高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

足剥ぎの包丁の使い方

2021年11月09日 17時29分09秒 | 竹細工作業工程
昨日に続いて、長ヒゴを取るときの薄剥ぎの説明
竹細工師は足の指も使って、まるでチンパンジーの様に足の指でヒゴを掴みます。
手で剥ぐより、足で剥いだ方がスピードも精度もあります。
長ヒゴを剥ぐときは、断然足剥ぎの方が良いでしょう!

竹縄を作るときは、4mほどの竹を 荒剥ぎで1.5㎜くらいに剥ぎ
今度は、その1.5㎜のヒゴを4枚に剥いでいきます。
一枚当たり、0.4㎜くらいになるのかな?節を越えて、4メートルを上手く剥ぐには、相当な修練が要ります。
私も全集中の呼吸でやります。

コメント
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