めんごチャペの猫の目日記

日々の思い・風・山行き・・・気まぐれに・・・

奥穂高岳3190m・涸沢岳3110m/2017年9月21~24日

2017年09月26日 13時00分59秒 | 日本百名山

涸沢岳(3110m)から見た 穂高岳山荘(2983m)と奥穂高岳(3190m)

 

2017年9月21日(木)

 河童橋から元気に出発 bea

21・22・23・24日(3泊4日)

上高地→横尾山荘泊→ザイテングラート→涸沢岳→穂高岳山荘泊→奥穂高岳→

ザイテングラート→涸沢小屋泊→横尾→上高地→秘湯中の湯温泉→昭島駅南口

アルコ参加者  9名  6名

 

約70日前 槍ヶ岳山行の時 見上げた明神岳が

今日も 圧倒的な大きさで迫ってくる

何度見ても 威風堂々素晴らしい・・・

  

そろそろ 紅葉が見られるかもしれない・・・

ゆっくり歩いて横尾山荘に向かう 明神館と徳沢園で休憩し

梓川の 澄み切った流れと水音 少し汗ばむ心地よさに 

アルコ15名のテンションもあがる

 

全体の紅葉の見頃は まだ少し先だけど 

ピンクのマユミや ナナカマドの真っ赤な実が

小さな秋を感じさせてくれる

 

横尾山荘の夕食

彩りも 盛付も 栄養バランスも素晴らしい

8人部屋のベッドは清潔で 充分の広さが有る

お風呂に入って 夕食までの時間をゆっくり過ごす

夕食は 他国の団体さんと一緒・・・

寒いわけではないのに 半数がキャップや毛糸の

帽子をかぶって 食事をしている お国が違うとマナーも違う 

 

充分休養して 明日からの酷しい行程に備える・・・

が やっぱりチャペは眠れない・・・

 

2017年9月22日(金)

横尾山荘を6:00出発し ザイテングラートを経て 穂高岳山荘に向かう

 

立派な横尾大橋で 梓川を渡る

 

針葉樹林の間から 屏風岩の大岩壁が朝日に輝く

堂々とした大きさに 歓声があがる 

 

 

本谷橋を何度も渡って 吊り橋の感触を楽しむ

ペコちゃんとジルちゃん 

自然は人を童心にかえらせる・・・

この日 この時間帯は 通過する人も少なく 河原も静か

 

横尾山荘を出発して2時間30分

皆が見上げるその先には 穂高岳連峰に囲まれた

涸沢カールが見える 小屋の屋根が 吹流しが見える・・・

 

 

 小屋やテントが見えるが まだまだ遠い・・・

 

写真を撮りながら チャペの到着を待つ リーダー 

 

道はよく整備されているが ガレ場は気を使う

 

涸沢ヒュッテと涸沢小屋分岐

アルコ隊は涸沢小屋に・・・

 

小屋まで 大きな石が 階段状に敷き詰められいる

登り詰め 広いテラスを抜けて ザイテングラートの取付まで

一歩一歩ゆっくり歩く 息が上がる

 

遥か上に穂高岳山荘の屋根が見える 煙もたなびいている

チャペ 「誰がそんな所に小屋立てたの・・・」

 

取付口で 雄大な穂高連峰の景色を眺めながら 昼食をすませ

(チャペは山では食欲がない 低山でも)

超緊張しながら急峻な岩場を beaリーダーの踵だけを見て登って行く 

(チャペは 乗馬用のヘルメットをかぶっていたので

視界が悪く 前面だけしか見えない 

その為か高度感を感じない 危険度は多いに感じるけど・・・)

ともかく3点確保を徹底し 慎重に進む

 

2983mから見た 涸沢カールと涸沢ヒュッテ

30分登って5分の立ち休憩を 3回繰り返し

穂高山荘に着きました~ ヤッタネ~

 

大正14年 今田 重太郎氏が 遭難の危険から身を護る為 

穂高岳小屋を建てる 今年で90周年

穂高岳山荘に向かって 右に聳える涸沢岳

テラスには大きな石を並べて テーブルと椅子

 

穂高岳山荘に荷物を置いて 涸沢岳に全員で登頂

3110mから360度 信じられない景色が 広がる

しばし 岩場に立ち写真撮影

 

高所恐怖症のチャペは 岩に座ったまま

kinyaさんの股の間から 槍ヶ岳の撮影に成功  

 

穂高岳山荘のロビー

スタッフが 椅子・テーブルを動かし 掃除機をかけ

雑巾で丁寧に床を拭いている 三和土には打水も・・・

白出のコルに建てられた山荘は 風力発電と太陽光発電で有名

 

今田 重太郎さん チャペは頑張りました

今日も 一人に一枚の布団 良かった

でも・・・チャペは眠れない・・・

夜中に何度も大雨が降る

 

 

2017年9月23日(土)

山荘に向かって左に聳える 奥穂高岳

ほぼ垂直の梯子を登って山頂へ

 

奥穂高岳山頂で 霧で視界がほとんどない  bea

 

混雑する梯子を順番にすれ違う   bea

 

お世話になりました

 

2983mからの眺めに 惜しみながら別れを告げ

 

 

ザイテングラートを慎重に降る

 

 あと もう少しだね~

 

前穂高岳をバックに・・・

まだ顔がこわばっているチャペ

 

 

取付口まで降ってきた お昼ご飯です 

やっと笑い声がひろがる 

 

涸沢槍がハッキリ見える

草紅葉に ザイテングラート取付口に向かう道が横切る

豆粒のような行列が続いている(写真では見えないけど・・・)

  

氷河期に削られて出来たカールと 

モレーンの上に張られたテントが 眼下に見えてきた

 

涸沢小屋に全員無事下山

チャペの乗馬用ヘルメットは 

山では視界が悪く役に立たない 

それぞれに 計算された道具がある

でも・・・もう山用ヘルメットを買うことは無いかも・・・

 

大きな虹の祝福を受け 充実感に浸るアルコ

この景色を眺めながら 飲んだ生ビールの味は生涯忘れない

無事に帰り着いた安堵の涙は 甘いカクテルの味がした

 

何時までも 何時までも 眺め続ける・・・

 

今日の涸沢小屋は 1枚の布団に2人寝る混雑

人息れで ムッとする中 ウイスキーに心地よく酔ったチャペは

すごい状態の中で 久しぶりに爆睡した アンシンシタノネ・・・

 

 

日の出前のテント村

2017年9月24日(日)

 

beaリーダーが写したモルゲンロート 

 

 

穂高の峰と 涸沢に別れを惜しみながら下山を開始する 

疲れが残った足は ギコチナク動き 特に下りが苦手なチャペは

バランスを取るのに神経を使う 若者たちが軽やかに

どんどん追い越していく 

 

本谷橋に着いた 

金曜日に通過した時 静かだった渓谷は

大勢の老若男女で賑わってる

紅葉シーズン真只中には 

 どれだけの人が訪れるのかしら

 

屏風岩を右手に仰ぎ 北穂高岳の末端も見えてくる

 

横尾大橋を渡った横尾山荘広場は

これから出かける人 戻った人であふれていた

 

いつもの花がお出迎え

 

あの峰に登った 見るだけだった山のあの頂に・・・

 

beaリーダーを始めご同行の皆さま 大変お世話になりました

どの方も優しく お心づかい下さり アルコに居ることを幸せに感じました

以前より漠然と(行けたら・・・)と思っていた場所に 本当に辿り着けました

ありがとうございました 心より感謝いたします

 

(21日 上高地に着き 愛用のカメラをザックから出しONにする

ウントモスントモ作動しない 前夜バッテリー充電したはずなのに・・・

仕方なく スマホのカメラで撮影する 結構綺麗に撮れたね ヨカッタ・・・)

 

 

 

 

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槍ヶ岳3180m1日目/2017年7月14日

2017年07月21日 00時03分04秒 | 日本百名山

憧れの上高地 すべてが美しい 

 

 

    

2017年7月14日(金)

6名   2名

昭島駅南口6:30am→八王子IC→松本IC→上高地バスターミナル10:00→

河童橋10:20→明神館11:30→徳沢園12:40→横尾山荘泊14:15

 

数十年前 赤い屋根の帝国ホテルに滞在し 上高地を

散策する・・・一度も叶えられることは無かったけど・・・

チャペの憧れの地 

 

 

河童橋で最初の記念撮影   bea

 

新緑と 透きとおった水がゆるやかに流れる・・・上高地だ~

 

鶯がしきりに鳴いている まずは明神館を目指す

空気も透きとおっている 

 

 

 

 

明神岳が目の前に・・・迫力ある姿を現す

歓声を上げながら 絶景を楽しむアルコ隊

 

 

11:30 明神館で昼食 軽装で散策する姿も・・・

 

 

   

整備された 気持ち良い路を歩くこと1時間

 

徳沢園に到着 山小屋では無くホテルという感じ

芝生のキャンプ場や水場 トイレが整備されている

 

徳沢園から先は だんだん山道らしくなってくる

 

  

前穂高岳や北尾根の岩峰を見ながら進む

 

横尾山荘前の休憩処 

横尾大橋を渡り進むと 涸沢から穂高岳方面に・・・

14:15 真新しい横尾山荘 1日目の宿に到着

ピカピカに光る廊下 ゆったりしたベッド

お風呂が完備された山小屋 嬉しい~ 

 

 

17:30 バランスのとれた夕食 

北アルプスの山小屋は 押し並べて綺麗で

食事にも気遣いがある 

(それに比べ 南アルプスの山小屋は一部を除き かなり酷い 

仕方なく利用する登山者につけこんでいる)

20:30 清潔な布団にもぐり 目を閉じるが眠れない・・・

寝酒が過ぎて 明日の過酷な行程に支障が出るのも怖い 

 

 

 

 

 

 

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槍ヶ岳2日目/2017年7月15日

2017年07月21日 00時02分27秒 | 日本百名山

 雪渓の向うに 鋭い穂先を突き立てた槍ヶ岳が見えてきた

 

2017年7月15日(土)

6:10 ベッドもお風呂も広々とし 快適な横尾山荘を後に

いよいよ槍ヶ岳を目指す 過酷な雪渓の長丁場 楽しみながら歩けるか・・・

 

   

山荘前から蝶ヶ岳への道と分かれ ワサビ沢を進むと

木立の間から槍の穂先が見える 槍見河原で一休み

 

朝靄が立ち 絵葉書のような景色が続く・・・

 

穏やかな坂道を登り 木橋を渡って一ノ俣 に到着

 

吊橋を渡って二ノ俣あたりから

左に大きな屏風のような岩山が見える

大きさに圧倒される 見飽きない景色が続く

 

槍沢ロッジ手前で 景色を堪能しながら一息

 

8:00 上高地よりすべてトイレは有料 

 

槍沢ロッジのヘリポート横に望遠鏡が・・・

『槍が見えるよ』の札が 肉眼でも見えるよ

 

beaリーダー「上層部では女性二人は空身になってビレイをとります」

チャペ 「どんな所を通過するのかしら・・・」不安になる

 

雪渓も現れる

 

なだらかな登りが続き 大曲に・・・

 

   

    

可憐な高山植物が咲き乱れ 目も身体も和ませてくれる

 

12;50 坊主岩小屋

幡隆上人1828年7月20日

仏像三体を背負い槍の穂先に立った

槍ヶ岳開山の瞬間

 

雪渓は直登を避け 雪渓の幅を使って

ジグザグに登ってきた 楽に歩けて高度を稼ぐ

谷側の足にしっかり体重をのせ ストックをしっかり突く

山側に逃げると 急傾斜に見え怖くなるよ~

 

ふるふる 「登ったわね~すごい景色ね~」 

  

殺生ヒュッテを右に見て 最後の急登をジグザグに登って・・・

1500m・1000・500m("^ω^)・・・

 ペンキで書いてある 励みになるのか 酷なのか

この急登に残雪が多く危険なら ビレイをとると言ったのね

数日前の槍ヶ岳山荘のHPの写真は かなりの残雪だったわ

 

信州大学と読売新聞の連続市民講座 

《岳問のすすめ2017年信州の山に学ぶ》 

6月24日帝京科学大学・千住キャンパスで

日本アルプスの地形形成の講習を受けた

6万年前 日本アルプスは氷河が最も拡大した

その後 岩盤が侵食されカールやU字谷が形成され

氷河に運ばれた岩屑が堆積し モレーン(堆石堤)が作られる

登山者は 太古の氷河がもたらした 

北アルプスのゴツゴツした 独特の山容を見上げ 

形成後数万年を経たモレーンの上を何気に歩いている

天狗原は氷河公園となっている

 

14:40 槍ヶ岳の肩に着いた~ 

 

 

荷物を部屋に置き 槍の穂先を目指すアルコ隊  bea

 

槍の穂先で・・・魔法の写真 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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槍ヶ岳3・4日目/2017年7月16・17日

2017年07月21日 00時01分45秒 | 日本百名山

3080m チャペの槍ヶ岳最高峰 

 

お世話になった槍ヶ岳山荘

2017年7月16日(日)

昨夜も殆ど眠れない 何度も寝返りを打つ

二段ベッドの上は ゆっくり横になれる広さがあった

でもねぇ~鼾・歯ぎしり・・・何より寝酒が足りない・・・

明るくなった窓から 穂先の向こうがうっすらとピンク色に

昨夕の天気予報は 霧または雷雨だった ホッとする

 

再度穂先に向かう山タカシ 

 

今朝は一人で槍の穂先を往復した 山タカシ

 

5:30am朝食→6:30出発→天狗原分岐→大曲→槍沢ロッジ   bea

 

槍ヶ岳肩から望む 北アルプスの名峰

昨日 喘ぎ喘ぎ登った急斜面を一気に100m・・・500m・・・

と降って行く 振り返り 振り返り槍ヶ岳に別れを告げる

天狗原の分岐に降った頃 山頂は厚い雲に覆われ見えない

天狗原は積雪量が多く ピッケルが必要との情報 断念して下山

先日 山の地形講習会で教わった 天狗原のモレーンも雪の下

下から若者達がどんどん登ってくる 

外したアイゼンをザックの横にぶら下げている

すれ違い時に 対向者を傷つけたり 転倒して自分が負傷するかも・・・

ピッケルや ストック アイゼンなどは安全に収納してね 

 

ゴロゴロ岩の夏道を降ってきたが 最後は雪渓降りが続く 足には優しい   bea

ババ平手前で石に躓く 痛  左足指がブニュと厭な感触がした 

恐る恐る左足で立ってみる 痛いけど歩ける 骨折ではなかった

槍沢ロッジに着くとすぐ 雨がポツポツ落ちてきた

談話室でビールを飲みながら 15:00の入浴時間を待って汗を流す 

今 外にいる人は大粒の雨に打たれ大変・・・ 夜中も大雨が断続的に続く

世界中を巡って人生を謳歌している beaリーダーの 『経験編面白話』 で

就寝時間まで盛り上がる なぜか変なオバサンの話が多い

今夜も眠れない・・・寝返りを打つ 寝酒が足りない・・・

 

2017年7月17日(月)

槍沢ロッジ前で  bea

昨日痛めた足が痛いチャント歩けるか・・・心配顔のチャペ

 

6:10分槍沢ロッジ出発 足を負傷したチャペを気遣って

beaリーダーはゆっくりゆっくり歩いて・・・横尾山荘に到着 

長野県山岳警備隊の青年が 登山者を見守っている

チャペ 「一緒に写真撮らせて下さい」

青年 「ああ良いですよ」 気さくに応じてくれる

なんとなくお揃いっぽいシャツ

 

徳沢園のソフトクリーム400円

帰りは是非食べたいと思っていたソフトクリームGET

 

お酒をみんなで飲むシーンはよく目にするが 

ソフトクリームを全員で舐めている 珍しいシーン 

 

梓川沿いの 森の中をゆっくり下って 明神岳と前穂高が見えてきた

 

明神橋で最後の記念撮影  bea

日差しが強くなってきた 梓川の上だけは涼しい

 

昨夜の大雨も ここまで来ると透き通る美しい梓川になる

 

明神池300円はパスし 柵の外から眺める

 

嘉門次小屋の前の木の上で 

鶯が綺麗な声で何時までもさえずり

多くの人が寄ってきて カメラを向けても逃げない

鶯を目の前で見て感激  うすい緑色でホッソリしている

 

12:00 上高地ターミナル

突き指の痛い足を庇いながら なんとか自力で下山した

 

 

昨年企画された槍ヶ岳登山は 雨で流れ

今年 再度企画された山行に参加した

最初から槍の穂先に立つことは 高所恐怖症のチャペには

無理な事だったが 山と渓谷社の2011年版

日本百名山 登山ガイド(中)《槍ヶ岳》に

急崖だが 手スリ 足場ともしっかりしているので

慎重に登って行けば 初心者でも 充分登れるとある

モシカシテ チャペもと思ったが 目の前で槍の穂先を仰ぎ見て

とても気が進まない 本能が拒絶している 

槍の肩まで来られたことで充分満足 ここがチャペの頂上 

何度も 穂先に立たなくて良いか心配して下さったbeaリーダ

魔法を使って 穂先にあげて下さったKAI-KUNに

心より感謝申し上げます  

 

 

 

 

 

 

 

 

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富士山3776m世界文化遺産/2016年8月8・9日

2016年08月10日 14時40分25秒 | 日本百名山

富士山剣ヶ峰3776m (旧富士山気象観測所)

 

吉田ルートの出発地 五合目の賑わい

富士登山口4ルート(吉田・須走・御殿場・富士宮)

が有り 続々と観光バスが登ってくる

 

   

    

2016年8月8日(月)  

夏山登山計画書の『富士登山』を見て

さんざん迷ったチャペは 「よし 行こう」と決断した 

今まで 雪を頂いた美しい富士山を見るだけで良いと

ず~っと思っていたけど・・・

昭島駅南口6:30am→河口湖IC→富士スバルライン→5合目8:30→8合目白雲荘14:30

白雲荘5:10→富士山頂7:30→お鉢巡り→下山専用道→5合目→昭島駅南口16:45

11名    6名

 

 

 

4合目展望台と 5合目で高所順応をして 準備を整える

富士小御嶽山神社に 富士登山の無事をお願いして・・・

 

  

河口湖ICに向かう途中 快晴の空に富士山の上だけ

大きな笠雲がかかっている 台風5号の影響を心配しながらも 

山小屋には早めの到着予定なので 天候の事はあまり気にならない

疲れ切った顔をして 下山してくる人達とすれ違いながら

元気に出発する17名のアルコ隊 

 

やっと6合目まで帰着した人を乗せて 馬も頑張る

一部登りの石畳の石が つるつるになっており

大きな馬車を引く馬の蹄が滑って坂を登れない

親方は怒鳴りながらムチを振り下ろし

助手二人は 馬のハミを力任せに引っ張る

馬は暴れる

チャペ「馬がかわいそう みんなで押してあげようよ」

アルコ「セ~ノ ヨイッショ~ セ~ノ ヨイショ~」動いたー ヤッター

馬車に乗っていた数人の大きな男たちは知らん顔 

 

 

    

    

そんなこんなの出だし・・・ 

 

 今はブルドーザーが食料を運び ごみを回収する

それまでは馬が担っていた 登山者の下山専用道にもなっている

 

 

7合目の山小屋が見えてきた 

 

 砂防壁に守られた登山道

 

 

溶岩の急斜面に並ぶ山小屋

 

     

 

アルコ隊の間に 他の登山者が割り込んでくるので

柚子SLと 何時も人数を確認するポッポ2班リーダ

 

 

7合目《日の出館》到着

 

 

 

アルコまだまだ余裕のユーチャン 

 

   

溶岩の登山道を一歩一歩進んでいく

後ろからスニーカー・短パン・半袖の若い白人女性3名が

スイスイ追い越していく 頂上まで行くという

 

2班柚子SL 「この上にタイシカンがあるよ」

チャペ「え~どこの大使館」

 

3100m 《太子館》

最近中国人の海外進出勢いは止まらず

《富士山中国大使館》が出来るかも・・・

環境庁は 8合目以上に登る登山者数を把握するため

赤外線カウンターを 各ルートに設置している

吉田口ルートはこの太子館に設置

 

要塞に守られて・・・

 

高尾山の石垣ではありません

富士山の山肌に立派な石垣が 至る処に築かれている

 

  

 今夜の山小屋《白雲荘300人収容》に到着 

 

 まだまだ登ってきます

夕方から雨混じりの強風に変わった夜も 弾丸登山者が続く

日暮れて 強風の中を登ってきた東南アジア系の若者が

トイレの中で震えている ホカロンを渡す

 泊らず頂上まで行くと言う

どこの山小屋も〔屋内での休憩お断り〕の張り紙がしてあり

吹き上げる風に耐えるより 歩いて頂上を目指すことになる

 

    

早々に白雲荘に到着したのはアルコ隊

翌朝のお弁当が配られ すぐに夕食のカレーライスが出る

お酒類やジュース類の販売はとても愛想が良い

が 食堂でゆっくり飲みながら談笑する時間はあまりない

言葉と態度で慇懃に断る(これもでも精一杯なのかも・・・)

夏山開山3か月の間に どれ程の宿泊客をこなすのかしら

夜中に星を見に出る 廊下も食堂もトイレも電気が

一晩中灯っており ヘッドランプは必要ない 

玄関前は煌々と照らされており 楽しみにしていた星を探せなかった

 

 

 

2016年8月9日(火)

4:00am起床 4:40日の出 5:10出発

前日に配られた朝食用の助六弁当を持ち

各自出発の準備をして 御来光を待つ

 薄いオレンジ色に染まった雲は 

光り輝くことなく朝を迎える 

  

   

5:10 頂上に向け山小屋を後にする

同じ頃 昨夜の風で夜の登頂を断念したツアー客が

ガイドに引率され 下山していった

 

3250m 元祖室テラスで("^ω^)・・・KAI-KUN 

 

黙々と登る 右左交互に出せばきっと着く・・・

 

 

石垣と砂防提の上に建つ山小屋

富士山でこの景色 ビックリポン 

 

行列のできる登り登山道

 

下り専用 ザクザクの砂礫道

 

    

八合目より上は 浅間大社の所有地

 

富士山頂上に到着 

土産物店が並び 自動販売機が並び 

大勢の人が下界を眺めながら 談笑している

 

金剛杖に御焼印を頂く

 

時計回りに お鉢めぐりをする 

右峰の上に 点のような人影が見える  

 

 

  

1週約2.5kmを 約1時間20分で回る

 

 

 

 浅間大社奥宮 

山岳信仰 日本三霊山

富士浅間神社 白山ひめ神社 立山雄山神社

チャペ すべてお参りした 

 

 

剣が峰への最後の急登

 

剣が峰で 記念写真を撮る長い行列の最後に並ぶ

1964年~1999年までレーダー観測をした測候所

1996年9月25日台風26号により 日本記録91.0m/sを記録

 

やっと順番が・・・ KAI-KUN 

 

 

剣が峰をバックに第二火口棚を登る2班  KAI-KUN 

 

   

富士山の頂上から 田舎の父母に電話をする

ビックリする父母の声が嬉しい・・・

 

 

富士山に登り お鉢巡りをして ザクザクの砂礫道を下る

漠然と気になっていたことが 一つ解決できたような

清々しい気持ちになる 

 

大沢崩れ 

幅500m 深さ150m 火口直下から2200mまで常時崩壊が進む

 

 

6合目から見上げる富士 反りすぎて思わずよろける 

3時間30分かかる 単調な下りは砂埃が舞い上がり

チョットした隙に ずるっと滑る 気が抜けず疲れる

6合目付近で 初老のご夫婦が難儀をしている

ご主人の足が疲れて もう自力で立てない

アルコと若者で両脇を抱え 日陰に移動する

間もなく 単独の若い女性が 靴下でそろそろ歩いている

声をかけるが 言葉が通じない 木陰の岩に座らせ

絆創膏を貼り応急手当てをするが 

これ以上自力での下山は困難そう

救護所に連絡をし 間もなくパトロールの青年が

やって来た 事情を説明して後を任せる

先ほどの男性も 馬の背に揺られて下って行った

チャペ達も 5合目から迎えの車に乗って

温泉に移動する その間も大型バスが

どんどん登っていく 世界文化遺産登録された

日本一高い山に 人が短期間に押し寄せる

山肌はどんどん崩壊が進み 工事の跡も痛々しい

 やはり雪を頂いた美しい富士山を 遠くから眺めていたい 

一度登ってみて そう思う・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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前巻機山1861m/2016年7月17日

2016年07月18日 11時12分46秒 | 日本百名山

前巻機山から鞍部に下るアルコ

 

   

2016年7月17日(日)

5:00am昭島駅南口→圏央道→関越道→赤城高原SA→石打IC→桜坂駐車場7:45→

清水登山口8:00→前巻機山12:55→巻機山避難小屋→清水登山口5:45pm

9名   9名

3:30am2個の ⏰ 時計で起床 ぼーっとした頭で

身づくろいをし集合場所に・・・

バスの中で少し眠ろうとするが 物凄いスピードで疾走している 

ドアー横に腰かけていたチャペは 思わず立上がり運転席の

メーターを覗く なんと135Km前後で爆走中・・・

追い越し車線のベンツもBMWもクラウンも追い上げ

走行車線に避けさせる・・・

過去さまざまなバス事故で 家族・友人が泣き崩れる姿が

報道されているけど このバス会社には(運転手には)

何の教訓にもなっていないよう

思わず運転手氏名を見る 何時もの運転手の名前がある

が今日の運転者は初対面 アルバイトか・・・

アルコ会員 「ガードレールが飛ぶ速さを見て 恐ろしくて眠るどころでなかったわ」

ちなみにこのバス普段は 火葬場への送迎バスなのだ 

てなわけで 車中でも眠れず 目的地の桜坂駐車場に到着

 

8:00

桜坂駐車場で準備体操  を済ませ

1・2班に分かれ出発 チャペは2班

色鮮やかなアジサイや合歓の花が咲いている

ここにも熊出没の立看板

登山口を登り始めて暫くすると急な登りになり

ワミー2班ALは ゆっくりした足取りで高度を上げていく

ポツポツ落ちてきた 予想ではお昼頃のはずだけど・・・

急いで雨具を着る 本降りになる

足元はぬかるみ 段差もきつい このまま降り続けば

下りの歩行が思いやられる

 チャペの登山靴は このぬかるみの中 登りにも下りにも

しっかりグリップして 安心して身をゆだねられる

油断は禁物だけど・・・

先週から履きだした 滑止め付靴下との相性も良い

 

樹林帯で景色は見えないが 時折樹々のひらけた場所より

越後の山々が 雲との美しい調和のとれた姿を 見せてくれた 

 

    

5合目辺りから雨は小降りになり 稜線も見え始め

気分も高揚してくる でもめっちゃ熱い

ハイドレーションから チャペのスペシャルドリンクを

チューチューこまめに補給する 歩きながら水分がとれ 超便利

 

11:20

6合目 寝不足や高温多湿と疲労の為 足つりなど

体調不良の会員が下山したり または歩をさらに緩めて進む

 

 

 

 

チャウL「一休みしたら出発しましょう 避難小屋まであと2時間位です」

 

   

   

12:30

8合目 まだまだ登ります ニッコウキスゲの花も満開

 

360度 雄大な山の景色が広がる 高山の魅力

 

カンカン照りになってきた~

 

景色を楽しみながら さらに上へ

 

12:56

9合目 前巻機山1861mに到着

チャウL 「巻機山は牛ヶ岳1961m・割引岳1931m(ワリメキダケ)

・前巻機山の総称で一番高い本峰が1967mです」

 

  

山が大好きチャウLには この景色がよく似合う 

 

 

前巻機山集合写真     チャウL 

 

 

 

 

 

  

もう少しで巻機山避難小屋 

ワタスゲ・トキソウ・フデリンドウ・ニッコウキスゲetc

が咲き乱れチャウL の「皆さんに巻機山の美しい山容と

可憐な花達を見てもらいたい」の心が通じた

30分の休憩の後 巻機山に別れを告げる・・・

 

13:53 

巻機山避難小屋

ジル「自転車こいできました」

チャペ「

ミータン「自転車こいできたよ~」

チャペ「

巻機山避難小屋トイレにある 車輪のない自転車

究極の自己発電機 自己責任で処理 

 

霧が巻き 周辺の景色が見えなくなった

 

次回は民宿に泊り ゆっくりとこの稜線を歩いてみたい 

割引岳中腹より巻機山へ yamakeiHPより

 

15:00

7合目を下るアルコ

 

先はまだ長い 焦らずアルコペースで順調に・・・

 

17:30

やっと駐車場に着いた 長かった 

 

チャペ「帰りは渋滞していますように・・・

瞼に焼き付いた 巻機山の美しい山容

アルコの仲間の楽しそうな笑顔

雨に濡れたアジサイの青 また見たいから・・・」

本庄児玉  東松山間渋滞30Km 

やったね 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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白馬三山縦走/2015年7月28・29・30日

2015年08月03日 15時33分45秒 | 日本百名山

7月29日17:00

  『スカイプラザ白馬』 から見た杓子岳(2812m)と白馬鑓ヶ岳(2903m)

 

  2015年7月28日(火) 

アルコ参加者17名 9名    8名

6:30am 雨脚が弱まったり 又強くなったりの猿倉荘(1230m)を出発

雨具を着けて 樹木の生い茂る中を黙々と登る

すぐに汗でビッショリとなる 「 雨で濡れるのと 汗で濡れるのと

結果は同じと思うけど・・・」誰かが言う

「そうねぇ~ 今の繊維はとても良くなってすぐに乾くしネ」

雨がすぐに止む状況であればねぇ~・・・

それほど夏の雨具は鬱陶しい

 心配したほど虫はいない・・・無風

 

白馬鑓ヶ岳の雪渓とテン場

 

 途中から大学生サークル [山小屋研究会] の男女6名と

道中前後しながら 鑓温泉小屋に到着 15:20

インターネットで検索した 露天風呂が頭上に見える 

タオルで下半身を隠したオジサマが アルコの美女軍団を見て

慌ててヨシズの陰に引っ込む 

受付を済ませ 部屋割りが決まりアルコ全員3号館に・・・

1階は女性陣 2階男性陣 他のツアー客20名位と同室

露天風呂のすぐ脇のこの3号館が おほほの部屋だ~

夏山季節だけ組みたてられる小屋は 隙間だらけ・・・

 隙間から肉体美が目の前に・・・誘われて共犯者になるチャペ

えへへ~~

 

   

5:22am 前方からまっすぐに ヘリコプターが小屋に向かって来る

ホバリングをし荷物を降ろし 小屋からの空き缶等をピックアプして

すぐに立ち去る チャペ手を振ると大きく振りかえしてくれる 

キャベツや魚・果物等の食料品が山と積まれる

 

7月29日(水)6:00am  

今回山行最大の危険個所を通過して 白馬鑓ヶ岳に向かう

足場に集中して歩けば さほど危険は無い

 

雨でなく良かった~ 

 

大出原に出て一安心

カメラとアイゼンをすぐに出せるよう ザックの後ポケットに入れたが

危険個所を通過する際 ザックが振られた 初めてパッキングの

重要性を身をもって感じた

 

7:02 アスコイキマス・・・イケルノカシラ・・・

 

     

八方尾根とは違う高山植物が 出迎えてくれる

ミヤマキンポウゲ・チングルマ・ハクサンフウロetc・・・

 

    

8:30 雄大な景色に見惚れ 急峻な傾斜に慄き 

ガレバにひっそり咲く 可憐な草花に感動し

アルコ2班はユックリ進む 

 

雨に打たれても 怖い思いをしても 貴女に出会えたら・・・ありがとうの一言

 

9:15 雨の気配も無し GABIBO会長も笑顔

 

 

 10:10 白馬鑓ヶ岳です 嬉しい とても嬉しい

 

 すべてが嬉しい 

 

険しくも美しい景色

 

     

少し下って杓子岳に向かう 1班が休憩をしている

 

 

 杓子岳あの頂上に・・・

最初 GABIBO会長は頂上は踏まず 

巻き道で白馬岳に向かう つもりだったが

アルコ隊の猛反対で頂上に行くことに 

 

スポーツマン BE-CHAN

 

振り返ってみれば・・・ よく歩いたわね~

 

    

12:00 ねッ来て良かったでしょ 

杓子岳の頂上で お約束の記念写真 

巻道を白馬岳に向かう

 

花園 

 

やっと見えてきました  白馬山荘

あそこまでは まだまだ遠い・・・

 

花達に励まされ一歩一歩を進める

 

15:00 バンザ~イ 白馬岳頂上(2932m)

今日はすべてが アルコの味方 

心は満足の一言 この笑顔だもの・・・

 

 頂上に設置された 展望図指示盤

(187,5kg×2 112,5kg×2)集合写真左上

 富士山の剛力 小見山正氏が大雪渓を担ぎ上げ設置された

(小見山正氏は 箱根金時山の金時娘の父上)

 

記念写真を撮る 景色に浸る 生涯に刻まれる一日

 

松沢貞逸顕彰碑 

明治39年白馬岳への道を開き 

16才で日本最初の山小屋 白馬山荘の前身を経営

毎年5月末 白馬開山祭と貞逸祭が 同時に開催される

 

    

夕暮れの雲海の向こうに 剱岳が

 

7月30日(木)   6:00am

深い霧が出発時には雨に変わる

途中急斜面の小雪渓を トラバースする

葱平(ねぶかっぴら)を経て 大雪渓を白馬尻まで下る

 

杓子岳・白馬岳のウルップソウは

大方花が終わっていたが 下り斜面でまだ咲いている 

 

 

最初の小雪渓の急斜面をトラバース

滑落事故発生場所 慎重に歩く

写真では急斜面に見えないけど ケッコウナ斜度があり

踏み外したら止まらないかも・・・

アイゼンを外し しばらく岩の歩きづらい道を下る

 

  

ここからいよいよ大雪渓

アイゼンを着け 白馬尻までの2kmを難なく下る

雪渓を登ってくる人達は 皆足元だけ見つめ 喘ぎ喘ぎ苦しそう

「コンニチハ~」と気軽に声をかけにくい 

 

8:50 斜度もゆるく すれ違いもスムーズ

 

10:10 白馬尻小屋(1802m) お疲れさまでございました

 

天候が悪く 何度か中止になった白馬岳に

念願かなってやっと登れた それも三山縦走

今回も台風12号が 沖縄付近で停滞し

先の予想が立たない中 GABIBO会長は

さまざまな気象データを酷使し 決行に至り 

全員無事帰ってきた 心より感謝いたします

ありがとうございました 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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筑波山877m/ 2015年2月1日

2015年02月02日 12時23分08秒 | 日本百名山

西の富士 東の筑波と言われる紫峰 《筑波山》 帰りの車窓より 

 

   

2015年2月1日(日)

立川駅7:01am→秋葉原駅ツクバエクスプレス→つくば駅→つつじヶ丘

→女体山→男体山→つくば神社15:10→つくば駅→立川駅18:30

アルコメンバー   8名   3名

 

つくば駅前ターミナルから 終点のつつじヶ丘まで 乗車

 

    

標高542m地点までバスで一気に上がっていく

春霞の向こうに うっすらと富士山が見える

眼下に関東平野が広がる 霞ヶ浦も光っている

女体山登山口で 準備運動の後 新会員 神チンさんの紹介

新しい仲間と 筑波神社が御神体と崇める 霊峰にイザ・・・

(小さい写真はクリックしてネ)

 

女体山登山口は 御神体のわりには 

かなりゴテゴテとドギツイ感じ

 巨大なガマも鎮座して・・・

筑波山は 地域を支える観光資源・・・

 

登り始めて直ぐに 金ガマさまのお出迎え

 

 

急な木段 石段をゆっくり登っていく 先日降った雪が

日影にはかなり残っており 途中で軽アイゼンを着ける

風もなく青空のもと うっすらと汗もかく

澄んだ空気が気持ち良い 

 

 

筑波大バスケットボール部員の大きな声が響く

運動靴で元気に駆け下りていく 

小さな 子連れの親子の姿も目立つ

軽装の 外人さんの姿も見かける 

雪が付いた 滑りやすい道にも関わらず 人気の山

 

巨岩 奇岩 名石 も有名 

高天原を一周

 

 

胎内巡り岩   GIRASUN 

 

  

左回りで進行 伊弉冊尊が祭られている女体山頂上で

お約束の記念写真  GIRASUN

 

   

参拝し 景色を堪能し 記念撮影を済ませ 

後続に場所を譲って男体山に向かう 

全員無事下山できますように・・・

 

男体山に向かう途中にヤッパリ ガマ岩

 

 

    

 

男体山頂上から眺める女体山 

男体山直下の展望台で昼食  

関東平野を一望する 陽だまりで ゆっくり休憩し

伊弉諾尊にもお参りをし 展望台まで戻ってくる

 

360度広がる関東平野 

 

                                                                        『万葉集』第9巻1759番収録の高橋虫麻呂作の歌には、

                                                                   鷲の棲む 筑波の山の 裳羽服津(もはきつ)の その津の上に
                                                                   率(あども)ひて 未通女(をとめ)壮士(をとこ)の かがふかがひに
                                                                   人妻に 吾(あ)も交はらむ わが妻に 人も言問へ
                                                                  この山を 領(うしは)く神の 昔より 禁(いさ)めぬわざぞ
                                                                  今日のみは めぐしもな見そ 言(こと)も咎むな
 
                                                              (現代語訳)
                                                                  鷲の棲む筑波山の裳羽服津の津のほとりに、
                                                                  男女が誘い合い集まって、舞い踊るこの歌垣(かがい)では、
                                                                  人妻に、私も性交しよう。我が妻に、人も言い寄ってこい。
                                                                  この山の神が昔から許していることなのだ。
                                                                  今日だけは目串(めぐし、不信の思いで他人を突き刺すように見ること)はよせよ、
                                                                  咎めるなよと、歌垣への期待で興奮する気持ちが素直にのびのびと詠われる。
                                                                     wikipediaより
                                       
                                           おっ ほっ ほっ ・・・おおらか~

 

アイゼンを外し 筑波山神社までもう少し・・・

春先にはカタクリの花が咲く

 

全員無事下山御礼・・・

三千年の歴史を感じさせる風格 堂々とした立派な神社

 

  

こんなところにもガマ君が・・・

毎年8月第一日曜日 《ガマ祭り》が境内で開かれ

ガマの供養と商売繁盛を祈念

チャペ初めての筑波山 

百名山の中でも一番の低山 軽アイゼンを使っての登山の為

結構神経を使った 初参加の神チンさんも チョット疲れたかも・・・ 

アルコの 和気あいあいとした雰囲気はいつも同じ・・・

これからも是非ご一緒くださいネ 

 

体調イマイチダッタ柚子リーダさま

お疲れさまでございました

積雪の為 予定のコースを変更して 安全登山を

リードして頂きありがとうございました

ご一緒くださった皆さま お世話になりました

これからもよろしく・・・

 

 

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金峰山/五丈岩2599m 2014年9月21日

2014年09月23日 08時40分59秒 | 日本百名山

《 金峰山 五丈岩》 大きさは岩に立つ人と比較してね

 

立川駅5:50am→高尾駅乗換→塩山駅北口→バス(土・日・祝運行)大弛峠8:45am→

朝日岳→金峰山→朝日岳→大弛峠4:00pm→塩山駅北口→立川駅6:40pm

 

   

2014年9月21日(日)

日本百名山 新日本百名山 花の百名山 山梨百名山

先週の北アルプス縦走の疲れがヤットとれた頃 ヤッコラセットまた出かける

アルコ参加者11名    9名

 

車で超えられる日本一高い峠 長野県川上村に通じる林道

バス運転手さん「ここから長野県側へは 舗装道路でね~で ガタガタ道でよ たいへんだら」 

 

展望の無い結構急な登山道を登りつめると

縞枯れの明るい尾根道にでる 

暑くもなく 爽やかな風がとおり 最高の登山日和

 

遠くに 美しく裾をひいた富士山がうっすらと見え イッセイにシャッターを押す    サントさん

 

 枯れ木と富士山  どの取り合わせでも富士山は 《絵》 になる 

 

何度もアップ&ダウンを繰り返す

アルコ「え~また降りるの~ せっかく登ったのに~」

大弛峠から金峰山まで高低差は300mだけど・・・ 

この辺りからチャペの久しぶりに履いた山靴は 両脇にひび割れが現れ始める

ちゃぺ「

 

 

ナントカ持ちこたえてくれるよう 祈る気持ちで岩場を登る 

少し年数がたった登山靴を履くときは いつも地下足袋をザックの底に入れているが

地下足袋で岩場は厳しそう・・・歩いたことないけど・・・ 

 

 

心配された天候も綺麗に晴れ渡り 朝日岳に向かう岩場から山々や麓の町が見渡せるも

チャペには景色を楽しむ余裕が無く いつも靴の状態を見ながら歩く 

 

 

五丈岩が見える

チャペ「あ~~まだまだだ~」

クラウドリーダーのザックから結束テープを貰い 

左右の靴 甲の部分をポッポさんに絞めてもらう

踵大丈夫かな~不安な気持ちで歩き続けた

 

 

金峰山頂上がすぐ近くに見える 

 

 瑞牆山も荒々しい岩肌をみせてそびえ立つ 

岩登りの苦手なチャペには見るだけの山

 

 山にもよるけど 今日は若者のグループが多い

以前登った赤岳も若い人が圧倒的に多かったが

やはり岩の魅力かしら・・・

 

   

頂上周辺の岩場を通過する頃には 左足の踵まで剥がれ

非常に不安定な足元になった こんな時頼りになったのは

ダブルストック 不安定な足元を三点確保で慎重にすすむ

おまけに足元に気を取られていたら 岩に頭を思いきりゴツン

 (サントさん写真をクリックして見てね)

 

すれ違いに手間取りやっと着いた金峰山の頂   サントさん

 

ワミー「お一つどうぞ」

クラウドL「ありがとう 頂きます」

思い思いの場所でアルコの皆さんは楽しい食事タイム  

チャペ 帰りの心配でおにぎりも半分しか喉を通らず 

 

右足の前底部分破損するが踵は大丈夫そう

左足の前底完全破損 踵破損部分はクラウドLの真田紐で補強

道々 何度か真田紐が緩むがmizさんとすーまーさんに

絞め直してもらい 痛々しい姿で無事昭島までたどり着いた

気持ち良くお手を貸してくださった アルコの皆さまに心より感謝です 

本当にありがとうございました 

 

     

2007年6月10日 おろしたての〔LOWA TAHOE Gtx〕で高川山に登った

7年経て無残な姿になった 履いた回数は少なかったが

やはり年数が靴底の劣化を招いた

 修理に出して ソールが甦るのが楽しみ 

アルコに入会して初めて買った本格山靴

やっと足になじみ 愛着のある山靴だもの・・・

修理から帰ってきたら ピカピカに磨いてあげよう・・・

 

 

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大菩薩嶺/2057m

2013年11月18日 13時33分59秒 | 日本百名山

                                                 数日前に降った雪が残る大菩薩峠

 

大菩薩峠から見た富士山

2013年11月17日(日)

アルコ参加者 10名    8名    18名

 2008年7月6日にぴょこちゃんと参加して以来 5年ぶりの参加となる

会員のタバさんは ナント50年ぶりの大菩薩嶺再訪 

5年はまだ記憶に新しい

昭島駅 am6:30→中央自動車道勝沼IC→市営駐車場→石丸峠→熊沢山→

大菩薩峠→雷岩→大菩薩嶺→唐松尾根→福ちゃん荘→柳沢峠→のめこい湯(小菅の湯)

2008年の山行は福ちゃん荘→唐松尾根→大菩薩嶺→上日川峠に下っている 

  

各自準備運動で身体をほぐし出発

石丸峠登山道には霜が降り 朝日にキラキラと輝いている 

ストックを突くと長い霜柱が サクサクと音を立てて崩れる

冷たい空気に身が引き締まる

 

日当たりの良い場所は 空気も軟らかく 汗ばんで 衣服の調節を 

 

 

2008年日川の渡渉 

初参加のスーさんが手を差し伸べて女性陣一人一人を

安全に渡してくださる・・・  GABIBO会長はストックを差し出して・・・

今回は以前より水かさがかなり多い チャペはKAIKUNの手につかまり渡る・・・ 

 

高度が上がるにつれ風が冷たく 日陰には雪も・・・

 

 

小金沢山2014m?

枝には薄らと雪が付いており 山肌も白くなっている

チャペはアイゼンを持参したが バスに置いてきた

 

 

石丸峠も白くなって

 

峠の途中から 雪化粧をし気品あふれる富士山や

真っ白な南アルプスの嶺峰を望みながら進むが

素晴らしい景色に度々足が止まり 感嘆の声が・・・

チャペこの景色を見ただけでダイマンゾク 山の醍醐味

   

オモイオモイニシャッターを押す人  瞼にインプットする人 

 

石丸峠の急坂 広く付けられた道をジグザグに登って ハ~ァ ハ~ァ・・・

 

      

途中で一休み 

 

峠を上り詰めると 熊沢山に入り 樹木が茂って昼尚暗く 

雪がしっかりと凍り付いて滑る~すべる~スベル~~~ 

  

GABIBO会長 「 シンチョウニ シンチョウニ 

前の人に付かなくていいよ~ 離れていいから ゆっくりね~ 

介山荘方向から50~60ℓは有るかと思われるザックを背負った

若者数人がストックも付かず 雪の着いた石や根っ子の上を どんどん登ってくる

チャペ 「テント張ったの」 

若者 「そうです 気をつけて行って下さい」

 

大菩薩峠 昔は青梅街道の難所として知られ

中里介山の小説 「大菩薩峠」 により知名度が上がった 

 

全員揃ったかな~    サントさん

 

1897m

2008年に訪れた時はガスがかかり 富士山も 南アルプスの山々も

まったく見えなかった 今日はこの景色 

 

大菩薩峠で集合写真をお願いし

風当たりの少ない賽の河原で昼食とする  

 

みかん食べる  

弱いけど 雪の上を吹き抜ける風は 冷たい

仲良し夫婦にはナンノソノ 

 

 ベテランはサスガ 風のあたらない 避難小屋前の陽だまりに並んで

 

賽の河原にて記念の1枚  サントさん

 

 

 

雷岩を目指し出発する   サントさん 

 

 

日当たりの良い道はぬかるんで 靴はどろんこ

素晴らしい景色を楽しむ 足下を見る

 

 雷岩2057mから 希望者が20分程度で大菩薩嶺を往復し   全員揃って下山  クラウドL 

 

 

急な下り坂を過ぎると 気持ちの良い 唐松尾根が続き

カラマツは落葉しており 足下の道は 分厚い絨毯を踏みしめるようで心地よい 

 

快適で気持ちよい道がつづく 

晩秋の日暮れは早い 午後2時過ぎには西日もだいぶ傾いて

 

 

福ちゃん荘に到着

ちゃぺ 記念のバッジを買う

以前はあまり興味が無かったが このごろ 登った山々の一つ一つが

とても大切に思え 売っていれば求めるようにしている 

 

2008年7月6日はここから登り始めた

確かスーさんがアルコに入会され 大菩薩嶺山行が初参加と記憶している

またご一緒できる日を 心から待ち望んでおります  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

                                               

 

 

 

 

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