すでに今年も湖西の里山に何度も通って、酒波の林道脇やビラデスト今津周辺で山野草などの撮影をしています。
今日の山野草は、5月1日にアップした石楠花と同じ4月5日に撮影した花々です。
今年は石楠花も本当にに早い開花でしたが、イワウチワなどの小さな花々も例年よりもは早かったです。
今日は撮りためてきた里山の山野草の中から、イワウチワ、バイカオウレン、モミジチャルメルソウをアップします。
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イワウチワはビラデスト今津の何ヶ所かで撮影しています。
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白花のイワウチワが咲く場所を数年前に見つけましたが、一輪も咲かない年もあります。
ピンク色のイワウチワと同じ場所に咲いてるのですが、花が咲かなくても葉っぱの色で見分けがつきます。
白花のイワウチワも何株もありましたが、今年咲いていたのは一輪だけでした。
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バイカオウレン
栗東自然観察の森では3月初旬に見頃だったバイカオウレンですが、
ビラデスト今津では1ヶ月ほど遅くて4月5日で見頃を迎えてました。
昨年は4月18日に石楠花やバイカオウレン、イワウチワなどの撮影をしているので、
今年は可愛い山野草の開花も例年よりも相当早かったようです。
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モミジチャルメルソ(酒波林道の道端で撮影)
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準絶滅危惧(環境省のレッドリスト)に指定されていますが、5月4日におにゅう峠から福井県小浜への
林道の途中で、水が流れ落ちる岩場に群生しているのを撮影しました。
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撮影日 2023年4月5日
撮影地 酒波林道・ビラデスト今津
機 材 Nikon Z9
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED
地元の方々には周辺の里山に咲く山野草は、
身近で昔から見ているので興味が湧かないのでしょうね。
この辺りへ通い始めてからだいぶ経ちますが、
毎年この里山での撮影が楽しくて今年もすでに何回も通っています。
故郷の山に咲く花々や、季節の風景などを楽しんで見ていただけたなら本当に嬉しいです。
イワウチワは本当に可愛くて優しい花ですね。
シロバナは数年前に初めて見つけて、毎年楽しみにしてますが、
全く花を付けない年もあって、今年はなんとか一輪だけ咲いていてくれてました。
モミジチャルメルソウやサンインシロガネソウは想像されている通りの場所です。
先日おにゅう峠から小浜へ抜ける途中で、モミジチャルメルソウの群落を見つけましたが、
ここのように間近で撮影ができませんでした。
なんといってもマクロ撮影で、特徴ある花を大きく写すのが一番です。
これら多くの日本固有種の山野草が自生し、
気軽に撮影に出かけられる里山は私にとってホームグラウンドのような存在で、
元気な内はこれから先も通い続けると思います。
福井県との県境が近く、日本海側の気候風土に育つ植生も多くて、
本当に自然豊かなこの里山が、今のままずっと残って欲しいと願っています。
これからもフォレストリリーさんの故郷の様子を届けていきたいと思っています。
もう少しこの春の里山の風景や、花々の記事を続けていきます。
いつもありがとうございます。
故郷を 離れて 早や 数十年が 経ちました。
今は 親戚も 皆 代替わりし 、たまに 法事で 帰ることが あっても
いつも あわただしくて 酒波寺本堂での 法要 止まり、
また 地元住民にとっては 特に 山野草に 興味は なし、で
こちらの ブログで 貴重な 山野草の姿を 見せていただけるのは
私には 本当に うれしいことです。
イワウチワの 花は 花弁の先の 細かな 切れ込みが きれいですね ~
ピンクの花は まるで 幼い女の子が きれいな ワンピースを着せてもらって
喜んでいる姿 の ように 可憐 で
白い花は もう少し お姉さん のような 花姿 です。
モミジチャルメルソウ や サンインシロカネソウの 場所 は
酒波寺から 近い 林道入り口付近の 杉林 あたりの 小さな水路 脇 なのかな ? と 想像しました。
モミジチャルメルソウ は 2月末に 府立植物園で 咲きはじめを見ましたが
自然に 自生している姿 こそ なんといっても 価値あり、ですね。
サンインシロカネソウ も モミジチャルメルソウ も そして イワウチワ も
貴重な 日本固有種 ですね。
在来種・日本固有種 の 野草好きの 私は
そんな 貴重な野草が 自生地する 故郷の 里山を
心の中で 誇らしく うれしく 思っています。
滋賀、福井の 県境 あたりの 山間地や 渓流沿い は
そんな 植物たちが 自然の中で ひっそりと 自生している 貴重な 宝庫 なのですね。