めんごチャペの猫の目日記

日々の思い・風・山行き・・・気まぐれに・・・

南高尾山稜/津久井湖・大洞山・小仏城山・高尾山

2014年09月29日 12時32分34秒 | 県境の山

  せっかくだから  

コンピラ山休憩所のリュック掛

2014年9月28日(日)

昨日のアルコ例会山行に参加できなかったチャペは

津久井湖ゴルフ倶楽部へ行く dadaさんの車に便乗して 

アルコとは逆からのコースを歩いた

津久井湖 大井→峰の薬師→三沢峠→大洞山→

大垂水峠→小仏城山→高尾山→稲荷山コース

    

大井(OI)の信号で車を降り 三井大橋に向かう

道々に咲く 夏の名残りの草花を見ながら 歩いていると

「お早うございます」と行きかう人達や 庭先に居る人から声がかかる

長閑でやさしさを感じる町  「お早うございます」と返す

 

   

しばらく歩くと津久井湖の完成に伴って掛けられた 立派な 《三井大橋》 が見えてきた

神奈川県の橋100選に選ばれた アーチ型の美しい橋 

その隣に 後から歩行者&自転車専用の 《三井そよ風橋》 が架けられた

そよかぜ橋の上 風が冷たい 

 

   

地図を片手に峰の薬師入口を探す 

 国道513号を津久井湖側右に 大きく回り込んだ所に標識と階段が有る

急な坂道をゆっくり登る こんな急な所に薬師さまが有ったのでは 

誰でもはお参りできないわ・・・

 

峰の薬師奥ノ院から眺めた津久井湖  右手前に城山が見える

 

峰の薬師奥ノ院 8:00am

  

木漏れ日の中 秋の草花を撮りながら歩く

暫く誰にも会わない 静かに歩ける路とあったが なるほど・・・

 

 

雑木に囲まれて何も見えなかった尾根道が開け 

津久井の町並や富士山が見える

《見晴台》 とある 親切にリュック掛まで設えてある 

 

アルコの人達は ポッポLを先頭にダレソレが歩いたのかしら

・・・思いはせながら・・・

チョットしたアップダウンをこなすと三沢峠に出た

 

昨日歩いたアルコの人達 総勢20名

 

時折単独行の人に出会う  トレイルランの人もポチポチ 

小鳥のさえずりと 小さな秋の気配 ワレモコウが風にゆれる

ツリフネ草の群生地がある 凛とした風情は無い 

撮るに忍びず 来夏に残す 

 

何となく嫌な路もあるけど (そんなところにはまき道がある)

 オオムネ歩きやすい

 

10:13pm

コンピラ山514.7mにも 手作りのテーブルと椅子  リュック掛けも・・・

人を愛する心づかい   やさしいな~

 

    

至る所に道標が有り ベンチが設置されて 

誰もがゆっくり休みながら歩けるよう 気配りされている

 

大洞山536mを下って 大垂水峠へ 

国道20号線に掛る歩道橋を渡り 高尾山への路と小仏城山へと別れる

チャペは橋を渡って左に進む

 

 最後の急な階段を登りきると 一丁平からの路に交わり 小仏城山下に出る

 

ここに出る ちゃぺ初めての路を歩いてきた 

 

    

12:00

小仏城山670.3mの頂上は 家族連れや若者のグループで大賑わい

頂上に茶店が2軒あることに 初めて気づいた

春美茶屋でなめこ汁を頼むと 味噌仕立てだ 

大きななめこと豆腐がいっぱい入っているが 汗をかいて

歩いてきた山人にはチョット薄味かしら・・・

 

小仏城山から高尾山599mまでは 木階段が整備され 

以前よりずいぶん綺麗になった

(この路は人工的すぎ ちゃぺにはどうも・・・

 

背丈を超す尾花  木々をはう蔦も色づき 少しづつ秋の景色に変わっている

 

 3:08pm

稲荷山コースをムササビ君が待つ 

滝本駅まで歩いて今日の目的を終わる

 

《南高尾山稜》 静かに歩けるコース 

木枯らしが吹き 見晴らしの良くなった季節に

また来よう・・・

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金峰山/五丈岩2599m 2014年9月21日

2014年09月23日 08時40分59秒 | 日本百名山

《 金峰山 五丈岩》 大きさは岩に立つ人と比較してね

 

立川駅5:50am→高尾駅乗換→塩山駅北口→バス(土・日・祝運行)大弛峠8:45am→

朝日岳→金峰山→朝日岳→大弛峠4:00pm→塩山駅北口→立川駅6:40pm

 

   

2014年9月21日(日)

日本百名山 新日本百名山 花の百名山 山梨百名山

先週の北アルプス縦走の疲れがヤットとれた頃 ヤッコラセットまた出かける

アルコ参加者11名    9名

 

車で超えられる日本一高い峠 長野県川上村に通じる林道

バス運転手さん「ここから長野県側へは 舗装道路でね~で ガタガタ道でよ たいへんだら」 

 

展望の無い結構急な登山道を登りつめると

縞枯れの明るい尾根道にでる 

暑くもなく 爽やかな風がとおり 最高の登山日和

 

遠くに 美しく裾をひいた富士山がうっすらと見え イッセイにシャッターを押す    サントさん

 

 枯れ木と富士山  どの取り合わせでも富士山は 《絵》 になる 

 

何度もアップ&ダウンを繰り返す

アルコ「え~また降りるの~ せっかく登ったのに~」

大弛峠から金峰山まで高低差は300mだけど・・・ 

この辺りからチャペの久しぶりに履いた山靴は 両脇にひび割れが現れ始める

ちゃぺ「

 

 

ナントカ持ちこたえてくれるよう 祈る気持ちで岩場を登る 

少し年数がたった登山靴を履くときは いつも地下足袋をザックの底に入れているが

地下足袋で岩場は厳しそう・・・歩いたことないけど・・・ 

 

 

心配された天候も綺麗に晴れ渡り 朝日岳に向かう岩場から山々や麓の町が見渡せるも

チャペには景色を楽しむ余裕が無く いつも靴の状態を見ながら歩く 

 

 

五丈岩が見える

チャペ「あ~~まだまだだ~」

クラウドリーダーのザックから結束テープを貰い 

左右の靴 甲の部分をポッポさんに絞めてもらう

踵大丈夫かな~不安な気持ちで歩き続けた

 

 

金峰山頂上がすぐ近くに見える 

 

 瑞牆山も荒々しい岩肌をみせてそびえ立つ 

岩登りの苦手なチャペには見るだけの山

 

 山にもよるけど 今日は若者のグループが多い

以前登った赤岳も若い人が圧倒的に多かったが

やはり岩の魅力かしら・・・

 

   

頂上周辺の岩場を通過する頃には 左足の踵まで剥がれ

非常に不安定な足元になった こんな時頼りになったのは

ダブルストック 不安定な足元を三点確保で慎重にすすむ

おまけに足元に気を取られていたら 岩に頭を思いきりゴツン

 (サントさん写真をクリックして見てね)

 

すれ違いに手間取りやっと着いた金峰山の頂   サントさん

 

ワミー「お一つどうぞ」

クラウドL「ありがとう 頂きます」

思い思いの場所でアルコの皆さんは楽しい食事タイム  

チャペ 帰りの心配でおにぎりも半分しか喉を通らず 

 

右足の前底部分破損するが踵は大丈夫そう

左足の前底完全破損 踵破損部分はクラウドLの真田紐で補強

道々 何度か真田紐が緩むがmizさんとすーまーさんに

絞め直してもらい 痛々しい姿で無事昭島までたどり着いた

気持ち良くお手を貸してくださった アルコの皆さまに心より感謝です 

本当にありがとうございました 

 

     

2007年6月10日 おろしたての〔LOWA TAHOE Gtx〕で高川山に登った

7年経て無残な姿になった 履いた回数は少なかったが

やはり年数が靴底の劣化を招いた

 修理に出して ソールが甦るのが楽しみ 

アルコに入会して初めて買った本格山靴

やっと足になじみ 愛着のある山靴だもの・・・

修理から帰ってきたら ピカピカに磨いてあげよう・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パノラマロード縦走/燕岳・大天井岳・常念岳 2014年9月

2014年09月16日 10時45分13秒 | 長野県の山

燕岳2763mから大天井岳2922mへの 《北アルプスパノラマロード》 常念山脈に属す

 

     

小さい写真はクリックして大きくしてね 

 

2014年9月13日燕岳 14日大天井岳  15日常念岳をアルコ会員16名で縦走

6:30am昭島駅南口藤交通マイクロバス八王子IC→安曇野IC→中房温泉登山口→

燕岳→大天井岳→常念岳→一の沢→八王子IC→昭島駅南口

アルコメンバー10名 6名

      

9am天候の崩れの心配もなく 中房温泉登山口を燕山荘に向け出発 

今日から三日間beaリーダーの後ろを歩く

beaL 「ゆっくり ゆっくり行きますよ~」

二日目からはbeaL 「チンタラ チンタラ 行きますよ~チンタラの音が聞こえますよ~」

beaLは日本百名山全てを登り 現在200・300名山を踏破中

健脚のリーダーにとっては チンタラの音が聞こえるくらいユックリの歩み 

アルコメンバーは 事故を起こさぬよう慎重歩いて行く 

 

 

第一ベンチ 第二ベンチ 第三ベンチ 富士見ベンチと休憩をとり

北アルプス三大急登の一つ合戦尾根を登る(剣岳草月尾根・烏帽子岳ブナ尾根)

 

    

合戦尾根を登るアルコ隊

 

    

順調に高度をあげ 合戦小屋2350mに到着 

 

名物のスイカ 一切れ800円を NORICHANと半分づつ食べた

ミーハーも山登りの楽しみ・・・

 

    

2班リーダーのGOさんも8名のメンバーをヒッパッテ頑張る

 

燕山荘はもうすぐ      beaL

 

 

来ました  《念願の燕岳2763m》 苦しい甲斐あってこの景色がご褒美 

 

雲の間から槍ヶ岳がみえる

 

燕山荘1921年開業

     

夕食まで時間があるので 明日朝登る予定の燕岳山頂を往復する 

写真で見たイルカ岩やメガネ岩を目の前で見る

梓 林太郎の 《燕岳殺人の暦》 のストーリーを思い出す

 

 

燕山荘の夕食・・・心のこもった美味しい料理

オーナーの山の説明の後  ホルン演奏・・・大サービス

食堂は5回転の大盛況 布団一枚に二人寝る チャペほとんど眠れず

 

     

5:20am八ヶ岳方向からの日の出を見るため 山荘前は大混雑

モルゲンロードが見えるかな  槍ヶ岳方向から燕岳方向に移動する

 

6:30am いよいよ北アルプス表銀座縦走 beaL

燕岳から大天井岳を 《北アルプスパノラマロード》 と呼ぶ360度大パノラマ

槍ヶ岳を始め数々の名峰や 目を見張る雄大な地形を見ながら常念岳に向かう

 

チャペ 初霜

 

    

花が終わったコマクサの斜面を見ながら 

 

大天井岳直下の切通岩も慎重に通過

 

2班も難なく通過 離れてみたほうが怖いわ~

喜作新道を作った喜作さんのレリーフを見そこなった 

 

大天井岳を見上げるが見えない・・・

振り返ると 燕岳から歩いてきた稜線が続き感動・・・ よく歩いたわ すご~い 

 

    

 

大天井岳 1班集合 満足の笑顔写真     beaL 

大天井岳 2班集合  感激の笑顔写真

 

ここに立っていることがウソミタイ・・・ 

 

槍ヶ岳V字雪渓  左には穂高や涸沢カール 赤屋根の山小屋もみえる 

 

 

    

大天荘(1956年開業) 前で昼食後 常念岳に向かって

 

ライチョウには出会わなかったけど 猿軍団に遭遇

 

今夜の小屋 《常念小屋》に向かって 滑りやすいガレ場を下る 神経が疲れる~ 

 

今夜の宿 常念小屋(1919年開業)

ここも超満員 200名定員に500名位が宿泊

3階の屋根裏部屋に案内されるが 立って歩けない 

あちらにゴツン 忘れてまたゴツン 狭い敷布団一枚に二人で寝る

チャペ今夜もほとんど眠れず・・・

 

前常念岳2661m

5:00am朝食後 6:30分 登頂開始 

前常念の向こうに常念岳2857m頂上が有る

 

狭い山頂では記念写真を撮る渋滞が 

岩ごろごろの常念岳    beaL

 

 

アルコも槍ヶ岳をバックにハイ・チーズ     beaL

 

もう二度と登ることはないと思う   目に焼き付けて・・・

 

昨日歩いてきた燕岳・大天井岳から常念小屋まで続く稜線が見渡せ 感慨もひとしお 

 

    

 

常念乗越しで最後の記念写真   感動の日々 楽しかったね~

 

危険場所も 沢も無事通過して・・・

 

 

後ろ髪をひかれる思いで山々に別れを告げ 一の沢までなが~い下りにかかる

山行計画書に入れて下さるようお願いしたものの チャペ参加して完歩できるか

ずっと心配だったが beaLのゆっくり&チンタラ歩調のおかげで 

足つりの兆候もなく 無事帰ってきた

この三連休中(13・14・15)に北アルプスで遭難事故が18件有り

死者5名 行方不明1名が出ている 大天井岳に向かう途中

槍ヶ岳方面で ヘリコプターが旋回する音を聞きながらチャペ達は歩いた

南岳で滑落死亡事故

 

山で流す感動の涙と 事故で流す悲しみの涙は紙一重

これからもチンタラの音が聞こえるくらい ゆっくり 慎重に

一歩一歩を踏みしめて歩いて 素晴らしい景色を楽しみたい

beaLさま ご一緒下さったアルコの皆さまお世話になりました

う 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする