めんごチャペの猫の目日記

日々の思い・風・山行き・・・気まぐれに・・・

故郷

2011年03月24日 14時11分02秒 | 家族

 広島県福富ダム

昭和50年4月 実施計画調査着手   平成21年10月5日 供用開始

 

     

             ダム全景                       位置図

 2011年3月19日 (土)晴れ AM 8:35

4年ぶりに ぴょ子ちゃんと広島の実家に帰った ♪

早朝の東京駅は 3月11日の大地震に伴う余震や福島第一原発事故

復旧のめどが立たない為か 子供づれの親子が大きな荷物を持って

混雑していた

車窓からは雄大な富士山と街並みがどこまでも続く

 

 飛ぶように流れる家・家・家・・・

この見慣れた風景も 今回のような巨大地震(マグニチュウド9.0)に

襲われたら 見る影も無く倒壊し 焼き尽くされるかもしれない・・・

日常の景色の儚さを思う

 

 PM 1:07 東広島駅に定刻通り到着し 久々に父母の笑顔に出迎えられる ♪

 

 《道の駅 湖畔の里》 が我が家の近くに出来ていた (^0^)/

 

 ちゃぺが産まれ18歳まで過ごした福富町  特産物 ≪荏胡麻とフルーツのジャム≫になっていた

 

東京へのお土産に荏胡麻ドレッシングとピオーネのジャムを買い 

売店で木苺のアイスを並んで買う

 

                           

                     ぴょ子ちゃんとおばあちゃん        母娘

 

 このダム建設にあたり 多くの家や田畑が水没し道路も新しくなった

代替地にはダム御殿が建ち並び 観光客の目にさらされる

若い人達は街に家を構え 御殿には年寄りが住む

オール電化のスイッチの扱いが解らず 縁側で太陽の光で暖を取る淋しい姿が見られる

 

石州瓦(赤瓦)の 立派な家が建ち並ぶ風景

 土曜日の午後 人影はまったく無い・・・

チャペの実家はもう少し上流に有る為 御殿にはならなかった (- -;)

 

 チャペ実家の鯉達

数年前 父が1000匹の稚魚を庭の池に放つも 

1週間で鷺などの鳥にみな食べられてしまった・・・

2度目に買ってきた鯉にはネットを張って鳥から守ったが

 大きくなった鯉は時々イタチに食べられる・・・

 

 20年物の梅干 ♪

20年間カメに眠り続け 時々ホワイトリカーをかけて熟成した梅干は

芳醇な香を放ち エキスはゼリー状になって梅に絡み 家族をビックリさせた ♪

これも モチロンお持ち帰り

 

4年ぶりに妹や弟達と炬燵に入って 思い出話や日常の出来事を語り合った

お腹の底から大笑いもした ♪

今回の巨大地震は 自然の力の底知れぬ怖さを思い知らせ

 家族の絆を確かめ合い 励ましあい 人は協力して暮す大切さを教訓に残した

 

2011年3月21日(月) PM 4:35 

楽しかった3日間はアット言う間に過ぎ 広島空港より帰途に着く

建て直しをはかっているJAL便を利用したが 飛行機の座席等は

かなり痛んでおり 財政の苦しさがうかがえる・・・

 

 広島空港お土産売り場 

モミジ饅頭・牡蠣・尾道お好み焼き・広島菜・酔心・賀茂鶴 でしょう ♪

 

 ぴょ子ちゃん 「これ下さい」

 

広島空港から羽田国際空港までの飛行機の窓からは

時々海岸線に沿うように美しい街並みが見られた

この美しい街並みが平和のまま 何時までも続き

平穏な暮らしが守られることを 祈らずにはいられなかった

 

 

 

 

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柳沢峠から黒川山1,710m 鶏冠山

2011年03月08日 11時46分34秒 | 山梨県の山

 

 落合集落に向かってモクモクと歩く2班の皆さん

 

今日、皆で歩くコース

2003年3月6日(日) 晴れ 夕方曇り

アルコメンバー

男性 14名

女性 10名

AM 7:07分昭島駅南口を何時ものバスで元気に出発

昭島駅南口→吉野街道→奥多摩湖→柳沢沢峠→六本木→横手峠

→三晴台→黒川山山頂→鶏冠山→落合集落→のめこい湯→昭島駅南口PM 5:55

 

 何時ものヤベッチ体操の後3班に分かれ

 ICHIKURAさんのお見送りで黒川山に向かう ♪

チャペは3班 リーダー ヤベッチ ・ SL GO

 

何しろ24人の大所帯 何をするにも時間がかかるわ

駐車場には数台の車が止まっていたが、道中出会った人は若い男性1人のみ・・・

 

辺りには雪が残っており登山道は登りはじめから凍っている

 

少し登ったところで

ヤベッチリーダー「3班はアイゼンつけようぜ~ 滑るもん・・・」

チャペは1月の愛鷹山で練習済み 今回はスムースにOKです ♪

 

真っ青の空の下 踏み固められた雪道をサクサクと気持ち良く進む

RIBOさん「今日は最高だ~気持ちいいネ~」

アルコの隊列は進む

 

ブナ林の中をしばらく歩くと 大きな木の幹の皮が大きくはぎとられ

上部には鋭い爪あとが付いている 熊のしわざだ!

 

 うっすらと汗をかく 休憩を取りこれから少し勾配がきつくなるが 息は切れない

 

近くには黒川金山跡があり 金を掘る人夫達を目当てに

遊女55人が暮らしていたと言われる

武田滅亡の折 金山も閉山となり 隠し金山の秘密を守るために 遊女を皆殺しにした

何も知らない遊女達は 柳沢川に吊った宴台で舞を舞っていた 

そして宴台の藤蔓は切られた! 

下流の丹波村の人々は 遊女の亡骸を引き上げ 碑を建てて弔った・・・

花魁淵のゆわれ

金鉱への道は 今日は崩れていて通れない

 

 

 そんな悲しい歴史のある傍を 飴をほおばり オニギリを押し込み 

おしゃべりに花を咲かせ アルコは通る 幸せな時代に生きて良かった ♪

 

 右手には大菩薩峠が大きく見える

 《4年前にピョコちゃんと喘ぎながら登った 頂上からの景色は良かったけど 虫が凄かった》

 

 PM 12:00ちょうど 見晴台に到着 5・6人が上がると一杯になる 

秩父地方の山々がまじかに見える

一番良くわかるのは笠取山  以前 雨の中登たっけ

GABIBO会長 「南アルプスの甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳・北岳もみえる」

チャペ 「どの山もアルコで参加 必死で登った!」

 

日当たりの良い場所に銘々陣取り ゆっくり昼食をいただく ♪

北海道から参加されたJYO-JOさんと並んで話も弾む ♪

アルコのHPはスゴイ ! その内全国から参加者が集まる・・・カモ?

 

 

ハイ チーズ  お約束の集合写真 ♪

 

 

美しい山並み

 

昼食後 鶏冠神社を目指すも カチカチに凍った氷では

軽アイゼンをつけていても下りは危険なので中止と決定

 

落合集落に向け下山するアルコ

道が狭く一度道を踏み外せば下まで止まらないかも・・・

緊張しながら歩く

 

全員無事落合集落に着き ICHIKURAさんの待つバスで

丹波山温泉 《のめこい湯》 にて汗を流し かいた汗以上のビールを胃袋に流しこむ

 

GABIBO会長さま リーダー&Sリーダーの皆さま ありがとうございました ♪

ご参加の皆さまお疲れさまでございました

頂上で山の名前を聞くと 其の時々の状況を鮮明に思い出します

初めて見た景色に感動したこと 苦しかったこと 怖かったこと

無事下山して ビールの美味しかったこと

みな 楽しい思い出です

アルコに入会してこその思い出です ♪

ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・マ・ス

コ・レ・カ・ラ・モ・ヨ・ロ・シ・ク・ネ   チャペ (^0^)/

 

 

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