上賀茂 秋山

３月５日　上賀茂　秋山

今日は、母と二人で久しぶりの秋山さんです。
なかなか、予約が取れなくて、今回も日にちをこちらから指定したのではなく
空いている日を教えてもらっての予約でした。

雨の日が続いた中の、晴れの日。ラッキーです。




用事に手間取って、着いたのは予約時刻１２時の５分過ぎ。
私たちが最後のお客さんでした。
それでも、待ち合いできんかん湯をいただいてから、お食事処へ。




秋山さんは、カウンター１１席だけのお店ですが、
今日は全員が女性客のよう。。
明るく楽しそうな話し声が聞こえてきます。

厨房の中のご主人や若い男の料理人さんが
手際よくお料理を目の前で作って下さいます。
お店のご主人が、お料理の説明をしてくださるんですよ。


お料理の始まりは、春野菜の白みそ仕立て。



春キャベツ、ブロッコリー、クレソンなどのお野菜と
生麩、うになどが、大あさりのおだしで炊いてあります。
やさしいお味がなのに、こくがあっておいしいです～。


次は、美山の黒豆をつぶしてゆばにしたもののしんじょう。
香ばしい松のみがアクセントになって、おいし～。

しんじょうの上に乗っている、大根、人参、ゆずそれぞれが
ひし形に切られていて、ひな祭りの菱餅を表しているのもかわいい～。





お刺身の盛り合わせは
チヌとにし貝、舌平目の糸作り、にし貝の煮物や、わさび菜も、
目でも楽しませてもらえる盛りつけの演出に、思わずわ～っ。




チヌの焼き魚の和え物は、六角形のかわいい器に入っています。
これもとっても美味しくて、母も大満足の様子。




高野豆腐、たこ、焼き里芋の豆乳かけ
ゆずのいい香りが広がっています～。



最後のお鍋は、春の鍋と命名された
クレソンや菜の花などの春のお野菜と豚肉、
かぶらのすりおろしをたっぷりのせたお鍋です。




かまどで炊いたご飯は、つやつや。
本当においしいご飯です。



このおこげ、見てください。
香ばしくて、ぱりぱり感が最高～。
お塩をぱらぱらと振ったら、最高の焼きおにぎりです。



新しいご飯が炊きあがりましたよ～と言われても、
もうお腹いっぱい。。

でも、となりの席の方が、
じゃあ、少し。。と言ってお願いされたら
お味噌がついてきたのを見て。。

お味噌が気になって。。私もほんの少し頼んでみました。
やっぱりお味噌がついてきて。。やった～。
ちょっと甘めのお味噌は、ごはんによく合いました。



最後は、酒かすのたっぷり入ったおまんじゅう。
温かいほうじ茶といっしょにいただきます。



そして、ごちそうさまでした～。
おいしかったね～と、厨房を見ると、完全に綺麗に片付いています。

すごい。。家でも、こうありたいものです。。



手の空いた厨房の中の職人さんとも、少し談話を。


「今日は、女性の方ばかりでやっぱり華やかで
　こちらも楽しいです。」

「ありがとう～。でも、ちょっと年齢層を高くしてしまって
　申し訳ないですね。」


「いや～そんな、お嬢さん達ばかりですよ。」

周りの方と爆笑。。そんな和やかな中、そろそろおあいそです。

最後までお見送りして下さるご主人に挨拶。
ごちそうさまでした、おいしかったです～。



京菓子司　一善やさん。

そして、そのあとは、母の大好きなアップルパイを買いに。。
いつもおいしいものをいっぱい教えていただく
くまこさんご紹介のお店です。

京菓子司　一善やさん



ごちそうになったお礼にと、こちらは母のおごりです。
うわ～、おいしそう～。



青森県産の紅玉のみを使用されているとかいうアップルパイ。
甘酸っぱくて、下のパイ生地も濃厚でおいしかったです。


いいお天気の中、少しドライブも兼ねて母と二人でお出かけ。
美味しいものを頂いて、楽しい時間でした～。