めんごチャペの猫の目日記

日々の思い・風・山行き・・・気まぐれに・・・

西沢渓谷/2013年7月14日

2013年07月15日 10時54分42秒 | 山梨県の山

西沢渓谷七つ釜5段の滝 《日本の滝100選》

秩父多摩甲斐国立公園内 

 

2013年7月14日(日)

立川駅6:43→塩山駅→山梨交通バス→西沢渓谷10:15→塩山駅→昭島駅17:30

アルコメンバー12名

8名   4名

今年全国1の猛暑日39℃を 4日連続記録している甲州市塩山駅前 

朝はサスガニスズシイ

 

 

am8:30 9:05の西沢渓谷行きバスを待つ(乾徳山経由)

後続の電車で到着するメンバーを バス停で並んで待つGABIBO隊

 

山男(チョットナンジャク系)とヤマガールの長蛇の列 

臨時バスが出る

バスを降りて西沢渓谷入口まで歩く 標高1110m 

まだ汗はかかない せせらぎの音が涼しさを運ぶ 

 

 渓谷入口 最初に現れた滝を観賞するアルコ隊 「きれいだね~」 

ここから少し歩いて渓谷に・・・

      

小さい写真はクリックして見てね

 

昭和37年 西沢と東沢の接点〔ナレイ沢〕から橋を架ける工事が始まり 

今では安心して歩ける 遊歩道ができている

東沢は急峻な地形の為 入山禁止となっている 

     

二股吊橋・・・ゆれま~す

 

12分ほど歩くと 大久保の滝が現れる

白く長く静かに流れ落ちる姿は 気品に満ちている 

三重の滝  エメラルド色の水をたたえて・・・

 

 

階段や鎖場を歩く よく整備され危険な箇所は無いが

濡れているので いたるところに (鎖につかまって歩きましょう)の注意書きが 

 

 

川底の石が透き通って見える

 

 

渓谷を眺める・・・足下を見て進む・・・渓谷・・・足下・・・渓谷

 

 

大きな音を立てて流れ落ちる 大迫力の竜神の滝

 

 

柚子リーダー 「もう少しで頂上ですから この辺でお昼ご飯にしましょう」   

パラパラと小雨が落ちてくる・・・カッパどうしよう・・・直ぐに止んだ 

 

西沢渓谷は 森林浴のリラックス効果が実証され

《森林セラピー基地》 認定 専門のガイドさんが案内してくれる 

 見飽きる事の無い美しい流れ 

 

自然美の素晴らしさに ただただ感動

初夏はシャクナゲ 秋は紅葉で彩られ

 日本の美しい景色が 訪れた人の心深く沁みこんでいく 

 

 

不動滝を最後に 旧森林軌道に出て 出発点大久保沢をめざす

岩に生えたシダ類が 涼しげでキ・レ・イ 

 

ひこいっちゃんころばし   谷底

 ひこいっちゃんころばし から

ひこいっちゃんころばし 頭上

どちらが上でどちらが谷か ワカラナイほどの急峻な場所に 三塩軌道が曳かれている 

さぞ難工事であったろう事が偲ばれる

トロッコ 

旧森林軌道は 軌道の所々が折れ曲がり ちぎれ 無残に残骸をさらしている

当時さまざまな生活物資が 後には鶏冠山からの硅石や 黒金山の鉱石運搬に利用された 

三塩軌道が綺麗に撤去されないのも トロッコの由来説明書と併せ読む事で

 当時の大変な交通事情が理解され チャペとても勉強に・・・

その軌道の一部は整備され 遊歩道として老若男女を楽しませる道に変わった 

 

展望台から 鶏冠山(とさかやま)左と 木賊山(とくさやま)

 

とさかやま 山梨百名山スペシャリスト向き

チャペは3回目の西沢渓谷 いずれも今回と同じ時期に訪れている

次回はぜひ紅葉の季節に・・・

柚子リーダーさま ご参加のみなさまお世話になり ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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水ノ塔山・東篭ノ塔山/2228m・池の平湿原 信州百名山

2013年07月09日 09時46分44秒 | 長野県の山

   三方ヶ峰のコマクサ  

高山植物の女王の気品を漂わせて

 

 2013年7月7日(日)

水ノ塔岳・東篭ノ塔岳・池の平湿原をめぐる

アルコメンバー18名

 10名   8名

昭島駅南口am6:30→入間IC→関越自動車道→上信越道→小諸IC

→チェリーパークライン→高峰高原2000m→水ノ塔山・篭ノ塔山・池の平湿原

→あぐりの湯→昭島駅南口pm7:30

 

関東地方 梅雨明け宣言がでて猛暑となる 

2000mから始まる 涼しい稜線歩きを期待して出かけるが

小諸ICからチェリーパークラインを登り始めた頃から

霧雨が マイクロバスのフロントガラスを曇らせる

それでも 高峰高原は雲の上かも・・・の期待をするが

雨は大粒になって落ちてくる

 

  

覚悟を決め レインウエアを着て ランプの宿高峰温泉前 登山口から出発をする

チャペ コマクサの花に心躍らせ カメラが出しやすいように

レインズボンの上にポンチョを着る  失敗の始まり・・・

 

アサマ2000スキー場のリフト頂上から

何時か登ってみたい山 として眺めていた

長野県東御市と 群馬県妻恋村の県境の山

夏は花の宝庫 

登り始めてからまもなく 風が強くなり

ポンチョは風船のように膨らみ バタバタと羽ばたく 

裾がめくれあがる ポンチョの両脇を ストックと一緒にしっかり掴み

バタバタは収まった

 

高度が上がると岩が大きくなって

岩を掴みながら登るが  ストック・ポンチョ・岩を同時に持つのは

かなり神経を使う

  

足元の花にも目を奪われる

が・・・ソレドコロデハナイ

 

滑りやすい足下に神経を集中して・・・ 

 

 

ゆっくり確実に歩を進めて 途中何度か休憩を挟む

見渡す限り乳白色の世界 (小さい写真はクリックして見てね)

 

咲き始めたばかりの アズマシャクナゲ 

 

 

 

水ノ塔山頂上にて 余裕の笑顔 

お約束の集合写真        O-KEI

 

 

マイズルソウの群生

小さなアップダウンをこなし 赤ゾレも順調に過ぎて東篭ノ塔山に向う

このアップダウンでも ポンチョはヤッカイモノニ・・・

大き目のザックを背負った 上からでも対応できるように

後がかなり長くなっている それを引きずる・・・ヨゴレル

 

群馬県側から吹き付ける 強風をまともに受けて赤ゾレを進むアルコ隊

 

東篭ノ塔山頂上   O-KEI 

 今にも吹き飛ばされそうな 強風に耐えポーズ

頂上での昼食をあきらめて 池の平湿原に下山をする

 

 池の平湿原に下りて来たアルコ

東屋で昼食   

ジッとしていると 冷えてくる 

  

 それぞれのお昼ご飯 (小さい写真はクリックして見てね)

 

チャペ待望のコマクサの咲く高山植物園に 

 

 

 

 

鏡池 雨は降り続く 

アヤメやレンゲツツジが いっそう色鮮やかに

 

忠治の隠れ岩広場 

アルコ女性陣の肌はますますシットリトシテ  チャペ失敗のポンチョ

 

ワミー率いるアルコ隊 2班 

   

 

   

強風の為ジットしていてくれない花達 ピンボケモアリ (クリックして見てね)

 

不思議な花の形状  ピンクと白のコントラスト  ソットうつむいて咲く姿 

風に揺れるさま 花を受け止めるように 葉が甘露を抱いて広がる (根は50~100cmにも)

 

広い礫地に群生している女王達

 

 

pm 2:15

ナグ 「う~ん ナルホド 何も見えないわ~・・・」

 

 

想定外の天候で 雨・霧・風の中の山行だったけど

濡れてイキイキとした  沢山の高山植物を堪能した

 

ノビネチドリ

 

GOさん&キョンキョンさんのツーショット 

霧の切れ間に チョットだけ小諸の街並みが 

 

アチコチニ ミニ花園が 

 

どこまでも優しい 

整備された木道・東御市のボランティアに護られた 草木1200種以上

貴重な自然が広がる池の平湿原

カンカン照りの日より 湿原らしい風情が味わえたのかも・・・

O-KEIリーダーさま 最後まで晴天でなかったことを

気にかけてくださいましたが 十分に楽しい山行でした

幻想的な霧  カツを入れてくれる岩場の雨 

ポンチョなど役に立たない強風 

条件が揃えば 低体温症になるかも知れない過程

全員無事下山して 楽しみながら廻った湿原

一つ一つが思い出に残る一日でした

あ・り・が・と・う 

 

 

 

 

 

 

 

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天城峠から万三郎岳・万二郎岳縦走(静岡県の山)

2013年07月06日 09時50分46秒 | 日本百名山

2008年11月2日(日)

日本百名山 《天城山縦走》 はチャペにとって

とりわけ印象に残っている山だけど

なぜかブログに記していない 5年経って気が付いた

他にも漏れている山があるかもしれないが

天城山は日本百名山でもあるので アルコの山行履歴の中から

GABIBOリーダーの山行報告と写真を掲載しておく  

旧天城トンネル

登山口

 

八丁池展 集合

 

万三郎岳から万二郎岳に向う

 

万三郎岳集合

 

万次郎岳1班集合

 

四度目の挑戦 夜行日帰り天城山
   天城峠から万三郎岳、万二郎岳への縦走
リーダー    加藤正
2008年11月2(日) 晴れ時々曇り


参加者 総L兼第1班L加藤正、SL生澤、森、別所
加藤由、大賀、鈴木真、山崎、 鈴木義
第2班L和田冨、SL平田、和田ち、山田
矢部、寺尾、加藤利、古川、遠藤、佐藤
19名

 昭島駅11月1日 23時発 
 11月2日
 新天城トンネル(6:00) → 旧天城トンネル(6:10) → 天城峠(6:35) → 八丁池(9:10) → 戸塚峠(10:30) → 万三郎岳(12:20) → 万二郎岳(13:30) → 天城高原ゴルフ場(14:40) 所要時間8時間40分
 これまで3回天城山を計画した。雨で流れたりして果たせなかった。今回は4度目の試みで、天気に恵まれ秋の天城山縦走を行ってきた。
 
 朝6時、新国道天城トンネルバス停で、エーアイ観光のバスを下車。天城峠に向けて歩きだす。寝不足で重い身体であるはずが、いざ、登山開始となるとシャキとするのは毎回のことだ。
 新国道から旧道の天城トンネルまでは僅か10分足らずで到達する。旧天城隧道は明治38年に開通したというトンネルであり、現在も使用されていて、トンネル内には照明設備が現在も稼働していた。このトンネルが出来たお陰で陸の孤島状態であった南伊豆(現在の河津町周辺)と北伊豆との交流が盛んになったということである。また川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台ともなった下田街道のトンネルとはこの旧道のトンネルである。
 さらに20分登ると天城峠に出た。こじんまりとした峠であり、静かなたたずまいであった。あの歌声で有名な「天城越え」はほんとうに静かであった。幾多の歴史を秘めているだろう峠、天城峠から天城山縦走が始まる。
 
 歩き出してみると遊歩道と言っても良いような広い道であり、腐葉土でふわふわした感触のいい山道を歩く。秋はこれからではあるが、紅葉が始まっていてなんとも穏やかな緑、黄色、そしてあざやかな赤が混じる紅葉の山腹を楽しみながら歩く。ブナ林にヒメシャラが混じり他の山にはない雰囲気がある。なんとなく他の山とは違ってたおやかな風情で伊豆の山にきたことを実感する。
 この山道は先般の台風9号で一部崩壊したところから、今年8月までに新しい山道が造られていて、山腹をまきながら歩く従来の登山ルートでなく、今回は尾根を歩く道となっていて、ブナ林とヒメシャラの林をより一層堪能することが出来た。これまで3回機会を作ったがいずれも不調に終わっていたが、今回4度目にして、歩いていて癒される伊豆の山を訪れることが出来て幸である。
 
 ゆったりと落ち着いたハイキングで八丁池に至る。
 八丁池、ここは標高1150㍍であり、火口湖である。天城山というが、この名称は成層火山群の総称ということで、これから辿る縦走路の山々も、万三郎、万二郎も火山が作り出した山ということである。
 八丁池で20分ほど休憩し、いよいよ縦走路の核心に向かう。穏やかな登山路も戸塚峠くらいまでで小岳の登りから、一変し険しい山道となり、岩場も出てくる。急登し小岳に至る。今までの雰囲気とは異なり山容も険しくなったが、変わらないのはブナ林であり、こんなにブナ林が山全体を覆っているのは珍しいのではないだろうか。
 この縦走路の主峰とも言うべき万三郎岳は1406㍍である。この山頂に来ると急に山が賑やかになり、騒々しい雰囲気に変わる。ここまでは反対側から登って来た人達が沢山いて、ここからUターンして戻る人達であろう。一過性の百名山であり、万三郎と万次郎をそそくさと登り、百名山一挺上がりとする人達であろう。
 万三郎岳の下りは厳しい山道であり、これを下りきり、アセビという他の山では見かけないトンネルを抜けてもう一つ山をこえていく。途中の展望台からは振り返ると万三郎岳が鐘状にこんもりとしていた。そして紅葉の枝越しに秀麗とも言うべき富士山が、ここからは黒富士となって見えていた。実に良い姿であり、なんど見ても見飽きない富士の山だ。
 ようやく天城山縦走の最後のピーク万二郎岳は標高1300㍍に至る。すでに8時間近く経過していて当初予想したより時間はかかっていた。深夜バスであり、全員かなりの疲労であろう。ゆっくり下り事故だけは避けたいものだ。トップを歩くリーダーは、この点は心得ていて、ヒメシャラとシャクナゲの下山道を「ゆっくり」と下る。
(記:加藤正
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雨乞岳/2036.8m(山梨百名山)

2013年07月01日 15時36分53秒 | 山梨県の山

延々と続く木段を登る アルコ隊17名

 2013年6月30日(日)

アルコメンバー17名   8名   9名 

昭島駅南口am6:30→小淵沢IC→平久保池(ヴィレッジ白州)am8:40→

雨乞岳11:40→平久保池14:30→尾白の湯→昭島駅南口

中央道の途中から雨が降り出し 今日は雨具をつけての山行を覚悟する 

たまには雨具の性能チェックも良いかも・・・ 

駐車場には 《ハイキングクラブアルコ御一行様》 のマイクロバスのみ

 

しっとりと濡れた登山道入口 

 

  滑りやすい木段を避けて 脇の道をゆっくり登る 

チャペは階段を歩いてみたが 登りはまったく滑らなかった

 

山全体が フワ~ット甘い香りに包まれているよう

いちめんに咲き誇る コアジサイ やさしい色合いが

霧に包まれ 幻想的な雰囲気をかもしだして・・・

 

登り始めて直ぐに 雨具の上着を脱ぐ

ヒンヤリとした風が心地よいが それでもかなりの汗をかく 

500mlのスポーツドリンクが 頂上までもつか心配になる

 

緑の花のコバケイソウ

 

所々にダテカンバの巨木があり 見上げるアルコ

 ほとんど急登はないが 緩やかな傾斜で高度を上げていく 

 

頂上に近付くにつれ 霧が濃くなる

登り始から誰にも出会わない・・・1人も・・・

鳥の声と 吹き抜ける風の音 葉が揺れパタパタと落ちる水滴・・・

アルコの話し声・・・ 

 

霧で濡れた笹原で休憩をとる

立ち止まると急激に身体が冷える

チャペ ミネラルイッパイの岩塩と ソバの花蜂蜜

(南天山山行で買い求めたもの)で漬けたレモンをオヤツに

気分も身体もシャッキリ 

 

鹿の落し物みつけた 

 

新しく整備された登山道だが この所手入れがされた形跡が無く

いたるところに倒木があり またいだり 回ったり

 

am11:40  予定時間内に山頂に到着 

  

頂上には単独行の男性が食事の最中

いきなり大勢のアルコ隊の出現に ビックリのようす 

思い思いの場所で昼食を・・・   

まったく視界が無い おしゃべりに花が咲く

晴れていれば 「アッチガ駒ヶ岳  コッチガ南アルプス」

この季節虫も飛び回る 

 

サンコウサン 何の花 イチゴかな 

山裾のコアジサイのほかには

立ち止まってよく見なければ 気が付かないくらい

小さな白や黄色の花が ヒッソリ咲いているのみ

 

お約束の集合写真  GABIBO 

 

ハリブキ 自然界は不思議 

 

 なんの花だっけ

下りは1班GABIBOリーダー  2班柚子Sリーダー 早い早い

ビールの泡が チラツクラシイ 

 コアジサイが咲き誇る山すそに 一気に下った

 

1000段以上ある木段 下りは結構滑る

チャペ所々脇にそれて歩く

梅雨時の雨乞岳 霧に包まれ しっとりとした雑木林の中を

深呼吸しながら歩く とても気持ちの良い山

今回は 頂上からの眺望は望めなかったが

空気の澄んだ紅葉の季節に ぜひ訪れて見たい山

SU-SAN企画 ヨ・ロ・シ・ク・ネ 

GABIBOLさま 各SLさま ご参加の皆さま

お世話になり ありがとうございました

チャウさま 手作りの木苺ケーキ しっとりとしてとても美味しかったです

ごちそうさまでした 

 

 

 

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