母と編み物

今から５～６０年前、私が小学校の頃、母は機械編みをしていました。
重い編み機を持って、バスで停留所６個ぐらい先の教室に通って編み方を教わっていました。

それから何年も、よそのセーターを編んだり、家の物を編んだり、内職に精を出していたものです。

記憶に残っているのは、弟が保育園に通っていた時、発表会でウサギとカメの劇をする事になり、亀の役になった弟のために　紺色のセーターに亀の刺繍をして着せた事がありました。


その時のセーターも機械編み。
随分活躍したものです、機械編み。


私は母の傍を離れられない甘えっ子。
あの、ジャー　ジャーと言う編み音がなつかしい・・

いつも手の動きを見ていましたから、全然退屈しないでね。
ゴム編みの作り方、綴じ方など出来上がる工程が楽しくて、くっ付いて見ていたものです。

とても嬉しかったのは、私のお人形のカーディガンを編んでくれた時です。
スカシ模様で縁にはピコット編みを入れてきちんとしたカーディガンでした。


作って貰って嬉しくて友達に自慢したんです。
皆さんに、羨ましいって言って貰って嬉しかったなぁ・・


その時、もっと詳しく教えて貰っていたら、この年になって編み物に手こずる事は無かったかも知れません。（子供だったから無理ですよね）
減らし目は　中々スムーズに行きません。なめらかに減らし目が出来ません。
「お母ちゃん助けて！もう少しで完成なのに、手が止まっちゃったよー」


このベスト、頭を使いましたので、脳が少し活性化しています。
これって　いいかも・・・
でも、脳みそが　くたびれました。

後少しで編み上がります。終わったら、綴じて縁の始末をするだけ・・かな？
ボタンホールはどうするんだっけ・・忘れた。



お父さんの肴です。



ニシンの干物です。



カリフラワーの絹ごし豆腐あんかけ。

カリフラワーをだし汁で煮て、豆腐のあんをかけるのです。ローカロリー。


朝は普通のご飯が食べたいと言い残し二階へ・・
干物と筋子と漬け物で食べていました。
いま、我が家のコメは山形の「つや姫」
このお米とても美味しいです、冷めてもモチモチなの。
ちょっぴり　お値段は張りますが、お金には代えられない美味しさ。


お父さんが朝食でご飯の替わりしていました。珍しいんですよ、お替りなんて。