からしばらく歩いて間口湾に　ここから出発

 

　　　

浜に降りると　岩の上でいきなり何百匹もの黒い虫の大群が

右に左にザザザーと動く　フナムシだ～　失神しそう　

足がすくむ　鳥肌が立つ　来なければよかった

どうやらこの大群は　この付近だけで　

そのうち大群では見かけなくなった　ヤレヤレ

 

11：15

間口漁港　鄙びた漁村風景がつづく　

釣り客を乗せた船が　沖に何艘も停泊している

潮の香りが強い　ほぼ無風　足元はピンクや白の無数の貝片　

 

　　　

　　　

剱崎灯台　11：30

山ばかり歩いているアルコ　「こんな景色久しぶり・・・いいな～」

対岸の房総半島の 鋸山が霞んで見える

 

剱崎灯台で　　Ｏ－ＫＥＩ　

 

江奈湾の岩を楽しんで歩くアルコ　

起伏があり滑らないけど　滑りそうで気がぬけない

何時もダブルストックで歩いているチャペは

スットックなしではバランスが悪い　ストック泌携

 

　　

岩場ばかり続くと　足（ヒラメ筋）も　気もすごく疲れる

時々自動車道を歩く　ホッとする

アルコ　「疲れたね～あとどれくらいかな～・・・まだ半分」

 

　

　　

 ネットの中は大根かしら・・・

 

薄暗い毘沙門天に　通りから頭を下げ

今日のハイライト盗人狩に至る

 

チャペこんな景色は初めて・・・　　Ｏ－ＫＥＩ　

 

 

　　　　

長い年月を経てできた自然の造形美は　美しくもあり

また　おどろおどろした不気味な景色でもある

大きくえぐれ　頭上に覆いかぶさる岩も圧巻

絶えず落石もある

 

盗人狩で・・・　　Ｏ－ＫＥＩ　

 

今日の 穏やかな海が時化て

　盗人狩のてっぺんまで届くようすは　想像を絶する

 

宮川湾のヨットハーバー

この先宮川バス停から三崎港まで行き　

三崎口駅行に乗り継いで帰ることに・・・

約14ｋｍ　22700歩

 

　　　　

三崎港で名物のマグロ丼を食べる人

まずビールの人　お買いものの人

思い思いに時間を使う　

チャペのお土産　エボダイとイカの一夜干し　

 

今日のリーダーＯ－ＫＥＩさんの素敵な笑顔　

 

楽しかった～アルコの笑顔　

最初　フナムシの大群のお出迎えには

チャペは参加を後悔したけど　ここを過ぎれば

何年振りかで歩く海岸線と　そこの漁港の雰囲気を楽しんだ

とりわけ盗人狩の景色は　忘れられない 

願わくば　この美しい海岸線のゴミが　行政の手で無くなれば・・・

バランスの悪いチャペに　手をさしのべて下さった

優しいアルコのみなさまに感謝です　参加してヨカッタ