旧天城隧道を歩くアルコ
9:40 湯ヶ島温泉口 瑞祥橋から浄蓮の滝を目指す
2013年12月21日(土)
アルコ参加17名 13名
4名
2009年から2011・2012・2013 と 4回に分けて歩いてきた伊豆の遊歩道
今回は川端康成著の〔伊豆の踊子〕を事前に読むことが参加条件に
チャペ 何十年ぶりかで読み直してみた
もう一つの目的は 石川さゆりの歌で大ヒットした〔天城越え〕
の歌詞に出てくる いくつかの場所 を見てみたいと思った
「伊豆の踊子」 純情な20歳の青年と 14歳の無垢な踊子薫の淡い恋の描写と
「天城越え」 の歌詞の激しさが対照的
♪ だれかに取られるくらいなら あなたを殺していいですか・・・♪ だもんね~
往時の道事情と比べようもないが
旧制高校の20歳の青年の心境を思って歩いてみる
踊子遊歩道とあるが 道は少し荒れている
♪ 寝乱れて 隠れ宿 九十九折浄蓮の滝 ♪
至る所でワサビが栽培されおり
綺麗な水が豊富に流れている
浄蓮の滝出入り口の陽だまりでお弁当
先回りして待機の藤観光バスに乗り
旧下田街道 旧天城トンネル付近までむかう
川端康成文学碑
青年が孤独な心を抱いて 伊豆への一人旅に出て四日目に
踊子との出会いを期待して歩いたあたり
伊豆の踊子冒頭の〔 道がつづらおりになって いよいよ天城峠に近づいたと思う頃・・・〕
自筆の文章が刻まれている
数日前に振った雪が解けずにある 風もなくさほど寒くもない
チャペもアルコの人達も 旧天城隧道は車が通らないもの と思っていた ので
トンネルの向こうから 車のライトが見えたときはびっくりして
前後にヘッドランプを点けて歩く
現在は等間隔に灯りがともる
「暗いトンネルに入ると 冷たい雫がぽたぽたと落ちていた 南伊豆の出口が前方に小さく明るんでいた」
♪ 走り水 迷い恋 風の群れ天城隧道・・・♪
♪ わさび沢 隠れ径 小夜時雨寒天橋 ・・・♪
「不自然なほど美しい黒髪が 私の胸に触れそうになった 突然ぱっと紅くなって…」
倒木がちょうど竜の頭に見える
長い下り坂を歩いて 河津川に落ちる河津七滝(カワズナナダル)巡りを
踊子像を囲んで
三角関係
出会い滝 しぶきに洗われて岩も丸く
踊子三像
少し熱めの露天風呂 源泉かけ流しの湯にゆっくり浸かり
♪ 舞い上がり 揺れ堕ちる 肩の向こうに あなた~ 山が燃える~♪
GABIBO会長の乾杯の音頭で宴会が始まり 《宴たけなわ》 は止まるところを知らない
チャペの前にも徳利が並ぶ サシツササレツ 市の広報やネットで知り合い
広がっていったアルコの100人の輪
いつも寡黙なKINYAさんの閉会の挨拶でお開きに
♪ 寝乱れて ねみだれて ネミダレテ・・・よだれでて
あなたと超えたい天城越え・・・♪
明日はam7:00朝食 8:00 葛城山に出発