谷川岳 一ノ倉沢 上部は雲がかかり幽玄なり
以前から行って見たかった 一ノ倉沢(アルコの写真展を見て)
2017年7月5日(水)
12名 6名
昭島駅南口6:30am→圏央道入間IC→関越自動車道水上IC→
谷川岳ロープウエーベースプラザ9:03→マチガ沢出会10:12→
一ノ倉沢出会10:45→幽ノ沢11:50→湯テルメ谷川→水上IC→昭島駅南口
関東は昨夜まで 台風3号の影響で大雨が降り続いていた
活発な梅雨前線が刺激され 九州地方は豪雨に見舞われ甚大な被害が出た
台風一過の爽やかな一日とはならず
陽が差すも雨が降ったり 黒雲が垂れこめたり・・・
傘を差した りポンチョをかぶったり めまぐるしい
それでも 東京のような蒸し暑さはなく涼しい
9:12 予定通り土合橋から出発・・・
湯桧曽川の湯吹の滝 土合橋の上から覗くと
雨台風がもたらした水が 勢いよく流れ落ちている
9:15 西黒沢橋
やはり最初の橋は浸水しており 裸足になって渡れなくもないが
これから先の橋も もっと水量が多く渡れない危険性もあり
ここの地理に詳しいGABIBO会長の判断で 渓谷沿を回避し
一ちゃん 倉ちゃんの観光自動車が走る舗装道を歩くことに・・・
最初は渓谷を覗いたり 写真を撮ったりするが・・・
18名がバラバラになり 締まりのない行列になってしまった
谷川岳で 尊い命を失った800名以上の若いクライマー達の名前が刻んである
(記録を取り始めた1931(昭和6年)から2012(平成24年)までに8005名)
谷川岳登山資料館からすぐ左側に 西黒尾根登山口が有る
急登で始まる上級者向けの登山道
ロープウエーベースプラザに止まっていた 《倉ちゃん》
お客さんを乗せて下って行った ガイド付き500円 ガイド無しはタダ
10:12 晴れていれば一ノ倉が見えるハズ・・・
水上町HPより
マチガ沢から 一ノ倉沢出会に向かう林道の
左右には美しいブナ林が広がっている
花の少ない林道で一際目を引く
カーブを曲がると 巨大な岩壁が・・・
10:46 GABIBO会長が60年前に毎週のように通った一ノ倉沢で サントさん
60年ぶりに会員と訪れ 当時のクライミングのルートなど熱心に説明
想いの地で・・・ サントさん
目を転じると 白毛門や笠ガ岳方面が・・・
数々の小説の舞台となった一ノ倉沢でゆっくり昼食をし
日本三大岩場を何枚も写真に収め 幽ノ沢に向かう
子や友人を失った 悲しみと無念のプレート が 何枚も埋め込まれている
「青いヘルメット 白いヘルメット いつの日か また会わん」
11:55 幽ノ沢ここも増水をしている
beaさんがバランスをとって飛び石を渡る
ここから引返し またブナ林を楽しみながら・・・
写真を撮りながら歩くチャペは どんどん離されていく
旧清水越国道に積まれた石垣が 今も残っていた
何万年も前からの贈り物
《一ちゃん》 が観光客を乗せて登ってきた
13:20 谷川岳山岳資料館 無料です
天才クライマー大島亮吉氏の書
1928年3月25日 雨の中 槍・穂高岳縦走に出かけたが
天候が回復せず引き返す途中 突然スリップ
28歳の若さで雪の涸沢側に滑落死・・・
オーバーハングを鐙で越える 背筋が凍る写真が何枚も展示され
世界で最も登攀の困難な岩壁一つ 一ノ倉のようすが解る
往年の登山道具の数々や テント・衣類などが展示されている
まさに男の世界 今は女性のクライマーも多いけど・・・
チャペは ピッケルよりもお花ダネモンネ・・・
悲しい記録として ギネスブックに登録された場所だけど
チャレンジする精神に 心より敬意を表します
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