昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
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北海道旅行No.10 浜中町茶内「酪農展望台」からの眺望

2011年07月10日 | 北海道の旅
北海道旅行3日目6/5(日)7:00頃、釧路市のホテルを出発しました。

3日目は、釧路から北海道東端の納沙布岬を往復するコースで、行きは国道44号で根室方面へ直行し、帰路は南の海岸線の観光スポットを回りました。



釧路市から国道44号を東に進み、厚岸湾岸に出る少し手前の厚岸町門静[もんしず]辺りから霧が濃くなってきました。

昨日の釧路でも午後から濃霧で、道東はこんなにも霧が多いのかと思ってしまいます。

道路脇に「41.5Km」と書かれた表示板がありましたが、釧路市から根室市までの国道44号の所々に釧路市からの距離が延々と表示されています。



釧路市から納沙布岬までの地図です。

「酪農展望台」は、ほぼ中間地点で、休憩のために立寄りました。

厚岸町の赤丸印は、上段の濃霧が出てきた写真の地点で、厚岸湾岸や、東の厚岸湖周辺で霧が発生していたようです。

厚岸湖に流れ込む別寒辺牛川[べかんべうしがわ]流域には別寒辺牛湿原が広がり、国道44号や、JR花咲線もしばらく湿地帯を走ります。

幸いにも「酪農展望台」へ近づくにつれて霧が晴れてきました。



8:20頃、浜中町の「酪農展望台」へ到着です。

トイレと売店の間の通路の先に鉄骨で造られた高さ20mの展望台がそびえています。

パーキングは、国道44号の道路脇ですが、階段を上った展望台のすぐ下にも側道がありました。



駐車場に面して「もうもう亭」(レストハウス?)と、その向こうにお土産店がありました。

まだ朝で、開店していませんでしたが、大きなソフトクリームの看板を見ると食べたくなります。



展望台から南方向の駐車場を見下ろした風景です。

駐車場の向こうは、国道44号で、すぐ下の道は国道から分岐した側道です。

日曜日でしたが、駐車場には車1台、貸切状態の展望台では360度の雄大な風景をゆっくりと楽しみました。



国道の南側に牧場が広がっていました。

牧場には意外にたくさんの大きな建物があります。

北海道旅行では、各地で廃屋となった牧場の建物をよく見かけ、厳しい経営環境が続いているものと思われます。

のんびりと草を食べる牛とは裏腹に、農家の人たちの生活は、決してのんびりしたものではないようです。



牧場をズームで撮った風景です。

牧場の高い建物に二頭の乳牛の絵が描かれ、看板になっているようです。

広い牧草地に約50頭もの乳牛が見え、しばし牧歌的風景を楽しませて頂きました。



展望台から見た西方向の風景です。

国道44号が釧路方面へ続き、タンポポの花が広い牧草地を黄色に染めています。



展望台から見た北西方向の風景です。

林の向こうに畑が広がり、赤い屋根の農家の建物が並んでいます。

この辺りの風景は、雄大でした。



上段の写真の風景の一部をズームで撮ってみました。

緑の林、タンホポが咲き乱れる牧草地、カラフルな建物、平原の向こうの地平線、北海道の雰囲気が満喫できる眺望です。



展望台から見た北東方向の風景です。

この方向に知床連山が見えるようですが、地平線に霞がかかっています。

朝は逆光になり、夕方の風景が美しく見えるのかも知れません。



展望台から見た東方向の風景です。

右に見える国道44号は、この辺りから長い直線が続き、広い北海道を体感できます。

知床連山は見えませんでしたが、雄大な風景を楽しむことができる休憩スポットでした。


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