平成26年6月6日 学童保育の指導員から凧作りの数量の連絡があった。
6月2日にオリジナルの凧揚げをさせたのが良かったのか悪かったのか？なんと「アンパンマン凧」「ピカチュウ凧」「ドラえもん凧」の3種類を作りたいとの無理な注文であった。
今までは全クラブ統一の凧で講習会を行ってきましたが、今年は三つのクラブだけでオリジナルの凧の数量も少なかったので受諾することにしました。
アンパンマン凧は6～7年前に私の孫が保育園の時に製作したもので、寸法的には意識しないで見た目で大きなものをとの思いで作ったものでした。下書きがあったのでそれをもとに作りました。
縦横ともに約1ｍ位の大きさがあります。
ピカチュウ凧は縦横ともに約80cmくらいです。
ドラえもん凧は岡山県のM氏から頂いた凧のコピーを使用しています。
縦90㎝、横60㎝です。
講習会の凧の数量の総数はミニ凧（貼絵凧用）99個（講習会用を含む）
ピカチュウ凧
は4個、アンパンマン凧は3個、ドラえもん凧は16個であった。
連凧（100枚）は検討中とのことであった。
明日から材料の準備をしなければ・・・・
金沢市学童保育のグループからの凧作り講習会の依頼
平成26年6月2日 学童保育の指導員5名が来宅し、今年の9月14日に内灘海岸で金沢市学童保育連絡協議会主催の凧揚げを行うことが決まった。「金沢市学童保育連絡協議会凧揚げフェステバル」の予定であるとのこと。
今回は来宅の3つのグループだけが凧を作りたいので講習をお願いしたいとのことで、インパクトのある凧が良いのではないかと色々な凧を見てもらい、これぞという凧を持ち白山市の徳光海岸で揚げてみることになった。
ミッキーマウス凧、ピカチュウ凧、アンパンマン凧
ドラえもん凧、ミッキーマウス凧、ピカチュウ凧、アンパンマン凧
５人の指導員は凧の感触を確かめながら時の経つのを忘れ凧揚げを楽しんでいた。
凧の種類の決定と製作数量は各グループと調整するとのことであった。
子供たちとの凧作り、凧揚げ
金沢市学童保育連絡協議会との出会いは平成10年まで遡ります。
平成10年6月30日 内灘町からの紹介で金沢市学童保育連絡協議会から電話がかかってきました。「学童保育のグループで凧を作り揚げることはできますか？」という内容だったと思います。
7月5日には同協議会の役員5名が来宅され詳細について打合せを行った。
凧揚げ大会は平成10年9月23日の秋分の日に内灘海岸で行いたいので、各クラブの指導者に凧作りの講習をして欲しいということでした。
7月16日に金沢市松ヶ枝福祉館で各クラブの指導員に講習会を開催することになった。製作する凧はダイヤ凧20個、貼絵凧20個、分身凧10個であった。その後ミニ凧が50個追加となった。
不動寺学童保育クラブが1畳凧を作りたいとの申し出があり、1畳凧の製作図と材料一式を渡し、9月13日に糸目合わせを行うことになった。
平成10年9月23日内灘海岸で「金沢市学童保育連絡協議会主催の凧揚げ大会」が開催され児童と保護者合わせて500人が参加しました。翌9月24日付けの北国新聞記事を掲載します。
これ以降平成23年まで13年間、毎年学童保育と凧作り講習と凧揚げ大会に関わることになりました。
平成24年と平成25年は金沢市学童保育連絡協議会で他の行事を実施することになり、凧揚げ大会は休止することになりました。
金沢の凧を探そうと思ったのは平成2年に購入した1冊の本がきっかけでした。
それは広井 力著書の「凧－空の造形」（美術出版社発行）です。
この中で全国の凧の分布図があり、現存している凧は白丸に数字、廃絶した凧は黒丸に数字となっていました。金沢は加賀凧という名称で黒丸の40番です。
廃絶したということは言いかえれば金沢には凧があったということになります。
色々な凧の書物を調べても金沢の凧の形が見えてきません。
金沢の凧を探して再現するにあたって調べた書籍類も逐次公開していきたいと思っています。