高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

家族旅行 山口編

2006年03月05日 10時25分00秒 | 家族

長男が3日に中学を卒業。この4月からは新潟の全寮制の学校に行ってしまう。家族4人が一緒に生活するのも後1ヶ月ほどだ。私の仕事が忙しくなる前に家族旅行を計画した。「一泊で行ける範囲で何か美味しいものを」こんな条件で考えると、下関のふぐを食べに行こうということになった。下関には私のお客様でいつも下関の海の幸を送って下さる「O」さんがやっているお店がある、以前から一度行きたいと思っていたので、お昼ご飯をそこで食べて、午後は有名な秋吉台鍾乳洞を見て、宿に入ることにした。朝、9時半出発。高速を走って一路下関へ。前日「O」さんに電話して場所を聞いたが「下関インターを下りて川棚方面へ走っていくと、始めて海が見えるようになるとそのあたりにあります。」い06_015たって大雑把な説明を受けた。インターを下りて迷い迷い川棚方面に、相当走っていくがなかなか、海に出会わない。この道で良いのだろうか?と不安になって走っているとやっと海が見えてきた。まさしく、この辺だ。しばらく行くと国道沿いに「PAPUA」と書いたお店が見えてきた。店のすぐ裏が海で全面に広がった窓から地平線が見える。ご主人はヨットマンで何しろ海が見えるところに住みたかったそうだ。後、10年位したら南の島に移住す る計画を話してくれた。「この島は土地の売買という概念がない、私が行くと06_017ころも『お前に25年間住むことを許そう』と村の酋長が許可してくれた、これは、土地を売るということではなくてお前に一生住むことを許可すると言う事なんだ。」と目を輝かせて話してくれた。ご太平洋の地図を引っ張り出して、ミクロネシア諸島の小さな島に移住することがご主人の夢なのだ。

奥さんはこのワイルドなご主人とは打って変わって、清楚な美しいご婦人だ。普段は学校で美術の講師をされているそうで、土、日とお店を手伝っているそうだ。やはり、少年のような夢を持ったおじさんには少女の感性を持った奥さんが側にいるのだ。なごり惜しい中、また、山のようなお土産を頂いて下関を後にした。

http;//www.PhotoCabi.net/papua/

秋吉台を見学後、目的のふぐ料理を食べるため宿に着いた。温泉に入ってゆっくりした後、お部屋で「ふぐ料理」。たまにはこんな贅沢もいいよね。

06_033_1  ひれ酒とビールを飲んで幸せを満喫しながら何時しか私はねむっていた。

竹工房オンセ

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