京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

大覚寺・きぬかけの道

2007-11-29 09:42:28 |  京都散策
せっかく嵯峨野に来たのだから、一つくらいはお寺の拝観もしようと
大覚寺に入る事にしました。

相変わらずのすごい人ですが、ここは大きなお寺なので、
並ばずに入ることができました。



入ってすぐの式台玄関(しきだいげんかん)
狩野永徳の「松に山鳥図」が飾られています。
豪華絢爛ですね~。



境内から見た、大沢の池です。
周囲1キロの日本最古の庭苑池だそうです。



大覚寺の庭の紅葉も真っ赤に染まり、日の光を受けて
いっそう鮮やかに輝いています。



大覚寺を出、広沢の池に向かって歩きました。
大覚寺の東500mほどのところにある広沢の池。
観月の池として知られ、時代劇の撮影にもよく使われています。



山越えをして、きぬかけの道へ向かう途中、
すばらしい紅葉を見つけました。



今までの中で一番と言ってもいい位の美しさです。



でも、これは個人のお宅の庭のようで。。。

ちょうど、表に出ておられた家人の方が、

「どうぞ、中に入って観ていいですよ。」と言ってくださり

この秋一番の紅葉を見せて頂きました。


これが、個人のお宅のお庭なんて。。信じられません。

今年は暖冬の所為で、赤くなる前に枯れてしまった紅葉が
結構あったのですが、このお家の紅葉は、みずみずしく
それぞれの色が澄んでいてとても綺麗でした。

ほんと、ありがとうございました。

素晴らしい紅葉も見れ、ちょっと休憩。
素敵な茶房「ふる里」を見つけました。



しっくで、温かみのある店内。
カウンター席から見る中庭も素敵です。



主人はコーヒー、私は久しぶりにお抹茶を頂きました。
お菓子は、主人と半分わけ。
疲れたときの甘いものはおいしいです。



仁和寺から衣笠山に沿って龍安寺前を通り
金閣寺へと続く「きぬかけの路」。

「きぬかけの路」って、なんだか素敵な名前ですね。

昔、宇多天皇が夏に雪を見たいと言った時、
山全体に白絹をかけて覆い雪化粧に見せかけたという
「絹かけ」から「きぬかけの路」という名が付いたと
言われていますが、なんとも贅沢、信じられない話です。

この道を、てくてく、金閣寺まで歩きました。
結局、嵯峨野から金閣寺まで歩いた訳で。。



正直、もうくたくた。。
あぁ、早く帰って、ゆっくりお風呂に入りたいです。

ちなみに、今夜の湯豆腐はすっごくおいしかったですよ。

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