加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

金沢市学童保育連絡協議会との出会い

2014年06月01日 | 金沢市学童保育との凧揚げ大会

子供たちとの凧作り、凧揚げ

 金沢市学童保育連絡協議会との出会いは平成10年まで遡ります。
平成10年6月30日 内灘町からの紹介で金沢市学童保育連絡協議会から電話がかかってきました。「学童保育のグループで凧を作り揚げることはできますか?」という内容だったと思います。
 7月5日には同協議会の役員5名が来宅され詳細について打合せを行った。
凧揚げ大会は平成10年9月23日の秋分の日に内灘海岸で行いたいので、各クラブの指導者に凧作りの講習をして欲しいということでした。
 7月16日に金沢市松ヶ枝福祉館で各クラブの指導員に講習会を開催することになった。製作する凧はダイヤ凧20個、貼絵凧20個、分身凧10個であった。その後ミニ凧が50個追加となった。
 
 不動寺学童保育クラブが1畳凧を作りたいとの申し出があり、1畳凧の製作図と材料一式を渡し、9月13日に糸目合わせを行うことになった。

平成10年9月23日内灘海岸で「金沢市学童保育連絡協議会主催の凧揚げ大会」が開催され児童と保護者合わせて500人が参加しました。翌9月24日付けの北国新聞記事を掲載します。


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 これ以降平成23年まで13年間、毎年学童保育と凧作り講習と凧揚げ大会に関わることになりました。
 平成24年と平成25年は金沢市学童保育連絡協議会で他の行事を実施することになり、凧揚げ大会は休止することになりました。

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金沢郷土の凧を探して

2014年06月01日 | 金澤郷土の凧資料

金沢の凧を探そうと思ったのは平成2年に購入した1冊の本がきっかけでした。
それは広井 力著書の「凧-空の造形」(美術出版社発行)です。

        

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この中で全国の凧の分布図があり、現存している凧は白丸に数字、廃絶した凧は黒丸に数字となっていました。金沢は加賀凧という名称で黒丸の40番です。
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廃絶したということは言いかえれば金沢には凧があったということになります。  

色々な凧の書物を調べても金沢の凧の形が見えてきません。

金沢の凧を探して再現するにあたって調べた書籍類も逐次公開していきたいと思っています。

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