めんごチャペの猫の目日記

日々の思い・風・山行き・・・気まぐれに・・・

富士山3776m世界文化遺産/2016年8月8・9日

2016年08月10日 14時40分25秒 | 日本百名山

富士山剣ヶ峰3776m (旧富士山気象観測所)

 

吉田ルートの出発地 五合目の賑わい

富士登山口4ルート(吉田・須走・御殿場・富士宮)

が有り 続々と観光バスが登ってくる

 

   

    

2016年8月8日(月)  

夏山登山計画書の『富士登山』を見て

さんざん迷ったチャペは 「よし 行こう」と決断した 

今まで 雪を頂いた美しい富士山を見るだけで良いと

ず~っと思っていたけど・・・

昭島駅南口6:30am→河口湖IC→富士スバルライン→5合目8:30→8合目白雲荘14:30

白雲荘5:10→富士山頂7:30→お鉢巡り→下山専用道→5合目→昭島駅南口16:45

11名    6名

 

 

 

4合目展望台と 5合目で高所順応をして 準備を整える

富士小御嶽山神社に 富士登山の無事をお願いして・・・

 

  

河口湖ICに向かう途中 快晴の空に富士山の上だけ

大きな笠雲がかかっている 台風5号の影響を心配しながらも 

山小屋には早めの到着予定なので 天候の事はあまり気にならない

疲れ切った顔をして 下山してくる人達とすれ違いながら

元気に出発する17名のアルコ隊 

 

やっと6合目まで帰着した人を乗せて 馬も頑張る

一部登りの石畳の石が つるつるになっており

大きな馬車を引く馬の蹄が滑って坂を登れない

親方は怒鳴りながらムチを振り下ろし

助手二人は 馬のハミを力任せに引っ張る

馬は暴れる

チャペ「馬がかわいそう みんなで押してあげようよ」

アルコ「セ~ノ ヨイッショ~ セ~ノ ヨイショ~」動いたー ヤッター

馬車に乗っていた数人の大きな男たちは知らん顔 

 

 

    

    

そんなこんなの出だし・・・ 

 

 今はブルドーザーが食料を運び ごみを回収する

それまでは馬が担っていた 登山者の下山専用道にもなっている

 

 

7合目の山小屋が見えてきた 

 

 砂防壁に守られた登山道

 

 

溶岩の急斜面に並ぶ山小屋

 

     

 

アルコ隊の間に 他の登山者が割り込んでくるので

柚子SLと 何時も人数を確認するポッポ2班リーダ

 

 

7合目《日の出館》到着

 

 

 

アルコまだまだ余裕のユーチャン 

 

   

溶岩の登山道を一歩一歩進んでいく

後ろからスニーカー・短パン・半袖の若い白人女性3名が

スイスイ追い越していく 頂上まで行くという

 

2班柚子SL 「この上にタイシカンがあるよ」

チャペ「え~どこの大使館」

 

3100m 《太子館》

最近中国人の海外進出勢いは止まらず

《富士山中国大使館》が出来るかも・・・

環境庁は 8合目以上に登る登山者数を把握するため

赤外線カウンターを 各ルートに設置している

吉田口ルートはこの太子館に設置

 

要塞に守られて・・・

 

高尾山の石垣ではありません

富士山の山肌に立派な石垣が 至る処に築かれている

 

  

 今夜の山小屋《白雲荘300人収容》に到着 

 

 まだまだ登ってきます

夕方から雨混じりの強風に変わった夜も 弾丸登山者が続く

日暮れて 強風の中を登ってきた東南アジア系の若者が

トイレの中で震えている ホカロンを渡す

 泊らず頂上まで行くと言う

どこの山小屋も〔屋内での休憩お断り〕の張り紙がしてあり

吹き上げる風に耐えるより 歩いて頂上を目指すことになる

 

    

早々に白雲荘に到着したのはアルコ隊

翌朝のお弁当が配られ すぐに夕食のカレーライスが出る

お酒類やジュース類の販売はとても愛想が良い

が 食堂でゆっくり飲みながら談笑する時間はあまりない

言葉と態度で慇懃に断る(これもでも精一杯なのかも・・・)

夏山開山3か月の間に どれ程の宿泊客をこなすのかしら

夜中に星を見に出る 廊下も食堂もトイレも電気が

一晩中灯っており ヘッドランプは必要ない 

玄関前は煌々と照らされており 楽しみにしていた星を探せなかった

 

 

 

2016年8月9日(火)

4:00am起床 4:40日の出 5:10出発

前日に配られた朝食用の助六弁当を持ち

各自出発の準備をして 御来光を待つ

 薄いオレンジ色に染まった雲は 

光り輝くことなく朝を迎える 

  

   

5:10 頂上に向け山小屋を後にする

同じ頃 昨夜の風で夜の登頂を断念したツアー客が

ガイドに引率され 下山していった

 

3250m 元祖室テラスで("^ω^)・・・KAI-KUN 

 

黙々と登る 右左交互に出せばきっと着く・・・

 

 

石垣と砂防提の上に建つ山小屋

富士山でこの景色 ビックリポン 

 

行列のできる登り登山道

 

下り専用 ザクザクの砂礫道

 

    

八合目より上は 浅間大社の所有地

 

富士山頂上に到着 

土産物店が並び 自動販売機が並び 

大勢の人が下界を眺めながら 談笑している

 

金剛杖に御焼印を頂く

 

時計回りに お鉢めぐりをする 

右峰の上に 点のような人影が見える  

 

 

  

1週約2.5kmを 約1時間20分で回る

 

 

 

 浅間大社奥宮 

山岳信仰 日本三霊山

富士浅間神社 白山ひめ神社 立山雄山神社

チャペ すべてお参りした 

 

 

剣が峰への最後の急登

 

剣が峰で 記念写真を撮る長い行列の最後に並ぶ

1964年~1999年までレーダー観測をした測候所

1996年9月25日台風26号により 日本記録91.0m/sを記録

 

やっと順番が・・・ KAI-KUN 

 

 

剣が峰をバックに第二火口棚を登る2班  KAI-KUN 

 

   

富士山の頂上から 田舎の父母に電話をする

ビックリする父母の声が嬉しい・・・

 

 

富士山に登り お鉢巡りをして ザクザクの砂礫道を下る

漠然と気になっていたことが 一つ解決できたような

清々しい気持ちになる 

 

大沢崩れ 

幅500m 深さ150m 火口直下から2200mまで常時崩壊が進む

 

 

6合目から見上げる富士 反りすぎて思わずよろける 

3時間30分かかる 単調な下りは砂埃が舞い上がり

チョットした隙に ずるっと滑る 気が抜けず疲れる

6合目付近で 初老のご夫婦が難儀をしている

ご主人の足が疲れて もう自力で立てない

アルコと若者で両脇を抱え 日陰に移動する

間もなく 単独の若い女性が 靴下でそろそろ歩いている

声をかけるが 言葉が通じない 木陰の岩に座らせ

絆創膏を貼り応急手当てをするが 

これ以上自力での下山は困難そう

救護所に連絡をし 間もなくパトロールの青年が

やって来た 事情を説明して後を任せる

先ほどの男性も 馬の背に揺られて下って行った

チャペ達も 5合目から迎えの車に乗って

温泉に移動する その間も大型バスが

どんどん登っていく 世界文化遺産登録された

日本一高い山に 人が短期間に押し寄せる

山肌はどんどん崩壊が進み 工事の跡も痛々しい

 やはり雪を頂いた美しい富士山を 遠くから眺めていたい 

一度登ってみて そう思う・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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栂池高原とsierra resort hakubaと八方尾根の花/2016年8月2・3日

2016年08月04日 14時26分25秒 | 家族との旅

 3万坪の敷地に 遊び心いっぱいの hotel sirra resort hakuba 

今年も 色とりどりに咲き乱れた美しい花壇がお出迎え・・・

 

    

    

 2016年8月2・3日(火・水)

ぴょこちゃんと 栂池高原と八方尾根の景色と ホテルを楽しみに・・・

2日 7:54am立川駅あずさ30号→白馬駅11:28→ホテル送迎→ホテル経由栂池→ホテル送迎→ホテル泊

3日 8:30amホテル送迎→八方尾根ゴンドラ・アルペンリフト・グラートリフト往復→ゴンドラ駅→ホテル送迎

白馬駅→15:37リゾートビューふるさと号臨時列車→あずさ30号立川駅19:43

 

ぐるりを森に囲まれたホテルで 13:30発のバスまで珈琲を

宿泊者が自由に飲食できる軽食や 珈琲・紅茶・牛乳・ワイン・アイスetc

さまざまな場所に置いてある 

玄関横には グリーンカレー・卵かけごはん・具沢山の田舎味噌汁

水桶の中にはトマト・きゅうり・・・おやつもあるよ

広い敷地で遊んで 小腹がすいたらすぐに食べられる

「おすきにどうぞ・・・ここに座って食べてね」 だけ

最初 この場所のお茶わんやお椀をみてびっくり

到着した宿泊客のわきで 丸い木の椅子に座って 卵かけごはんだもの・・・

素敵なホテルだけど 気取らない

素足で遊んだ足は どこでも洗える工夫が・・・

 

チャペもくつろぐ・・・ 目をつむると 森の音が聞こえる

 

 

送迎バスで 栂池ロープウェイ乗り場に到着

小雨が降りだした 雨具を着ける

 

    

   

栂池高原 自然園

夏の花は終わり 秋の花がひっそりと咲いて

雨に濡れた木道を 行きかう人もまばら

初めて訪れたぴょこちゃんは 

この雰囲気が気に入ったようす・・・

 

頭上にそびえる乗鞍岳や白馬岳も 今日は見えない

一時間ほど散策し ロープウェイ前で待つホテルバスで帰る

 

 

ホテルに着くと いきなりスコール

 

  

古民家の湯にゆっくり浸り 染みついた生活の垢をながす

大きな内湯は窓が開け放たれ 雄大な景色とつながっている

 

    

B1ロビーのガラス戸もすべて収納され

外気と一体になる

ワインを飲みながら ひたすら降り続く雨を 

ボンヤリ眺めている 雨の匂い 雨風を感じながら・・・

 頭のおくのほうから

「たくさん降って明日はカラリと晴れてネ」 の声が聞こえる

 

 

 

20:00に予約した夕食まで ワインを飲んだり花の写真を見たり・・・  

 

 四季のコース 

自家製スモークサーモンと水茄子のサラダ仕立て

粒々のドレッシングはパッションフルーツ

シェラリゾート自家製生ハムと 水茄子の絶妙なハーモニー

お酒はモチロン大雪渓

 

   

  

信州豆腐のクーリーと枝豆の冷た~いスープ “夏スタイル” 

舌平目のムニエル ソース・エミュリュション

ニュージーランド産牛サーロインのロースト 安曇野わさびのソース

シェラリゾート特性デザート & オーガニックコーヒー

 

   

夜のプールサイドテラスで 生ビールを楽しむ人も

神秘の色に 心がおちつく・・・

 

(2015年7月29日 チャペ

8月3日 この景色をぴょこちゃんに見せたくて

6:00am 古民家の湯の露天風呂で眠気を覚まし

野菜たっぷりの朝食をとり 

8:50am八方尾根ゴンドラ着

 

 

    

    

「今年は3週間くらい花が早い」の情報に心配していた が

まだまだ綺麗に咲いていた 秋の花も混じって咲いている

 

白馬岳連峰・唐松岳・五竜岳~鹿島槍ヶ岳・・・

どこも見えない 足元の花達に慰められて・・・

 

数年前に 難病を発症したぴょこちゃんには

八方池までの急な道は 少々キビシイ 

周りの景色も 今日は引っ張ってくれない

 

ゆっくり引き返し 花の撮影をする 

 

ヤナギラン やぱり少し早い

 

ウサギ平 《天空の牧場》 

イヤリングも鼻輪も痛々しいね~

 

誰かに似ているね~

 

 

八方池までゆっくり登り ゆっくり降りてくる時間を

予定していたので 時間が余ってしまった

 

 

久しぶりの母娘旅の為に リゾートビューふるさと号を予約

トレッキング姿の男性アテンダントと 白馬のゆるキャラ

ヴィクトワール・シュヴァルブラウン・村男Ⅲ世

(フランス語で 白馬の勝利だって)に迎えられ

ゆったりした座席 北アルプス連峰を望む大きな窓

青木湖や木崎湖の辺りや

いわさき ちひろが愛した 安曇野松川の田園風景

を通過するときはスピードを落とし

ゆっくりゆっくり進んでいく 

これらの景色を楽しむ区間には 電柱も電線もない気配り 

(白馬駅→長野駅進行方向右手)

ぴょこちゃん 又旅しようね 

 

  

 

 

 

 

 

 

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日の出山902m北尾根コース/2016年7月31日

2016年08月01日 13時59分06秒 | 東京都の山

光仙橋から日の出山北尾根コースに入る

 

   

2016年7月31日(日) 

8月8・9日に行われるアルコ例会山行 『富士登山』 に向け

参加者の有志が 暑い日差しの中

日の出山北尾根コースで訓練登山をした 

1名    5名

昭島駅6:47am→御嶽駅→光仙橋8:25→露岩→

日の出山10:45→つるつる温泉13:30~14:30→昭島駅15:30

 

 

8:10

御嶽駅で下車し 多摩川沿いの遊歩道を しばらく進み

神路橋を渡る 8時過ぎ太陽の日差しが強い

 

川の両岸や中州で 沢山の人が釣り竿をたれ 

さらに上流では 子供たちが水遊びに興じている 

夏休みの平和な光景がひろがる 

 

川沿いにはヤブミョウガ・タマアジサイ・ヤブカンゾウ・

マツヨイグサ・キツネノカミソリ・ギボウシなどの花が咲いている

 

 

チャペの好きな花見つけた 

可愛い花なのに名前がヒドイ

ヘクソカズラ(屁糞蔓)・・・チョットは臭うけど・・・

これほどひどい名前にしなくても・・・

 

8:13

大鳥居をくぐる

 

  

登り始めから急登で 汗が噴き出す

時折 ヒンヤリした風がぬけていく

この北尾根コースは 地図上は破線になっており

(自粛要請ルート)となっている

しっかりした道が付いているが かなりの急登で

つまづいたり バランスを崩したら 大事故に・・・

 

8:40

正面に御嶽山のケーブルカーとリフト駅  左手に御嶽神社

 

 

9:35

登り始めて1時間 こまめに水分とおやつで体力維持を・・・

 

道々に色々なキノコが生えている 

毒々しいタマゴダケが目を引く

 食用だけどチョットヒケル 

 

10:45

頂上では 富士登山のリーダーが待っていてくれ

KAI-KUN 「もう少しだよ~ガンバッテ~」

 

日の出山頂上の気温22・3度 

日影にいると汗が冷えて寒く感じる

早めのお昼ご飯をすませ 

KAI-KUNより 富士登山の下見時の感想

注意事項 持ち物等の説明を聞き

滝本尾根コースを つるつる温泉に下る

 

頂上付近は ヤマユリとギボウシが咲き乱れている

 

12:30

顎掛岩で休憩 ナニ拾ったの・・・ 

 

富士登山を目指すアルコ 足取りも軽く・・・ 

 

 

 

ウバユリにも出会った

 

橋の両端には おなじみのカエルとザリガニのオブジェ

チャペ 「また来るね~」 

  

日本で二番目に高い北岳には登ったけど 

一番高い富士山は登っていない

あまり 登りたいとも思っていなかったけど・・・

世界文化遺産にも登録されて 諸外国から

続々登りに来るのに・・・登らないのはチョット悔しいかな

今年の冬 雪を頂いた 『霊峰富士』 を新たな気持ちで眺めたい 

 

 

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