高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

82歳の誕生日

2010年10月07日 06時13分49秒 | 家族

今週の月曜日に、名古屋から突然、深夜バスに乗って母親がやって来た。現在、名古屋の実家で、姉と二人で暮らしているのだが、24時間、二人だけで家の中にいるのでは、何かとフラストレーションが溜まるようで、息抜きに遣ってきたのだ。

先週の土曜日に母親から、
「これから、そっちに行くから!」と電話があった。

「えっ、ちょっと待って!」「日曜日は、博多に行く予定なので、もう一日遅らせて月曜日にしてくれ~!」

「判った。」

しかし、何故「夜行バス」なのだろうと思うかもしれないが、
私が、「飛行機にしたら?」とか「新幹線で来れば?」と言っても、頑として受け付けないのだ。

「新幹線は嫌いなの!」「飛行機は怖い!」と受け付けないのだ。

困ったものであるが、本人がそう言うのだから仕方が無い。小さい身体だが頑固者だ。
きっと、「何度も乗り換えることに自信が無いのかも知れない?」な、しかし、そんな事を少しでも悟られたく無いのだろう。

実は、この春から、トンチンカンな事を言うように為ってきた。その事で、姉と争いが起き揉めているのだ。

姉から「ボケてきた!」と言われる事が、自尊心を大きく傷つけられて居るのだ。
本人は、まったくボケた所は無いと思っているのだ。

82歳にも為るのだから、多少のボケや衰えは当たり前である。

107_002a私の所にやって来てから四日目である。普段の日常生活や、話すこともしっかりしており、ボケた症状は殆ど無い。
時たま、気ままに見当違いの事を話題にしたり、マイペースで人の話をあまり聞いて居ない所があるが、これは昔からであって、今に始まった事では無い。

初期の痴呆の始まりでは無いか?と疑っているのだが、もともと、惚けた所がある人なので、その境目を判断するのが難しい。実際に、脳神経科で専門医に検査もしてもらったのだが、検査では、異常が無いのだ。

10日間ほど、滞在することになっているのだが、出来る限りの事はしてあげたいですな。
無心に、私の家の周りの草取りをしてくれる母親、いつまでも元気でいて欲しいですな!

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