妻の油絵「水仙」(F6号)です。
背景の色は、白い「水仙」と、「リンゴ」にマッチするように考えたそうですが、以前の水仙の作品とよく似ているのは仕方ないことでしょうか。
「リンゴ」の横に置かれているのは何故か「シナマンサク」の枯葉です。
水仙と同じ早春に咲く「シナマンサク」は、錦糸玉子にも似た黄色い花で、大きな枯葉が同じ枝先についている珍しい植物です。
秋に葉が枯れ、尚もしがみついて年を越し、翌年の花も看取った末に力尽きたこの枯葉の健闘を讃え、同じ季節の水仙の花の隣に登場願ったのかも知れません。
先週、福山市田尻町で撮った水仙です。
杏の花が見頃になり、見物に行った時の写真です。
これも田尻町の海を見下ろす山道に咲いていました。
白く輝く花びらに魅せられます。
水仙の咲く田尻町の「十三仏」近くの山道から見下ろした風景です。
山の斜面や、海岸近くに満開の菜の花畑が広がり、紅や、白の杏の花が春を彩る素敵な風景でした。
沖に浮かぶ島は鞆の浦の「仙酔島」、海岸の大きな建物は老人施設「エクセル鞆の浦」です。
妻は、この風景を油絵に描いていました。
山裾に広がる杏畑から田尻漁港を見下ろした風景です。
この風景もよく絵に描かれています。