高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

♪もういーくつ寝ると お正月…♪♪

2009年12月21日 07時00分25秒 | うんちく・小ネタ

 ♪もういーくつ寝ると お正月…♪♪

 小さな時にはこんなのを鼻歌で歌っていました。
 何故かお正月が来るのが楽しみな気持ちでした。

 お正月には、みんなが集まってきて、にぎやかで、

 火鉢の上でお餅を焼いて・・・

 お餅を焼くのはせっかちな子供が良いんです。
 しょっちゅう、引っくり返すから
 焦げなくて、
 丁度いいくらいに焼いてくれます。


 反対に、「焼き魚は殿様に焼かせろ」と言ってました。
 せっかちな子供に魚を焼かせると、
 しょっちゅう引っくり返して、
 魚をぼろぼろにしてしまうからです


 火鉢をまたいで、乗っかっていると
 おばあちゃんによく叱られました。

 親戚のオジちゃん、オバちゃん、従兄弟もみんな集まって
 双六をしたり、トランプをしたり、


 一番の楽しみは お年玉!


 

 「おめでとうございます」と満面の笑みをたたえて!


 「おめでとう」
 「はい、お年玉」

 ニンマリ・・・


 「ありがとうございます。」


 奥の部屋で、こっそりと幾ら入っているのか確かめる。


 昔の事なので、一人、500円とか600円とか700円
 100円刻みであったのです。


 そうそう、この頃は500円札があったのです。
 岩倉具視が載っている青い色のお札です。20050821120141



 

 100円札も普通にありました。
 これは、赤茶色で 髭の板垣退助が載っていました。
Image0291s


 まだまだ、100円にも、大きな価値があり
 100円札もめったに子供の手には入りませんでした。


 ちなみに、その頃の小学校の低学年のお小遣いは
 一日、10円くらいが平均だったかな?


 10円玉を持って、駄菓子やに行っても
 結構な買い物が出来た時代です


 時たま、いつもの親戚のオジちゃん、オバちゃんだけで無く
 予期せぬ、お年始のお客様が来て
 お年玉を頂く、


 中を覗いてみると


 何と! 1000円札!
129036364_1



 

嬉しかったですね。


 そのお年玉を握り締めて、おもちゃ屋さんに・・・・


 お正月は子供にとって特別な日でした。

 今の私にお正月を感じさせてくれるのは
 毎年、削る青竹のお箸


 新年を迎えるにあたって
 色 美しい真っ青なお箸で
 「今年も良い一年でありますように!」と
 願いを込めてお箸を削ります。


自分磨き    贈り物  竹バッグ  すべらない竹箸  名入れ箸  


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